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パンダドラゴン初のファンクラブツアー『ヴィーナス・ゼウス♡大感謝祭〜いつもありがとう〜』歌い踊り笑顔を咲かせたファイナル東京公演をレポート!

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Text:松木美歩

パンダドラゴン初のファンクラブツアー『ヴィーナス・ゼウス♡大感謝祭〜いつもありがとう〜』が愛知・群馬・北海道・東京で開催された。7月16日(水)にリリースとなるニュー・シングル「マジ☆まじない」のリリースイベントと並行して行われたこのファンクラブツアーは、メンバーの地元開催も含め(群馬:たいが、北海道:なるき)、ファンクラブイベントならではのアットホームで特別な空間となった。

そして、6月26日(木)東京・Zepp Hanedaで開催された最終日。前日にメンバー・なぎの体調不良がアナウンスされ、急遽4人での開催となるアクシデントが発生。普段は5人のフォーメーションで作り上げるステージ。ファンクラブイベントならではの和やかな空気感の中でも実のところはかなりの緊張感が迸っていたはずだ。それでもメンバー4人と集まったヴィーナス・ゼウス(パンダドラゴン のファンの名称)全員でなぎをフォローし、完璧なステージを作り上げた。アクシデントとはいえ、これもまた特別な空間となった。

多くのヴィーナス&ゼウスで埋め尽くされ、ソールドアウトで迎えたZepp Haneda。そんな特別な1日をレポートする。

ステージに登場した4人でまずは新曲「マジ☆まじない」からスタート。底抜けに明るいパーティーチューンで一気に会場内が華やかになり、ヴィーナスとゼウスの完璧なコールと共に軽やかに歌い上げた。

恒例の自己紹介ではようたがなぎの代わりに自己紹介をしたり、客席との呼応もいつも通りだったり、「気持ちは5人で!」という言葉があったり、誰の気持ちも置いてけぼりにすることなく開始早々から全員で作り上げる空間をすでに完成させる。ステージ前方にはなぎに見立てたぬいぐるみが鎮座し、終始全貌を見守っていた。

このイベントでは「パンダドラゴンのこの曲をライブで聴きたい」をファンクラブ会員が事前に投票し、リクエストアワーとして上位10曲が披露されることになっており、リクエストアワーの10位から6位までを曲の披露とともに一気に発表していった。

10位「輪舞曲〜Black out〜」では赤く染まる照明に包まれながら雰囲気をガラリと変えて妖艶に魅了し、9位「NEO TRAVELER」のイントロが流れると客席からは歓喜の声が上がり色とりどりのペンライトが揺れ、8位にランクインした「キラリペダル」ではカップリングに名曲多い説を実証させながらエモーショナルに歌唱。7位「決戦!ヴァレンティーノ」では「ファイナル盛り上がっていきましょう!」と気持ちを上昇させ、時折ビジョンに映るなぎのぬいぐるみが全員を笑顔にさせていく。6位「愉快痛快!ホアロハ!」では、緩やかで心地いいメロディに合わせてステージと観客が一体になって「パパパパラダイス!!」と体を揺らした。

5曲を連投したところでMCへ。すでに汗だくになりながらも笑顔でヴィーナス&ゼウスとの交流を楽しむ4人の姿はとても充実していた。大きな会場でありながらもまったく距離を感じさせない親しみやすさも彼らの魅力のひとつだ。

ここからはファンクラブイベントならではのゲームコーナーへ。このコーナーの司会として全公演に登場したお笑い芸人・むとパンがステージに登場すると、「うちらが出てきたときよりすごいんだけど!」とぱっちが嫉妬するほどの歓声に包まれていた。すでにパンダドラゴンファンにはお馴染みのむとパンを交えて、この日のゲームが「ゾンビ店員ゲーム」であることが告げられる。おそらく誰も経験したことのない謎のゲーム名にメンバーも観客もざわめくが、その内容はゾンビになった店員が注文された料理を運んで「お待たせしました、〇〇です」と料理名をゾンビ風で説明(はっきりとは言わずに曖昧にイントネーションや文字数だけで読み取る)し、その料理名がなにかを回答者が当てるという斬新かつシンプルなゲーム。「なんかいけそうじゃない?」とメンバーも自信満々。

