村井良大、村井雄のコメントも到着 石井光三オフィスプロデュース『ザ・ポルターガイスト』詳細発表
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石井光三オフィスプロデュース『ザ・ポルターガイスト』チラシ(表)
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すべて見る石井光三オフィスプロデュース『ザ・ポルターガイスト』の詳細が発表された。
『ザ・ポルターガイスト』は、鬼才フィリップ・リドリーが描く刺激的な一人芝居。10代で注目を浴びた芸術家の青年・サーシャが、パートナーとともに姪の誕生日パーティーへ出かける1日の出来事がスピーディーなタッチで描かれ、俳優は次々に登場する11人のキャラクターをシームレスに演じ分けていく。
昨年惜しくも上演中止となったが、ミュージカルからストレートプレイまで幅広く活躍する村井良大を新キャストとして迎え、2025年9月14日(日) から21日(日) まで東京・下北沢の本多劇場で上演される。上演台本・演出は村井雄が務める。
■村井良大 コメント

初挑戦の一人芝居は“自分の芝居”の総決算
僕は一人芝居の元祖は落語だと思ってるんですが、そういうものも勉強しながら、今回、演出の村井雄さんと一緒にしっかりとした一人芝居を作れるタイミングをいただけたのがすごく嬉しいです! この仕事を始めてもうすぐ20年。今までの人生……役者として生きてきたここまでのまとめの作業をどこかでやりたいと考えていて、この『ザ・ポルターガイスト』という初めての一人芝居は、まさに“自分の芝居の総決算”のような感覚です。
10人以上のキャラクターを演じるということで、今はまだ頭の中が混乱していますが(笑)、演じる側も観る側も「役者は一人なんだ」という事実から、この作品にしかない色々な刺激、普通のお芝居とは違う感覚を「感じる」ことで楽しんでいただけると思います。メインで演じるサーシャは天才肌であるが故に少しねじまがってしまっている状態なのかな。まだまだ戯曲を解読中です。想像以上に頭を使うし、非常にアナログだけど、世界観がすごく広がるところがこの作品の魅力。演出効果も含め、パフォーミングアーツ的な表現の作品になりそうです。体感的にはあっという間、本当に“一瞬の体験”のような……ある意味、想像力のテーマパークのような、そんな、フレッシュな感覚で楽しめる作品にできたらいいですね。
■上演台本・演出:村井雄 コメント
コロナ禍で執筆された本作には、ソーシャルディスタンス等による他者との隔絶によって、
より深く自らを見詰め始め、そして追い詰め始めた私たちの姿が描かれている。
主人公サーシャのとある一日を客席で見詰めながら、追い詰めながら、
退路を断たれた私たちもまた、サーシャ同様、その答えに辿り着くのかも知れない。
【STORY】
10代で描いた大規模な壁画が話題を呼び、将来を期待された若き画家・サーシャ。
アート界に旋風を巻き起こすはずだった。
しかし今では世間から忘れ去られ、古びたアパートで俳優志望のパートナーと静かに暮らしている。
輝かしい成功を手にするはずだったのに……。
そんな思いを抱えたまま迎えた、姪の5歳の誕生日。
久しぶりに顔を合わせた家族や旧知の人々との何気ない会話。
記憶の食い違いや過去の栄光、無神経な言葉の数々が、封じ込めてきた感情を静かに揺り動かしていく。
芸術、家族、記憶に翻弄されながら、本当の“自分”に気づく、ある1日の出来事。
<公演情報>
石井光三オフィスプロデュース『ザ・ポルターガイスト』
作:フィリップ・リドリー
翻訳:小原真里
上演台本・演出:村井雄
出演:村井良大
2025年9月14日(日)~21日(日)
会場:東京・本多劇場
PG最速先行:2025年6月30日(月)
チケット一般発売日:2025年7月19日(土) :
https://w.pia.jp/t/poltergeist2025/
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