長尾謙杜×山田杏奈『恋に至る病』初恋と事件が交差する場面写真6点公開

長尾謙杜（なにわ男子）と山田杏奈がダブル主演を務める映画『恋に至る病』の場面写真6点が公開された。

ミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する俊英作家・斜線堂有紀による同名小説を実写映画化した本作。人付き合いを避け、他人と深い関係を紡がないように生きてきた内気な男子高校生・宮嶺望（長尾）は転校をきっかけに、クラスの人気者である寄河景（山田）と出会う。誰に対しても距離を置こうとする宮嶺に対して、景は持ち前の明るさで距離を縮めていく。自然と一緒に過ごす時間が増えていく中で、徐々に惹かれ合い恋に落ちていくふたりだが、同級生の不審死が続発し、宮嶺は景に対して疑惑を抱くようになる。監督は『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一が務める。

公開された場面写真には、宮嶺と景の関係が深まっていく様子と、ピュアすぎる一途で不器用な恋に伴う葛藤と疑念が映し出されている。景が宮嶺の頬に手を添えて自分の方を向かせ視線を合わせるカットや、横並びで自転車に乗り通学するカットなど、ごく普通の高校生であるふたりが育むピュアで不器用な初恋の瑞々しさが捉えられている。一方で、クラスメイトに囲まれ笑顔輝く景の姿から一転、根津原（醍醐虎汰朗）と睨み合う姿や、屋上から飛び降りようとする女子学生を真剣な眼差しで見つめるカットからは、学校全体を揺るがす恐ろしい事態に景が関わっているのではないかという緊張感が伺える。

さらに、取調室で刑事・入見（前田敦子）と対峙する宮嶺の深刻な表情からは、不穏な事件の中心に宮嶺も巻き込まれていく展開を予感させ、単なるラブストーリーでは終わらない物語の深度が切り取られている。

＜作品情報＞
『恋に至る病』

10月24日(金)公開

公式サイト：
https://koiniitaruyamai.asmik-ace.co.jp/

(C)2025『恋に至る病』製作委員会