映画『アンティル・ドーン』制作陣のホラー愛あふれるコメントが到着「とことんやる覚悟を持った役者を求めました」
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『アンティル・ドーン』
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すべて見る『ドント・ブリーズ』シリーズで知られる映画スタジオ、スクリーン・ジェムズの最新ホラー映画『アンティル・ドーン』より、制作陣のホラー愛あふれるコメントが到着した。
本作は、PlayStation5/PC用人気ゲーム『Until Dawn -惨劇の山荘-』の実写映画化作品。監督は『アナベル 死霊人形の誕生』『ライト/オフ』などを手掛けたデビッド・F・サンドバーグ。そして『死霊館のシスター』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』といったホラー作品を世に放ってきたゲイリー・ドーベルマンと、『ポラロイド』のブレア・バトラーが共同で脚本を担当した。
ホラー愛の塊である制作陣は、何よりも恐怖演出ありきで情熱的に制作に取り組み、キャスティングも非常に具体的かつ必要不可欠な資質を俳優に求めたという。まず、サンドバーグ監督が「役者たちは泥の中を這いまわったり、血まみれになったり、叫び続けたりすることになるとわかっていました」と語るように、確固たる恐怖へのイマジネーションが本作の基盤にあった。

さらに、ゲームファンに愛されている『Until Dawn -惨劇の山荘-』の要素をしっかりと表現すべく物語が練られた本作では、主人公たちが毎回異なる恐ろしい体験をしながら、ある一夜を死とともに繰り返すことになるが、サンドバーグ監督は「彼らのために非常に困難な状況を作らなければなりませんでした」と本作の特異点といえる、死んでも死んでも終わらない“恐怖のタイムループ”を描く物語の構成に触れつつ、「プラクティカルエフェクツ(特殊メイクやワイヤーアクション、天候や自然現象の操作など物理的な効果を映像制作に取り入れる手法)を多用する非常にチャレンジングな撮影になるので、“とことんやる覚悟”を持った役者を求めました」と、サンドバーグ監督が思い描くとおりに恐怖表現を実現させることをキャスティングでも第一優先としたことを明かしている。
そんなホラーへの愛と情熱が注ぎ込まれ“ホラー映画へのラブレター”ともいえる本作を作り上げたサンドバーグ監督らは、ホラー映画の楽しみ方についても言及しており、ドーベルマンは「ホラー映画は、映画館で観客のひとりとして体験する方が断然楽しめます。観客みんなで一緒に叫んで、ビクっとして、息をのんで、時にはスクリーンに向かって言い返したりするのが大好きなんです」と自身のホラー映画へ抱く原風景を明かす。
サンドバーグ監督も完全に同意し、「私がこれほどにホラー映画が好きな理由のひとつは、映画館という空間で最高に楽しい時間を過ごせるからだと思います。互いの悲鳴が聞こえたり、観客全員の緊迫感が感じられますからね」と続け、ホラー映画制作を目標に夢を追い続けてきたからこそあふれ出る深い愛をにじませた。
さらにサンドバーグ監督は、本作に影響を与えた作品として、『ハロウィン』(1978年)や『死霊のはらわた』(1985年)、『サイレントヒル』(2006年)、『死霊館』(2013年)など、映画史に残るホラー作品を次々と挙げた。
<作品情報>
『アンティル・ドーン』
8月1日(金) 公開
公式サイト:
https://untildawn.jp
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