A24×TOHOシネマズ特集、第7弾は『aftersun／アフターサン』と『mid90s ミッドナインティーズ』

A24制作、ハピネットファントム・スタジオ配給作品を毎月24日にTOHOシネマズで上映する特集上映企画の第7弾が、『aftersun／アフターサン』と『mid90s ミッドナインティーズ』に決定。7月24日(木) にTOHOシネマズ日比谷とTOHOシネマズなんばで上映される。

『aftersun／アフターサン』は、11歳の娘ソフィが父親とふたりで過ごした夏休みを、その20年後、父親と同じ年齢になった彼女の視点でつづる作品。2022年、カンヌ国際映画祭・批評家週間での上映を皮切りに評判を呼び、A24が北米配給権を獲得した。長編映画2本目、当時26歳だった主演のポール・メスカルは、娘への深い愛情をみせる一方、自身の問題に苦悩する若い父親役としての細やかな演技で、第95回アカデミー賞主演男優賞へのノミネートを果たした。

メガホンをとったのは、本作で長編映画デビューを飾ったスコットランド出身のシャーロット・ウェルズ。本作でゴッサム・インディペンデント映画祭ブレイクスルー監督賞、英国アカデミー賞英国新人賞など数々の映画賞を獲得した。本作の脚本も手がけ、彼女自身が経験した幼少時の父との思い出をしたためたという。そのみずみずしい感性で紡がれた物語に惚れ込んだのが、A24が初めて制作し第89回アカデミー賞で3冠に輝いた『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス。プロデューサーに名乗りを上げたジェンキンスは、「もう6回も観ているのに、毎回号泣しすぎて壊れそうなくらいだ」と公開時メディアへのインタビューに答えている。

そして『mid90s ミッドナインティーズ』は、俳優として知られるジョナ・ヒルが監督・脚本を手がけた半自伝的作品で、1990年代のロサンゼルスを舞台に、13歳の少年スティーヴィーがスケートボードに熱中する仲間たちと出会い成長していく姿を描いている。

全編16mmフィルムで撮影された作中には、スーパーファミコンやカセットテープ、ストリートファイターなど1990年代を象徴するような懐かしいアイテムが登場。あらゆる世代の共感を呼び、ナショナル・ボード・オブ・レビューのトップ10インディペンデント映画に選出され、全米4館から1,200スクリーン超まで拡大するスマッシュヒットを記録した。

来場者には、各作品のビジュアルをあしらった特製ステッカー2枚セットをプレゼント。さらに、全国のTOHOシネマズでは全作品来場者（先着限定）に『aftersun／アフターサン』の海外ビジュアルを使用したポストカードも配布予定。TOHOシネマズ日比谷ではゲストを招いたトークイベントも調整中とのことで、詳細は後日発表される。

なお、A24×ハピネットファントム・スタジオの新作として、第82回ゴールデングローブ賞や第74回ベルリン国際映画祭でセバスチャン・スタンが最優秀主演俳優賞を獲得した『顔を捨てた男』が7月11日(金) より、クリステン・スチュワート最新作『愛はステロイド』が8月29日(金) より全国公開される予定だ。

＜イベント情報＞
A24×TOHOシネマズ特集上映

【上映作品】
『aftersun／アフターサン』『mid90s ミッドナインティーズ』

【上映劇場】
TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズなんば

【上映日】
7月24日(木)
※上映時間は各劇場の公式サイトをご確認ください。

【入場者プレゼント】
特製ステッカーセット

TOHOシネマズ 公式サイト：
https://www.tohotheater.jp/

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