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池田匡志&堀夏喜の共通点は“気まぐれ男子”? W主演BLドラマ『雨上がりの僕らについて』で深まる関係

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インタビュー

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(撮影:梁瀬玉実)

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この夏、池田匡志と堀夏喜がW主演で挑むのはBLドラマ。互いの好意や自分自身の本当の気持ちと向き合い、不器用ながら恋人として成長していくボ―イズラブを描く。撮影前に「アドレナリンを出す!」と腕立て伏せを始めたのは堀。一見、クールに見える彼だが、気合じゅうぶん。そんな堀の姿を見て微笑む池田の眼差しが優しい。明るくポジティブと自己分析する池田とネガティブという堀は正反対の性格だが、喋るテンポは息ぴったり。インタビューでは二人の共通項が判明し、ふたりが今作でどんな化学反応を巻き起こすのか楽しみになった。

この役を覚悟をもって演じたい

――最初にドラマ『雨上がりの僕らについて』に出演することが決まった時のご心境から教えてください。

池田匡志 BL作品に主演で出演をすることを一つの目標にしていたので、お話をいただき嬉しく思います。台本を読み進めていく中で奏という人物の繊細さや優しさに触れ、この役を覚悟を持って演じたいなと思っています。

堀夏喜 FANTASTICSのグループ内でもBL作品をやっているメンバーが多いので、自分もいよいよ挑戦させていただけるのかと思いました。

――BL作品に出演するあたって、アドバイスをもらいたい人はいますか? 堀さんはメンバーの八木勇征さんからアドバイスをもらったりしたのでしょうか?

 聞いてないですね。僕、元々お芝居のアドバイスってあまりもらわないタイプで。作品のジャンルは一緒でも、役としては全然違うと思うので、同じことをやるわけではないですし。

池田 そっか。僕は八木さんの『美しい彼』を観ましたよ。すごく面白かったですし、素敵でした。美しい世界観だなって。

――お二人はこの作品をどんなところが魅力的な作品にしたいですか?

池田 優しい二人が繋がっていくリアルな様子は、自然体な感じで描けたらいいですね。

 いや、本当にそんな感じですね。最初の顔合わせの時に監督からそういう話もあって、自然体な感じで描けたらいいなって。恋愛のシーンも繊細に演じられたら。

――ストーリーは高校時代の親友だった二人が6年ぶりに再会したことで動き出す恋心が描かれます。池田さん演じる奏は、高校時代から堀さん演じる真城のことが好きで、二人は思いを寄せ合う関係性を演じますが、奏と真城の関係性はどんなところが魅力だと思いますか。

池田 僕は奏目線になっちゃうんですけど…。奏は、過去の傷つきからネガティブになりやすい繊細なタイプで、逆に真城は思ったことをズバスバ言って引っ張ってくれるタイプ。正反対な2人だからこそ、見ていて魅力的だなと思います。

 そうですね。まさに足りないものを補える関係性っていうところがいい。絶妙なバランスだと思います。

池田 ネガティブモードに入りがちな奏の姿に、視聴者の方は背中を押したくなるんじゃないかな。積極的な真城にも繊細な部分もありますし、ふたりの駆け引きみたいなものがすごく面白いなと思います。

 真城が押し強めの天然男子で奏がネガティブピュア男子っていう二人なんですが、真城は気持ちがいいぐらい明るく突き進む系男子なので、見ていてちょっと清々しい部分もあるかなと。さっぱりしている感じが魅力。実際の僕はわりと奏目線に近いからこそ、爽やかさがいいなって思います。普段の僕とはギャップがあるキャラクターですね。

――そうなんですね。実際のお二人は、ポジティブかネガティブ、どちらなんでしょうか?