「まず誰からやる?」「ゾンビっぽい人からやる?」「じゃあたいがちゃんだね」と1人目のゾンビ店員が速攻でたいがに決まると客席も笑いに包まれ、和やかな雰囲気の中でゲームがスタート。最初のお題が「ハヤシライス」であることが告げられ、ゾンビになりきったたいがが「お待たせしました、ハヤシライスです(実際は料理名を曖昧に濁して言ってます)」と言うも意外と聞き取れてしまうという凡ミス。客席も含め大半がハヤシライスと聞き取れてしまい、3人も速攻でペンを走らせスケッチブックに答えを書き全員正解。次にゾンビっぽい(!?)という理由でなるきが選ばれ、高身長、高音ゾンビ・なるきがお題の「カニクリームコロッケ」を告げると、ようたがすごいスピードで正解を書くも、ぱっちの「後輩のリゾット」というなんとも恐ろしい珍回答が飛び出し爆笑に包まれる。

3人目、ようたのゾンビさながらの演技に悲鳴まじりの笑いが起こる中、たいがが速攻で答えの「ハンバーガー」に辿り着き、難問と思われたお題を正解。ラストのぱっちはなにを言っているのかわからないまま袖にはけていくも、文字数の少なさのみをヒントに「フォー」という答えを導き出したたいががまたしても正解。マイナスも加算されるポイント制の順位は1位ようた、2位なるき、3位ぱっち、4位たいがという結果に。お次のロシアンびりびりペンでも悲鳴と爆笑が巻き起こり、びりびりペンを引き当ててしまったぱっちがゴムぱっちんの罰ゲームを浴びてゲームコーナーは終了。和やかを通り越して会場全体が笑顔で溢れかえったのもファンクラブイベントならではの光景だろう。

リクエストアワーに戻る前に今日限定のスペシャル演目として、CANDY TUNE「倍倍FIGHT!」を披露されることが告げられるとさすがの人気曲、大きな歓声が上がる。超高速メロディに合わせての圧巻のパフォーマンスにボルテージは最高潮。「パンダドラゴンにこの曲合っているよね」と話していたように、相性の良さを証明してくれた愛嬌のあるダンスパフォーマンスだった。そして、本来はなぎの歌唱が予定されていた8曲目ではようたソロ曲に変更され、「メゾネットラブ」を披露。大人のバラード曲が会場の集中力を高めていき、空気感をガラリと変えていった。

Tシャツ姿になってのMCでは、なぎ欠席によるドタバタDAYになりつつも、8年目にして初めてファンクラブツアーを開催できたことに感謝するとともに、サブタイトルでもある「いつもありがとう!」をヴィーナス&ゼウスに何度も伝え、その度に「どういたしまして〜」と返す光景はとても微笑ましかった。そして、ここからはリクエストアワーに戻り5位からの発表。5位は「幸せならOKです!」がランクインし、それぞれの推し曲の登場に歓喜するヴィーナス&ゼウスたちの声のボリュームも上がっていく。

続けて4位は「嘘つかないで」。この辺りから選曲がかっこいい路線に変化していくのがわかる。ディスコサウンドに乗せて拳を力強く握りしめて「嘘つかないで」と歌唱する姿はなんとも凛々しくかっこいいのだ。地声で歌うというと語弊があるのかもしれないが、こういう一面が見れるのもパンダドラゴンの良さだし、やっぱりみんなが好きな一面だ。

