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平面の美と立体の美を内包する「きもの」の歴史とヒミツを紐解く展覧会「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」開催中

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「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」が、9月15日(月・祝)まで京都国立近代美術館にて開催中だ。

本展は、装いとして、また美術品として国内外で熱い視線を集め、"Wearable Art(着るアート)"とも称される「きもの」のデザインにスポットを当てた展覧会。

きものは平面に広げても美しく、人が身にまとえば立体になって衣裳としての喜びを与えてくれる。本展では、きもののデザインとものづくりの思考の両面から「きもののヒミツ」に迫る。
合計約100点にも及ぶ明治時代から昭和時代初期にかけての友禅染裂の展示は、多種多様な流行を反映しており本展の見どころのひとつになっている。

《小袖 白綸子地立木薔薇文様》19世紀初期 株式会社千總ホールディングス蔵

また、本展で展示を予定されている岸竹堂の《大津唐崎図》《梅図》(後期展示)が、国の重要文化財に登録されることが決定した。今回の展示が、指定決定後初めての公開となる。
《大津唐崎図》は、琵琶湖畔の風景が描かれた岸竹堂(1826-97)の代表作で、明治時代初期の作品でありながら西洋絵画や写真を連想させる空間表現に先駆性を示す。《梅図》は、当初《大津唐崎図》の裏面に表具されており、附(つけたり)指定されることとなった。
作者の岸竹堂は、明治時代の京都の染色業界と日本画家とのつながりを語る上で非常に重要な存在だ。近代の京都におけるものづくりの軌跡を捉えるために、彼の作品をぜひ会場で観てほしい。

神坂雪佳原画《きもの シルエット琳派百花ブルー》2015年 株式会社千總ホールディングス蔵

音声ガイドのナビゲーターは女優の常盤貴子。こちらもぜひチェックを。

チケットは発売中。

<公演情報>
「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」
会期:9月15日(月・祝)まで開催中
※前期(7月19日(土)~8月17日(日))、後期(8月19日(火)~9月15日(月・祝))で展示替えを行います。
時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで)。入館は閉館の30分前まで。
会場:京都国立近代美術館
休館日:月曜日(ただし8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)は開館)、8月12日(火)
料金:一般-2000円 大学生-1300円(要学生証) 高校生-600円(要学生証)
主催:京都国立近代美術館、読売新聞社
特別協力:株式会社千總ホールディングス、一般社団法人千總文化研究所
協賛:岩谷産業株式会社、京セラドキュメントソリューションズ株式会社、株式会社きんでん、清水建設株式会社、非破壊検査株式会社

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2510071

公式サイト:
https://www.yomiuri-osaka.com/lp/kimono/

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