池田 僕は演じる奏とは反対で、ポジティブ。

 確かに、そうだと思う。僕はさっきも言いましたけど、真城とは違っていて、逆なんですよ。押し弱めで、チャレンジしないタイプで(笑)。ネガティブというか、いろんな細かいところまで考えがちなタイプなので、どちらかというと奏よりなんですよね。僕ら自身が役とはどちらかといったら逆なのが、ちょっと面白いところです。

池田 まだネガティブなところやすごく考えこんでいる姿は、見られてない。普段の雰囲気を見ていると役といいギャップはあるのかもしれないですね。

お互いの印象は「肌が白い!」

――ご自身と正反対の役ということですが、本読みをしてみた手ごたえはいかがでしたか?

池田 撮影に入るのが、より楽しみになりました。実際に堀さん演じる真城の声を聞くとイメージが湧きますね。(堀の声は)僕の中の真城のイメージにハマっていて、素敵だと思いました。

 良かった! 本当におっしゃる通りで。1人で本を読んでいるのと、二人で本読みをするのとでは全然違いますね。
奏の声を聞いたことで、頭の中でバーっと広がる世界があったので、これが実際に動いて、二人の感情をのせてお芝居をしたらどんな感じになるのか、楽しみです。声だけでのお芝居の時の自分の変化も楽しみにしています。

――ここで改めてお互いの第一印象をお伺いしたいです。

池田&堀 白い!!(声を揃えて)

池田 肌が白いなということとスタイルがすごくいいなと思いました。

 僕はすごく声が素敵だなと思いました。男らしいじゃないですか。喉仏がしっかりしてるからかな? 姿勢や立ち姿もシュッとしているけど、芯があって意外と男性っぽいなって思いましたね。

――声を揃えて「白い」とおっしゃいましたが、お互いに「白いですね」って言いあったんですか?(笑)。

池田 言い合いました!

 いや、でもタイプが違う白さ。同じ白ではないですよね。監督とその話になった時、監督にイエベとブルベを説明しました(笑)。

池田 イエベかブルべか、自分の肌の色がどっちか診断するの、流行ってるからね。

 僕は何となく知ってるんですけど、監督は全然知らなくて、教えてあげました。

――息がぴったりなお二人ですが、今回のインタビューで顔を合わせたのは3回目だそうですね。肌が白いこと以外に共通点は、みつかりましたか?

 結構ありますよ! ワインが好きというのは、さっき発覚したんですよ。

池田 あと、服が好きとかね。趣味の話でも、いろいろと盛り上がれそうです。距離感が近い役を演じるので、コミュニケーションをとったほうがやりやすくなると思っています。

 確かに。でも、そんなにコミュニケーションとろうと意識せずとも、撮影の合間とかも自然とちょいちょい喋ったりしていて。

池田 そう。喋ろんなきゃという感じではなくて、自然と会話が続いている感じ。

――喋り方やテンション感もそうですし、空気感、ちょっと似てますよね?

 それ、めっちゃ言われます!

池田 うん。喋るテンポ感が似てると思います。

 よくゆっくり喋るって言われる。

池田 そうそう。喋るペースが似ています! それもこの二人の共通点です。

疲れたときテンションがあがるものは?

――W主演ですが、二人でどのように現場を盛り上げたいですか。

池田 スケジュールは、多分ハードなスケジュールになりそうなので、疲れてきたらお互い支え合って、楽しい雰囲気の現場にしていけたらなと思っています。

 そうですね。現場も皆で作っていけるような優しい空気感のものにしたいね。そういえば、さっき、疲れた時は、炭酸飲料を飲みたくなるって言ってなかった?

池田 そう。炭酸飲料が好きなので、あるとちょっと元気になります。

 …っていう話を聞いたんで。いいこと聞いたな、と。

池田 疲れた時は何があるとテンション上がる?

 これがあるとテンション上がるのは……おにぎり! 僕、おにぎりが好きで、めっちゃ食べるんですよ。中でも鮭がいちばん好きですね。

――ちなみに堀さんは先ほど、池田さんがソロカットを撮影中にいきなり腕立て伏せをして、パンプアップされてましたけど、このドラマのために筋トレをされてるんでしょうか?

