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水谷千重子、4度目の『50周年記念公演』記者会見は“歌あり、笑いあり”の1時間超! 倉たけし&まさとし先輩が一触即発!?

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左から近藤春菜(ハリセンボン)、的場浩司、水谷千重子、高橋ひとみ、倉たけし、まさとし先輩

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今年“も”芸能生活50周年の節目を迎える水谷千重子が座長を務める明治座・博多座・新歌舞伎座『水谷千重子50周年記念公演』の製作発表記者会見が6月19日、都内で行われ、座長の水谷をはじめ、共演する的場浩司、高橋ひとみ、近藤春菜(ハリセンボン)、暴れん坊演歌歌手の倉たけし、まさとし先輩が出席。会場には応募3000通から当選した幸運なファン約140名も駆けつけ、歌あり、笑いありの1時間以上に及ぶ会見の様子を見守った。

毎回、「お芝居ステージ」と「歌謡ショー」の2部構成でファンを魅了する50周年記念公演。過去3回は日本を舞台にした時代劇を上演してきたが、今回は「CAKUGO (カクゴ) 愛と憎しみと追憶と沈黙のミス・フローレンス」と題し、1960年代のアメリカ、ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、水谷演じる謎多き女性ダンサー・フローレンスの波乱に満ちた数奇な人生を描く。

自己紹介で「眞野あずさです。また、バカ言ってる(笑)」と早速“つかみ”を披露した水谷は「4度目の50周年をやらせていただけること、とても感謝しております。お芝居とお歌の2部構成で、素敵なキャストの方々にお集まりいただきました」と挨拶。会場は大きな拍手に包まれた。

前回の50周年記念公演に続き、2度目の出演を果たす的場は、硬派な口調で「先生、4度目の50周年。おめでとうございます」と祝福。前回、水谷の稽古に向き合う姿勢や、本番の集中力に深く感銘を受けたといい「同じ板の上に立たせていただき、勉強になりましたし、今回も身の引き締まる思い。水谷先生を心からお慕いしています!」と力強く宣言していた。

ただ、ファンから「ぜひ、2部の歌謡ショーにも出演してほしい」と熱烈なリクエストが飛ぶと、思わずうつむき「ありがたいですけど、全くの想定外で」と苦悶の表情。尊敬する水谷から「出てもらえたら、うれしいけど。爆苦連亡世(ばっくれんなよ)の時代がよみがえるような歌声を聞けたら」と後押しもあったが、「先生、それは…。僕はお芝居だけで(苦笑)」と歌謡ショーの辞退を申し出た。爆苦連亡世とは、80年代に一世風靡したバラエティ番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」から誕生した不良野球チーム。当時、的場がリーダー格を務めていたことで知られている。

4年ぶり3度目の出演となる高橋は、「水谷先生の舞台は、お客様に魔法をかける。その魔法に少しでも近づきたいと思って、この3年間、舞台『ハリー・ポッター』で魔法を学んできました。ぜひ先生に見ていただきたいです」と、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で演じるマクゴナガル校長を引き合いに、会場を笑いに包んだ。今年は芸能生活46周年だといい、「もうすぐ千重子先生の50周年に近づく。4年後が今から楽しみです」と声を弾ませた。

近藤は50周年記念公演の皆勤賞だが、本公演の記者会見に出席するのは初めて。今回、ブロードウェイの舞台を夢見るダンサーを演じており、役柄をイメージした衣装で登場したが、「千重子先生から『お芝居の衣装で来たら?』とお言葉があって、この衣装を着てきたんですけど、皆さん誰もそうじゃなくて。ビックリしました」と一人浮いた状態に困惑しきり。

水谷が「役のイメージが想像しやすいかなって。ほら、素の春菜ちゃんで来ると、角野卓造さんのものまねになるじゃない」と説明すると、近藤は「ものまねしているわけじゃないんですよ。『角野卓造じゃね~よ』と言うだけで」。すると、今度は倉が「なんでもかんでも否定するなっ。受け入れろ」と説教し、近藤のことを「中華料理!(角野卓造)」、「クッキー人間!(ステラおばさん)」と乱暴なネーミングで呼ぶ始末。水谷&倉のベテラン勢による攻撃に、近藤はタジタジだった。

続いて水谷が沖縄で見出したという大型新人のまさとし先輩を紹介。水谷は「筋を通し、正義感にもあふれている。ちゃんとすればできる子。歌謡ショーで千重子の伴奏をしてもらえれば」と評したが、倉は三線とロング缶のミルクティー、足元はビーチサンダルという軽装が気に入らない様子で「置けよ、ミルクティーを!」とおかんむり。隣同士で座るも、倉がまさとし先輩のビーツサンダルをステージ外に放り出すなど、一触即発の状況が続いた。

しかし、まさとし先輩が得意の三線演奏を披露すると、倉はすっかり魅了され、すぐさま即興のコラボレーションが始まり、意気投合。さらに倉が、カラオケならぬ段ボール製の“倉オケボックス”を持ち出し、水谷が中森明菜の「DESIRE -情熱-」を熱唱するというファン垂涎の展開に。水谷は「こんな風にジョインが生まれる」とご満悦で、4度目となる『水谷千重子50周年記念公演』への決意を新たにしていた。

取材・文・会見撮影/内田 涼

<公演情報>
『水谷千重子50周年記念公演』

【東京公演】
日程:2025年8月22日(金)~9月7日(日)
会場:明治座

【福岡公演】
日程:2025年9月13日(土)~22日(月)
会場:博多座

【大阪公演】
日程:2025年9月27日(土)~10月5日(日)
会場:新歌舞伎座

■お芝居ステージ「CAKUGO (カクゴ) 愛と憎しみと追憶と沈黙のミス・フローレンス」
[原案] 二葉菖仁
[脚本] 二葉森乃介
[演出] 二葉慶太郎

[出演]:水谷千重子
生駒里奈 バッファロー吾郎A
川西賢志郎 神里優希
ハリセンボン(近藤春菜・箕輪はるか、Wキャスト)/ガンバレルーヤ(よしこ・まひる、Wキャスト)
高橋ひとみ(Wキャスト※)/YOU(Wキャスト※)
的場浩司
※高橋ひとみは明治座と博多座、YOUは明治座と新歌舞伎座に出演。

■歌謡ステージ「千重子オンステージ」
[出演]:水谷千重子

■「CAKUGO (カクゴ) 愛と憎しみと追憶と沈黙のミス・フローレンス」あらすじ
1962年アメリカ。シカゴから792マイルを隔てたニューヨーク・ブロードウェイを舞台に繰り広げられる謎多き伝説の女性ダンサー・フローレンスの物語。彼女はいかにしてトップの座に君臨し、突如として姿を消したのか。水谷千重子が贈る、愛と夢と笑いと涙と希望と絶望と感動の完全新作オリジナルでミュージカルなエンターテインメント!

チケット情報
https://w.pia.jp/t/mizutanichieko50/

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