リクエストアワーということもあり、いつもと違う選曲に「「幸せならOK」が5位に入るのは意外だよね」「でも歌詞が沁みるんだよね」などそれぞれの想いを伝えつつ、ここで一旦ブレイクしてもうひとつの企画、「LINEの返信が早いと思うメンバー」をランキングで紹介するコーナーを挟む(結果は70%を獲得しぱっちが断トツ1位)。そして、上位トップ3の発表へと進み、3位「SONOKI」が発表されると、「おぉ」と意外そうな声が漏れる。ユーロビートのサウンドに揺れながらアイドルにとどまらないセクシーさも全開に、またしてもカップリングに名曲多い説を実証する曲がランクインし、2位「Futurize」へ。「みんなかっこいい曲が好きなんだね」とMCで吐露するほどに上位にはクールな曲が並んだのもファンクラブならではだ。

抽選会を挟み、リクエストアワー第1位の発表。選ばれたのは「Cookin'ぐーぐ」。ついにカップリングに名曲多い説を立証させる曲が1位を獲得。曲調も相まって肩の力を抜いて穏やかにこの一曲を楽しんでいる姿が印象的だった。「すべての曲がみんなに愛されていると実感できました」ファンクラブイベントだからこそ普段見せない緩さがあったり、ファンクラブイベントだからこその選曲があったり、いつもとは違う特別な時間にメンバーもヴィーナス&ゼウスも笑顔の絶えない2時間だった。

最後に新しいお知らせとしてニュー・シングル「マジ☆まじない」のミュージックビデオ公開と、今作でオリコン1位を獲得することを新たな目標に掲げ、「楽しい夏にしましょう!」という言葉を残し、この日のライブは終了した。

7月16日(水)にユニバーサルミュージック移籍第1弾シングル「マジ☆まじない」を発売し、7月19日(土)NHK大阪ホールを皮切りにホールツアー『パラゴンなつまちゅりゴンアゲ!PANDA☆DISCO』がスタート、さらには所属事務所のアーティストが出演する『株式会社DD横浜アリーナ公演』も控えるパンダドラゴン。快進撃はまだまだ続く。

<公演概要>
パンダドラゴン
ファンクラブツアー『ヴィーナス・ゼウス♡大感謝祭〜いつもありがとう〜』

6月26日(木)東京・Zepp Haneda

【Set List】

01. マジ☆まじない
MC
02. 輪舞曲〜Black out〜(10位)
03. NEO TRAVELER(9位)
04. キラリペダル(8位)
05. 決戦!ヴァレンティーノ(7位)
06. 愉快痛快!ホアロハ!(6位)
MC
ゲームコーナー(司会:むとパン)
07. 倍倍FIGHT!(CANDY TUNEカバー)
08. メゾネットラブ(ようたソロ)
MC
09. 幸せならOKです!(5位)
10. 嘘つかないで(4位)
MC
11. SONOKI(3位)
12. Futurize(2位)
抽選会
13. Cookin'ぐーぐ(1位)

パンダドラゴン「マジ☆まじない」Music Video

<リリース情報>
ニュー・シングル
「マジ☆まじない」
7月16日(水) 発売

◾️通常盤:1,200円(税込)
◾️初回限定 メンバーソロジャケット盤
たいが盤:1,200円(税込)
なぎ盤:1,200円(税込)
なるき盤:1,200円(税込)
ぱっち盤:1,200円(税込)
ようた盤:1,200円(税込)

通常盤ジャケット

【収録曲】
01. マジ☆まじない
02. ちゅるちゅるらぶ
03. マジ☆まじない Instrumental
04. ちゅるちゅるらぶ Instrumental

<公演情報>
パンダドラゴンホールツアー2025
『パラゴンなつまちゅりゴンアゲ!PANDA☆DISCO』

7月19日(土)・20日(日) 大阪・NHK大阪ホール
7月26日(土)・27日(日) 福岡・福岡国際会議場 メインホール
8月11日(月・祝) 愛知・アイプラザ豊橋 講堂
8月23日(土) 東京・東京国際フォーラム ホールA

株式会社DD横浜アリーナ公演

1部『凄スギDDフリラ』(無料ライブ)
2部『ヤバスギDDP』(有料ライブ)
10⽉19⽇(⽇) 神奈川・横浜アリーナ

※開演時間などの詳細は追って発表

パンダドラゴン オフィシャルサイト
https://pandadragon.jp

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