4-1の快勝で浦和が再び上位争いに割って入るか? 新加入初ゴールの小森「ここから勝って勝って勝ちまくる」
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小森飛絢(浦和レッズ) (c)J.LEAGUE
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すべて見る快勝だ。7月23日・埼玉スタジアム2002に集った2万6977人は公式戦5試合ぶり、約2か月ぶりとなる勝利の味を噛みしめたことだろう。浦和レッズは『明治安田J1リーグ』第21節で湘南ベルマーレに4-1。スコアラーの面子も良かった。
オープンな立ち上がりとなった12分、左SB荻原拓也のFKからボランチのサミュエル・グスタフソンがヘッドでネットを揺らすが、VARが介入。オン・フィールド・レビューでボランチ安居海渡が戻りオフサイドから相手をブロックしたことが判明し、ノーゴールとなった。ならば33分、トップ下の渡邊凌磨の左CKからゲームキャプテンを務めるCBマリウス・ホイブラーテンがヘッド弾をズバリ。先制点直後に高精度のボールを放った渡邊が負傷しピッチを去るも、前半アディショナルタイムには荻原の左CKからCF小森飛絢が加入後初ゴールとなるヘディングシュートを決めて、嫌な流れを払拭して前半を終えた。
後半は悩めるベンチメンバーが結果を残した。56分相手のクロスからのヘディングシュートがクロスバーを叩いてヒヤリとしたが、66分に関根貴大、松本泰志、大久保智明を同時投入。すると5分後、GK西川周作のロングフィードが起点となり、素早いスローインに松本が反応してクロスを送ると、関根がダイビングヘッド一閃。苦しんでいたチームキャプテンが待望の今季初ゴールを叩き出した。すぐさま湘南に1点返されるが、後半アディショナルタイムには前掛かりになった相手の裏を取った途中出場のチアゴ・サンタナが4か月半ぶりとなる得点でゴールラッシュを締め括った。『FIFAクラブワールドカップ』後、リーグ再開のFC東京戦は悔しい逆転負けを強いられたが、この勝利は大きい。浦和はこの4-1を意味のあるものにしなければならないし、この勝利をキッカケに再び上位争いに割って入らなければならない。
浦和での初ゴールに安どの表情を見せた小森は「とりあえず勝ちたい。自分がゴールを取ってチームを勝たせたいという思いでピッチに立った。悔しい半年を過ごしたので、これから晴らせればいいなと思う。これから勝って勝って勝ちまくるので、熱い応援をよろしくお願いします」とさらなる活躍をサポーターに約束した。
一方、福岡は5試合負けなしで8勝7分8敗の五分の星をキープする。ここ2試合は引き分けに終わったが、相手は上位勢。第22節・ヴィッセル神戸とスコアレスドローを演じると、第24節・京都サンガF.C.戦は0-2の劣勢から後半アディショナルタイムの90+3分にウェリントン、90+5分に重見柾斗と途中出場のふたりが立て続けに今季初得点をマークする劇的展開で強豪相手に勝点1を手繰り寄せたのだった。
J1での通算対戦成績は浦和が14勝4分7敗と勝ち越しているが、直近では2連敗。2試合連続で福岡にウノゼロを完遂された。4月の第9節でもカウンターからチャンスを作るも、最後まで福岡の堅守を破ることはできなかった。
果たして、浦和が3か月ぶりの連勝を飾るのか、それとも、福岡が勝ち星先行を遂げるのか。『明治安田J1』第23節・浦和×福岡は7月27日(日)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。当日はじゃぶじゃぶプールや各種スライダーなどが設置された「REDS’涼夏(すずなつ)」と埼玉のご当地アイスが集結する「ひんやりアイスまつり」を同時開催。またスタジアム場内・場外のすべての飲食売店にて生ビールを1杯500円の特別価格で提供する。さらに新企画が登場。ゲスト・都築龍太、岡野雅行、酒井友之、田中マルクス闘莉王(オンライン)、MC・水内猛によるトークセッションややじうま解説、写真撮影、ビュッフェ&フリードリンクなどの5大特典が付いたホスピタリティプログラム「REDS HEROES CLUB」を販売。チケット発売中。
浦和レッズ対アビスパ福岡 明治安田J1リーグ
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浦和レッズ対アビスパ福岡 ホスピタリティプログラム
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