三宅裕司率いる「熱海五郎一座」新橋演舞場シリーズ第12弾の上演が決定　沢口靖子＆野呂佳代がゲスト出演

東京喜劇「熱海五郎一座」新橋演舞場シリーズ12作目の公演が、2026年6月に東京・新橋演舞場で上演される。

「お客様が心の底から本当に面白いと思える東京の喜劇“軽演劇”を上演しよう、“東京の笑い”を継承しよう」と、2004年に伊東四朗座長のもとに三宅裕司を中心とした第一線で活躍中の喜劇人たちが集結し旗揚げした「伊東四朗一座」。伊東が参加できないときも思いを引き継ぎ、2006年に三宅裕司が座長となり「熱海五郎一座」を旗揚げした。劇団名は三宅の発案で“伊東ならぬ熱海”“四朗ならぬ五郎”という洒落で命名。毎年新作を上演し続け、2014年には東京・新橋演舞場へ初進出するとともに好評のためシリーズ化となり、毎年多彩なゲストを迎えた抱腹絶倒の新作ステージを届けている。2025年6月2日には新橋演舞場シリーズ第11弾『黄昏のリストランテ〜復讐はラストオーダーのあとで〜』が開幕し、本日6月27日(金) に千穐楽を迎えた。

新橋演舞場シリーズ第12弾となる今回は、記念すべき新橋演舞場シリーズ第1回公演にゲスト出演した沢口靖子が一座の熱いオファーに応え、満を持しての再登場を果たす。そして、ドラマやバラエティで幅広く活躍している野呂佳代がゲストとして初参加する。

■沢口靖子 コメント
12年ぶりにゲスト出演させていただくことになりました沢口靖子です。
こう見えても実は私笑い上戸なんですが、前回お稽古場で芸達者の皆さんとお芝居しているとき、おかしくて何度も吹き出してしまったことがありました。そして舞台上でも堪えきれず吹き出してしまい、三宅裕司座長の楽屋に「懺悔」に伺ったことを思い出します(笑)。
「笑うのはお客様、演じる側は笑ってはいけないんですよ」とお叱りを受けました。ごもっともです！
そんな未熟な私ですが、再びチャンスをいただき光栄に存じます。
三宅さんはじめ、熱海五郎一座の皆さんとまたどのようなストーリーで参加させていただけるのか、今からワクワクしながら楽しみにしております！

■野呂佳代 コメント
今回お声がけいただけたこと、とてもうれしかったです。
私は以前から熱海五郎一座のファンで、拝見していました。
毎回毎回面白くて、皆さんのお芝居が大好きで、その年その年のゲストの方とどう絡んでいくのか楽しみで拝見していました。
ついに、自分にお声がけいただきました。
ずっと見てきた舞台だからこそ、緊張していますが、一座のメンバーと一緒に楽しい舞台になるように、頑張りたいと思います。

■三宅裕司 コメント
沢口さんは、熱海五郎一座や伊東四朗さんとのコントライブ、テレビのコント番組などで何度も共演させていただいて最高のコメディエンヌであることを知っているので、ドラマでは絶対見ることができない喜劇役者沢口靖子をお見せしたい。
そして、アイドル、お笑い、バラエティ、ドラマなど各方面でその才能を発揮し、「女優になる」という夢を達成した野呂佳代さんに、エンタテインメント東京喜劇にチャレンジしていただき、さらに上を目指していただきたい。
何かもの凄い化学反応が起こりそうな気がする。

＜公演情報＞
2026年6月新橋演舞場「熱海五郎一座」

作：吉髙寿男
出演・構成・演出：三宅裕司
出演：渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博（交互出演）、深沢邦之（交互出演）
ゲスト出演：沢口靖子、野呂佳代

2026年6月
会場：東京・新橋演舞場