舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』平岡祐太ら5名がデビュー「誰かの心をそっと照らす光となりますように」
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左から)スコーピウス・マルフォイ:大久保樹、ドラコ・マルフォイ:内田朝陽、ジニー・ポッター:吉井怜、ハリー・ポッター:平岡祐太、アルバス・ポッター:原嶋元久、ハーマイオニー・グレンジャー:奥村佳恵、ロン・ウィーズリー:関町知弘 (撮影:渡部孝弘)
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すべて見る2022年7月8日に開幕し、ロングラン上演4年目を迎えた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。2025年8月3日には、新ハリー・ポッター役の平岡祐太、ハーマイオニー・グレンジャー役の奥村佳恵、ロン・ウィーズリー役の関町知弘、ジニー・ポッター役の吉井怜、マクゴナガル校長役の白木美貴子の計5名が初日を迎えた。
シリーズ8作目の物語となる本作の最大の魅力は、世界のエンタテインメントを牽引する一流スタッフが知恵と技術を結集して創り上げたハリー・ポッターの世界観を「体感」できること。原作ファンも、そうでない人も楽しめるストーリー、次から次へと飛び出す魔法の数々、ハリー・ポッターの世界に入り込んだような舞台美術と衣裳、独創的で心躍る音楽、体感する全てが、観客を魔法の空間に誘う。2016年7月のロンドン初演以降世界中で多くの演劇賞を獲得し、好評を博している。国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を得ており、2022年より開幕した東京公演は総観客数120万人を突破、さらに通算1,200回公演を達成した。
初日を迎えた平岡は、「今年の初めにオーディションに合格してから、ずっとハリーのことを考えて、初日まで稽古に打ち込んできました。初めてこの舞台を観たとき、脚本や音楽、照明、衣裳、そしてお芝居──すべてに心を奪われて、まるで本当に魔法がかかっているかのような感動を覚えました」とコメントし、「この作品が、チームのみんなとともに紡ぐ“MAGIC”が、誰かの心をそっと照らす光となりますように。その願いを込めて、これからの一公演一公演を大切に、舞台に立っていきたいと思います」と意気込んだ。

奥村は「私たちの旅路に、ついにお客様が仲間入りしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。容易い道のりではなかったけれど、無事に初日を迎えられたのは座組の皆様、心をお寄せいただいた方々、そして観に来てくださる皆様が居るからこそ」と喜びを表現した。
関町は「キャストの皆様、スタッフの皆様。稽古期間中は不安がっている僕にとても優しく接していただきありがとうございました。おかげで楽しく過ごせました」と感謝の意を示し、「自信を持って皆様を魔法の世界へ連れて行かせていただきます」と意欲を見せた。

吉井は「稽古期間、多くの刺激を受けながら色々考えてチャレンジして、悩んだこともありましたが、私なりのジニー・ポッターに向き合い続ける日々はとても充実していました」と稽古を振り返り、「心強い共演者の皆様、この舞台を支えてくださるスタッフの皆様とのチームワークなくして、ここまで来られなかった」と述べた。

