東京2025世界陸上まであと1か月! スペシャルアンバサダー・織田裕二が今最も注目する選手は?

『東京2025世界陸上競技選手権大会』開幕までいよいよあと1か月に迫った8月13日、スペシャルアンバサダー・織田裕二の取材会が実施された。

9月13日(土)に開幕する率直な感想を求められると織田はこのようにコメントした。
「僕は12月13日生まれだが、13日と聞いてドキッとしたのは、誕生日だからではなく、あと1か月。9月13日(土)で開幕する。何百日前から『世界陸上が東京であるよ』とアピールしてきて、『まだ早くない?』と感じていたが、1か月前となるともうドキドキしちゃう。各国の代表も決まってきているので」

チケット売上枚数が42万枚と聞くと、こう感想を口にした。
「それは素晴らしい。満員であるということが選手にとって何より。僕もライブをやって満員ではないと、ちょっとテンションが下がる。選手も同じだと思う。満員の中で見られていると、少し上がる。選手を乗せると、パフォーマンスがよりよくなる。いいパフォーマンスが見られれば、僕らもうれしい。それはいいニュース。あと『神様お願い、この9日間は素晴らしい陸上競技晴れになってくれれば』と思う。曇りの方がいいかもしれないけど」

『東京2025世界陸上』の注目選手を問われると、織田はシドニー・マクローフリンを挙げた。
「400mハードルの世界記録保持者だが、今回は400mハードルではない。はじめて400mで出場してくる。400mハードルでダリラ・ムハンマドとのデッドヒートを見て、ウサイン・ボルトじゃないけど、『マクローフリンはちょっと違うな』と思った。オレゴン大会でも、『100m・400mとかのとんでもない二刀流、三刀流をやってほしいくらいの才能』と話した。スケジュールの関係で難しいけど、100m、400m、4×400mリレー、400mハードルの4冠取っちゃうような才能だと思っている。今回は400m一本だと思う。名前はちょっとド忘れしたが、ドミニカの選手(マリレイディ・パウリノ)が立ちふさがってくると思う。このバチバチは見たいなとワクワクしている。
あと敢えて言うまでもないけど、北口(榛花)選手には日本中みんなが期待していると思う。本人にとって厳しい戦いだと思う。前回の『世界陸上』で初めて金メダルを取って、『パリ五輪』はどうなると思ったら金メダル。取り方もすごい劇的。最終投てきで大逆転した。パリはあっさり1投目で決めた。何をするのかわからない面白さがある。6投ある中、すべて見逃せない。逆転の北口というイメージが付いていたが、次はどうなるか。『世界陸上』で連覇をした選手はほぼいない。日本人の彼女が連覇に挑むのは本当にすごいこと。みんなの応援の力で3m、5m飛ばせるようと後押ししたい。人間的にもチャーミングだし。期待しちゃう。いや、金メダルの期待はせず、応援をします」

スペシャルアンバサダーは34年ぶりに東京に帰って来た『世界陸上』では、生観戦をオススメした。
「次、34年後と考えてみると、僕は90歳を超えているので生きているかどうか。それぐらい貴重な大会。僕はこの東京で『世界陸上』が見られるのはこれが最後だと心しているぐらい。ぜひこの機会に生で、自分の目で見ていただければと思う。幸運にもチケットはあるので」

また、この日、『TOKYO FORWARD 2025 fort 世界陸上』イベントプログラム第1弾が発表された。国立競技場外構部のステージエリアではマラソン元日本記録保持者の大迫傑や女子100m日本記録保持者の福島千里などのアスリートトークショー、さらにLettle Glee Monsterのアーティストライブ、明治公園でのパークエリアではスポーツ魅力体験やマスコットのりくワングリーティングなどか無料で楽しめる。

『東京2025世界陸上競技選手権大会』は9月13日(土)～21日(日)・国立競技場にて開催。チケット発売中。

東京2025世界陸上競技選手権大会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453080&utm_source=pia&utm_medium=media1&utm_campaign=20250813

公式チケットインフォメーションサイト
https://tokyo25-lp.pia.jp/?utm_source=pia&utm_medium=media1&utm_campaign=20250813