『国宝』興行収入105億円突破! 吉沢亮、横浜流星、渡辺謙より感謝のコメントが到着
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『国宝』 (C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会
公開中の映画『国宝』が、公開73日間で観客動員数747万人を動員し、興行収入が105億円を突破した。
『国宝』は、2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一の同名長編小説で、中村鴈治郎の下で3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた渾身の作品。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記だ。
その小説を基に制作された映画『国宝』は6月6日に公開されると、日を追うごとに観客動員、興行収入ともに伸び続け、2025年公開の実写映画No.1(※興行通信社調べ)を記録。興行収入135億円を突破した『ボヘミアン・ラプソディ』に並ぶ4週連続土日前週比超えという興行収入を記録した(※興行通信社調べ/※封切初日100館以上の作品)。
併せて、出演する吉沢亮、横浜流星、渡辺謙より、観客への感謝のコメントが到着した。
<コメント>
■吉沢亮
たとえ少数でも見てくれた方の人生に寄り添うような、心から大切に思ってもらえるような映画にしたいと言う思いでこの作品に参加しました。
こんなにも沢山の方に愛していただき、感謝しかございません。
ご覧になった皆様から沢山の熱のこもったお言葉を頂戴し、この作品に参加して良かったと心から思わせていただいている日々でございます。
僕自身にとっても特別な映画になりました。
■横浜流星
映画『国宝』が沢山の方々に届き、愛していただけて心から感謝申し上げます。
この上ない幸せを感じていますし、日本映画を発展させるための責任が更に強くなりました。
また、この作品に携わらせていただくと決まった時に、日本の伝統芸能である"歌舞伎"に対して敬意を払って生きること、"歌舞伎"の魅力を届けたいと思っていました。
映画を観た方々に、実際の"歌舞伎"も観てみたいと興味を持っていただけたら、少しは使命を果たせたのかなと思います。
まだまだ上映中なので、観られていない方は是非。
皆様にとって、心に残り続ける大切な一作になりますように。
■渡辺謙
公開から2カ月と少し、こんなに多くの方々に足を運んでいただき、驚きと共にとても嬉しく思っています。
スタッフ、キャスト、監督、この映画に携わった全員の情熱と努力が報われました。
撮影中は自分にとって芸道とは何か、舞台に立つ心構えとは、様々に問い直す時間でした。
俳優として歴史に残る作品に参加出来てとても嬉しく思っております。
ありがとうございます。
■李相日監督
古い、昔の映画の中でしか見たことがない光景でした。ご高齢の方から中高生の若者まで、男女を問わず満場の観客たちが皆同じスクリーンを見つめる。3時間もの間、前のめりに。そこに世代の隔たりは消え、人は誰しもが魂のうち震える瞬間を待ち望んでいるのだと、理由もなく流れる涙がどれだけ美しいものかと、我々の目に生涯忘れることのない景色を焼きつけてくれました。何度も劇場に足を運んでくださった方はもちろん、一度でも、あるいはこれからでも、『国宝』を浴びる全ての方々に関係者一同、ただただ感謝です。映画は素晴らしい、戦う価値がある。
<作品情報>
『国宝』
公開中
公式サイト:
https://kokuhou-movie.com/
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025 映画「国宝」製作委員会