白木は「数年前、あの『ハリー・ポッター』が舞台になると聞いたときは驚きました。どうやってあの魔法の世界をお客様の前で繰り広げるのかと……そして期待を遥かに超える素晴らしい舞台が出来上がり、ロンドン、ニューヨークなどを経て日本へ。その舞台にマクゴナガル校長役として立てる日が来るとは……感無量です」と喜びを明かした。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、東京・TBS赤坂ACTシアターで上演中、チケットは2026年1月公演分まで一般販売中だ。
■ハリー・ポッター役:平岡祐太 コメント全文
無事に初日の幕を開けることができました。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました! 今年の初めにオーディションに合格してから、ずっとハリーのことを考えて、初日まで稽古に打ち込んできました。初めてこの舞台を観たとき、脚本や音楽、照明、衣裳、そしてお芝居──すべてに心を奪われて、まるで本当に魔法がかかっているかのような感動を覚えました。その感動を今度は自分が届けたい、そんな思いで「感動は魔法だ」という言葉を胸に、準備を進めてきました。そして、ついに旅が始まりました。この作品が、チームのみんなとともに紡ぐ“MAGIC”が、誰かの心をそっと照らす光となりますように。その願いを込めて、これからの一公演一公演を大切に、舞台に立っていきたいと思います。
■ハーマイオニー・グレンジャー役:奥村佳恵 コメント全文
私たちの旅路に、ついにお客様が仲間入りしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。去年の2月、東京では珍しく沢山の雪が降った日。つるつると滑る道路によろめきながらもオーディション会場に着き、無事に審査を受けられたあのときも、私のハーマイオニーを観てもらえることがありがたくてうれしかった。容易い道のりではなかったけれど、無事に初日を迎えられたのは座組の皆様、心をお寄せいただいた方々、そして観に来てくださる皆様が居るからこそ。まだまだ旅は始まったばかり。たとえこの先にどんな困難が待ち受けていようとも、この劇場に集まった私たちならきっと乗り超えられると確信しています。客席の皆様からのエナジーが、なによりも強い魔法です。ウィゾー!
■ロン・ウィーズリー役:関町知弘 コメント全文
キャストの皆様、スタッフの皆様。稽古期間中は不安がっている僕にとても優しく接していただきありがとうございました。おかげで楽しく過ごせました。思い返すだけで涙が出そうです。そしてお客様。ロン関町を、そして素晴らしい仲間たちをどうぞよろしくお願いいたします。自信を持って皆様を魔法の世界へ連れて行かせていただきます。想像しただけで涙が出そうです。お待ちしております!
■ジニー・ポッター役:吉井怜 コメント全文
稽古期間、多くの刺激を受けながら色々考えてチャレンジして、悩んだこともありましたが、私なりのジニー・ポッターに向き合い続ける日々はとても充実していました。ついに初日を迎えられて大変うれしく思います。心強い共演者の皆様、この舞台を支えてくださるスタッフの皆様とのチームワークなくして、ここまで来られなかったので感謝の気持ちでいっぱいです。ご来場いただく皆様と、魔法の時間を共に過ごせることを楽しみにしています。
■マクゴナガル校長役:白木美貴子 コメント全文
数年前、あの『ハリー・ポッター』が舞台になると聞いたときは驚きました。どうやってあの魔法の世界をお客様の前で繰り広げるのかと……そして期待を遥かに超える素晴らしい舞台が出来上がり、ロンドン、ニューヨークなどを経て日本へ。その舞台にマクゴナガル校長役として立てる日が来るとは……感無量です! 先陣のキャストとスタッフの皆様が丁寧に紡いできたこの舞台を、真摯に、楽しんで、大切に生きて参ります。沢山のお客様に楽しんでいただけますように。エクスペクトパトローナム!
撮影:渡部孝弘
<公演情報>
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
上演中~2026年1月31日(土) まで
会場:東京・TBS赤坂ACTシアター
上演時間:3時間40分 ※休憩あり
【8月以降の出演キャスト】
ハリー・ポッター:稲垣吾郎/平岡祐太/大貫勇輔
ハーマイオニー・グレンジャー:酒井美紀/松井玲奈/奥村佳恵
ロン・ウィーズリー:ひょっこりはん/上山竜治/関町知弘
ドラコ・マルフォイ:内田朝陽/姜暢雄/渡辺邦斗
ジニー・ポッター:白羽ゆり/安藤聖/吉井怜
アルバス・ポッター:藤田ハル/福山康平/佐藤知恩/原嶋元久
スコーピウス・マルフォイ:浅見和哉/久保和支/大久保樹
嘆きのマートル:出口稚子
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:倉澤雅美
デルフィー:乃村美絵/高山璃子/野邑光希
組分け帽子:尾尻征大
エイモス・ディゴリー/アルバス・ダンブルドア/セブルス・スネイプ:間宮啓行/市村正親
マクゴナガル校長:岡まゆみ/白木美貴子
秋山和慶/荒澤恵里奈/浅野郁哉/チョウヨンホ/古沢朋恵/半澤友美/隼海惺/肥田野好美/久道成光/星郁也/石原健太郎/加茂享士/柏村龍星/肥塚綾子/小結湊仁/黒田陸/馬屋原涼子/森田万貴/小川希/岡直樹/織詠/大竹尚/坂入美早/篠原正志/田口遼/髙橋英希/手打隆盛/上野聖太/薬丸夏子/横山千穂
ルード・バグマンの声:吉田鋼太郎
※エイモス,ダンブルドア,スネイプ役の市村正親は2025年8月31日(日) 12:15公演、ハリー・ポッター役の稲垣吾郎は10月31日(金) 18:15公演が出演最終日。
※各キャストの出演時期の詳細については公式サイトをご確認ください。
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/events/harrypotter-stage/
公式サイト:
https://www.harrypotter-stage.jp
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