 いやいや、ちょっと血が巡ってないなと思って。アドレナリンを出すために腕立て伏せをしていました(笑)。肉体改造はしなくても、ダンスを常にしているので、いつでも腹筋はバキバキなんで、大丈夫です!

――撮影を楽しみにしているシーンはありますか?

池田 僕は水族館デートのシーンがすごく楽しみですね。実際にある水族館に行けるのかなって。

 きっと行くんじゃないかな。

池田 久しぶりの水族館かも。水族館の雰囲気って好きなんですが、普段はなかなか行かないので楽しみです。

 僕は奏と真城の高校時代の回想シーンが楽しみですね。学校のシーンのロケ地は、海が見えるすごく気持ちの良い場所らしくて。海が近い学校ってめちゃくちゃいいロケーションでいいなって。学生時代、こんな海の見える学校に通いたかったな。撮影中も海を眺めながら、一息ついたらリラックスできそうなので楽しみにしています。

ふたりの共通点は、気まぐれ男子?

――お二人が演じるのは、押し強めな天然男子とネガティブピュア男子です。自分自身は「〇〇男子」に当てはめるとしたら、何男子?

池田 うーん……難しいですねぇ。セールスポイント的なこと?

 キャッチフレーズみたいな感じですかね? 僕は気分屋自然体男子です!

池田 猫みたいな感じ?

 ああ、言われてみれば猫系かも?

池田 一緒ですね。僕も気分屋なんで。

 あ、じゃあ一緒だ。

池田 またもや似てる。僕は、明るい気まぐれ男子です(笑)。

――役どころとは真逆というお二人ですが、料理男子を演じる池田さんは全然お料理しないんですか?

池田 本当に奏と真逆で。お料理しないです。めちゃくちゃ綺麗好きで整理整頓もすごくできる役なんですが、僕はそんなことはなくて。この役をきっかけに変われるんじゃないかと(笑)。

 僕は奏みたいに旬の野菜を使って料理はしないですけど、ちゃんと料理もするし、掃除もしっかりやるので、奏っぽいかも。

池田 奏とは喜怒快楽がストレートな感じ、素直な感じは自分と似てると思う。

 なるほど。僕はこれだってなったら、集中してしまうところとかはすごく真城と似てますね。

――ピュアなラブストーリーにかけて、最近ちょっと心がキュンとしたことがありましたら、教えてください。

池田 あまり懐いてなかった実家の猫が急に僕のところにめちゃくちゃ寄ってきてくれた時は、可愛くてずっとキュンキュンしてました。実家にはワンちゃんもいて、犬は僕のことを覚えてくれてるんですが、猫はたまにしか帰らない僕のことは、覚えてくれてないのかなというくらいクールだったんです。でも、この前帰った時はすごく近づいてきてくれたのでめちゃくちゃ嬉しかったですね。

 僕2021年に公開した映画で、『ボイリングポイント』を観て心が動きました。ロンドンの高級レストランを舞台にしたヒューマンドラマなんですが、ある1日の出来事を90分ワンカットで撮ってるんですよね。ストーリーももちろんいいんですけど、ノー編集のワンカットで撮影したっていうこともすごいって思いました。

――最後にドラマを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

池田 奏と真城の二人に限らず、登場人物それぞれが言葉にならない想いをそれぞれ抱えています。自分の想いをぶつけ合いながら、どんどん繋がっていって、気持ちが交わるうちにいつの間にか誰かの隣が自分の居場所になっていく過程をすごく丁寧に優しく描いています。見終わった後は、自分にもっと優しくしようと思えるようなドラマになっているので、楽しみにしていただけたらと思います。

 何か問題があった時にお互いに背中を押してくれる存在になっていく姿が描かれています。そんな二人の姿を観ている皆さんの背中もそっと押してくれるような作品でもあると思うので、ぜひ見守っていただけたら!

取材・文:福田恵子 撮影:梁瀬玉実

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<番組情報>
ドラマNEXT『雨上がりの僕らについて』

テレ東にて毎週水曜深夜24時30分より放送

公式サイト:
https://www.tv-tokyo.co.jp/ameagari/

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