ヒョンビン主演『ハルビン』CGではなくリアルを追求したメイキング映像公開「グリーンバックの前で撮りたくなかった」
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『ハルビン』メイキング映像より (C)2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED
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すべて見る7月4日(金) より上映されるヒョンビン主演映画『ハルビン』のメイキング映像が公開された。
本作は、アジアを震撼させた歴史的事件を現代の視点から再解釈したサスペンスアクションで、1909年に祖国独立という使命を胸に、中国・ハルビンへ向かった大韓義軍アン・ジュングン(安重根)と同志たちの姿を描く。
公開されたのは、3カ国でのロケーション撮影の裏側を捉えたメイキング映像。「あえて苦しい撮影に挑みました」と明かすウ・ミンホ監督。1909年当時の風景を再現するため、モンゴル、ラトビア、韓国で撮影が行われた。

息が上がりながら砂漠のど真ん中にある撮影場所へと歩くヒョンビンたち。「当時の若者たちもこんな風に歩いていたのではないか?」と、リアルを追求する撮影監督のホン・ギョンピョ。「グリーンバックの前で撮りたくなかった」というウ・ミンホ監督の意向に応えるため、自身が担当した『パラサイト 半地下の家族』(2019年)でも使用した高性能カメラARRI ALEXA 65を採用。砂漠や湖の広大な風景を細部までとらえている。
ウ・ミンホ監督は「モンゴルのロケはマイナス40度。8時間待機して撮影は10分足らず」と過酷な現場を明かす。氷上に取り残されたヒョンビンは「撮影をしながら人間の無力さや孤独を感じた」と話すが、360度氷の世界を一歩一歩進むヒョンビンの姿を見ると、その言葉にも説得力が増す。

「どれもリアルな映像であり、雪も全て本物です」と話すホン・ギョンピョ。撮影中の大雪も「天からの贈り物でしたね」と喜ぶ監督だが、雪にまみれたヒョンビンは辛そうに見える。泥まみれでの戦闘シーンや氷を割って泥水にはまる様子も収められ、リアルな映像への飽くなき探求心が映し出された映像となっている。
『ハルビン』3カ国ロケーションメイキング
<作品情報>
『ハルビン』
7月4日(金) 公開
公式サイト:
https://harbin-movie.jp/
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