ウォーリー木下が阪神・淡路大震災で被災した経験をもとに描く舞台『1995（仮題）』上演決定　須賀健太、中川大輔、小林唯らが出演

ウォーリー木下が企画・作・演出を務める舞台『1995（仮題）』が、2025年12月13日(土)・14日(日) に、兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、12月17日(水) から27日(土) に、東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。

本作では、1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」に被災し、九死に一生を得たウォーリー自身の経験をもとに、自然災害と直面したときの恐怖と、生き抜くことになった出来事をフィクションとして描く。

キャストには、さまざまなジャンルで俳優として活躍する一方、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』の演出に挑戦するなど、活動の幅を広げている須賀健太、『きたやじ オン・ザ・ロード〜いざ、出立!!篇〜』で主演を務めた中川大輔、2023年に劇団四季を退団後、『レ・ミゼラブル』『ジャージー・ボーイズ』とその活躍が著しい小林唯が名を連ねた。さらに、斎藤瑠希、前田隆成、田中尚輝といった若手実力俳優たちが出演する。

■ウォーリー木下 コメント

人生で一度くらいは自分のことを書いてみてもいいのかもしれない。そう思うのに30年という時間がかかった。
そのくらい「寝かせ」てはじめてできることもあるのだろう。
あのときに起こった出来事を中心に「あくまでもフィクション」として、神戸と地震と青春というものを描いてみようと思っている。
「お涙頂戴」にはならないと思うので安心してください。
それとキャストは僕が信頼する大好きな俳優さんが集まってくれて、おそらく作り方も今までやったことないようなやり方をしようと思う。
どうせやるなら過去を振り返るのではなく未来を照らすような作品になるように。

【あらすじ】
気づくと僕は瓦礫の下にいた。身動きできない中で、聞こえる声、それは猫のスミレの声だ。
彼女に救助を呼んでくるよう託す。僕は目の前の暗闇を覗く。
瓦礫の上では大学生の3人が、あるものを探している。
彼らの友だちのひとりで演劇サークルの彼はいまだに行方不明だ。
彼が書いていた戯曲が瓦礫から見つかる。
その日、その時間、止まっている人たちのいくつかの断片的な物語が交錯し、地層のように重なり合い、時が動くのをじっと待っている。

＜公演情報＞
『1995（仮題）』

企画・作・演出：ウォーリー木下
出演：須賀健太、中川大輔、斎藤瑠希、前田隆成、田中尚輝、小林唯

【兵庫公演】
2025年12月13日(土)・14日(日)
会場：兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

【東京公演】
2025年12月17日(水)～27日(土)
会場：東京芸術劇場 シアターウエスト

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