「PFFアワード2025」最終審査員に門脇麦、山中瑶子ら5名が決定
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「PFFアワード2025」最終審査員
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すべて見る9月6日(土)より東京・国立映画アーカイブにて開催される『第47回ぴあフィルムフェスティバル2025』(以下、PFF)のコンペティション部門「PFFアワード2025」の最終審査員が決定した。
「PFFアワード」は、1977年にスタートした映画監督を目指す若者たちの自主映画のコンペティション。現在公開中の『国宝』の李相日監督、今年の大島渚賞を受賞した『ナミビアの砂漠』の山中瑶子監督、5月のカンヌ映画祭で注目を集めた『ルノワール』の早川千絵監督など、これまでに190名を超えるプロの映画監督を輩出してきた。
最終審査員に選ばれたのは、門脇麦(俳優)、関友彦(プロデューサー)、福永壮志(映画監督)、山内マリコ(作家)、山中瑶子(映画監督)の5名。

「PFFアワード2025」の応募数は史上2番目となる795作品で、昨年から実施している10代の出品料無料化の効果もあり、10代の応募作品が前年比約1.5倍に増加。17名のセレクションメンバーによる約4カ月間の選考を経て、22本の入選作品が決定した。
入選作品は、9月のPFF東京会場で2回、11月開催の京都会場で1回のスクリーン上映に加え、今年もオンラインでの同時配信を予定。グランプリなど各賞は、9月19日(金)の表彰式にて発表される。また、若年層の観客とつくり手の出会いの場を創出すべく、「第47回ぴあフィルムフェスティバル 2025」にて、10代限定の無料招待キャンペーンを実施する。「PFFアワード2025」のほか、今後発表予定の「特集企画部門」を含む、全プログラムが対象となる(事前申込制)。
「PFFアワード2025」入選作品
※作品名五十音順。年齢は応募時、職業(学校名)は制作時のもの
『あの頃』(11分)
監督:戸田遥太(18歳/埼玉県出身/埼玉県立松山高等学校 映像制作部)

『アンダー・マイ・スキン』(20分)
監督:細川巧晴(21歳/富山県出身/京都芸術大学 芸術学部 映画学科)

『カクレミノ』(35分)
監督:澤田 晴(22歳/福井県出身/長岡造形大学 視覚デザイン学科)

『空回りする直美』(44分)
監督:中里ふく(20歳/東京都出身/東放学園映画専門学校 映画制作科)

『黄色いシミ』(32分)
監督:野村一瑛(29歳/東京都出身/フリーター)

『傷ついた天使』(96分)
監督:田辺洸成(21歳/福岡県出身/青山学院大学 総合文化政策学部)

『Caravan』(59分)
監督:庄司 皓(23歳/宮城県出身/同志社大学)

『屈折の行方』(66分)
監督:鴨林諄宜(25歳/大阪府出身/フリーター)

『紅の空』(26分)
監督:瀨川 翔(17歳/東京都出身/三田国際科学学園高校)

『CROSS-TALK』(26分)
監督:原田 捷(24歳/神奈川県出身/会社員)

『郷』(93分)
監督:伊地知拓郎(27歳/鹿児島県出身/映画監督)

『人生はいつだってHARDだ』(34分)
監督:笠原崇志(30歳/宮城県出身/俳優)

『名前をつけるのは、これから』(39分)
監督:直林水悕(29歳/福岡県出身/会社員)

『ノイズの住人』(48分)
監督:アンドレス・マドルエニョ(30歳/メキシコ出身/武蔵野美術大学大学院 映像・写真コース)

『PEAK END』(120分)
監督:シン・チェリン(26歳/韓国出身/京都芸術大学 芸術学部 映画学科)

『BRAND NEW LOVE』(84分)
監督:岩倉龍一(22歳/神奈川県出身/東京造形大学 造形学部 映画・映像専攻)

『僕はガタロウ』(18分)
監督:久保地穂乃(24歳/東京都出身/フリーター)

『マイ スモール ワールド』(11分)
監督:丸岡優月(21歳/愛知県出身/名古屋学芸大学 映像メディア学科)

『宮沢さんは剥がさせないっ!』(12分)
監督:金澤誠人(16歳/東京都出身/東京都立工芸高等学校 マシンクラフト科)

『ロ-16号棟』(11分)
監督:井上優衣(21歳/東京都出身/武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科)

『惑星イノウエ』(54分)
監督:鈴木大智(22歳/東京都出身/東京造形大学 造形学部 映画・映像専攻)

『ワンダリング・メモリア』(18分)
監督:金内健樹(35歳/東京都出身/フリーター)

<開催情報>
『第47回ぴあフィルムフェスティバル2025』
日程:9月6日(土)~20日(土)
会場:国立映画アーカイブ ※月曜休館

公式サイト:
https://pff.jp/47th/
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