Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 衝撃の結末を見逃すな METライブビューイング2024-25/R.シュトラウス『サロメ』

衝撃の結末を見逃すな METライブビューイング2024-25/R.シュトラウス『サロメ』

映画 クラシック

ニュース

ぴあ

続きを読む

フォトギャラリー(7件)

すべて見る

関連動画

すべて見る

充実した内容でオペラファンを楽しませてきたMETライブビューイング2024-25シーズンも最終盤。第7作となるR.シュトラウスのオペラ『サロメ』公演が開催される。オスカー・ワイルドの戯曲を原作としたこのオペラは、聖者ヨナカーンに恋してしまった少女サロメの狂おしい官能を描いた問題作。禁断の恋の果てに起きる衝撃的な結末が、大スキャンダルを巻き起こしたことも語り草だ。

注目されるのが、クラウス・グートの新演出だ。

「『サロメ』は、生々しい衝撃で観る者の目を覆わせる。過保護に育った少女が、愛に溺れ狂気へと転じる姿は、現代の事件現場を彷彿とさせる。ネゼ=セガンの緊迫した音楽とグートの写実的な演出が相まって、観客の心をえぐる、まさに賛否渦巻く現代の問題作となった」(宮本亞門:演出家)

「圧倒的な凄まじさ。これまで見た『サロメ』の中で最もショッキング。戯曲のポテンシャルが最大限に発揮された演出、美術、機構、歌唱。スタイリッシュで視覚的にもテンポが良く、人間の複雑なおぞましさがこれでもかと立ち上がる」(成河:俳優)

などなど、各所から絶賛の言葉が寄せられているだけにこれは気になる。さらには、ドイツ・オペラ最大の難役と言われる題名役のサロメを熱演するソプラノのエルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー と、ヨカナーン役のペーター・マッテイ(バリトン)の熱唱にも期待したい。

さてさて、休憩なしの1時間50分のステージに込められた稀代の情念を見逃すことなかれ。

METライブビューイング2024-25
R・シュトラウス『サロメ』

6月27日(金)から7月3日(木)まで
※東劇のみ7月10日(木)まで

フォトギャラリー(7件)

すべて見る

関連動画

すべて見る