イッセー尾形が今年も一人芝居を上演 神戸と東京で宮沢賢治作品に想を得て執筆した新著の刊行を記念して
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『イッセー尾形の右往沙翁劇場《番外編》 銀河鉄道に乗って・すぺしゃる in 有楽町』ビジュアル
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すべて見るイッセー尾形の一人芝居『イッセー尾形の右往沙翁劇場《番外編》 銀河鉄道に乗って』が、2025年11月14日(金) から16日(日) に兵庫・神戸朝日ホール、12月5日(金) から7日(日) に東京・有楽町朝日ホールで上演される。
「一人芝居」の第一人者として独自のスタイルで活躍を続けるイッセー尾形による本公演は、宮沢賢治作品に着想を得て執筆した新著『人情列車』の刊行を記念した内容となる。今年は『右往沙翁劇場《番外編》銀河鉄道に乗って』と題し、街角の愛くるしい人々の姿をイッセー尾形ならではの世界観で描き出す。演目は当日のお楽しみとなる。
3年連続の開催となる兵庫・神戸朝日ホール公演に向けて、イッセー尾形は「宮沢賢治作品から思いついて書いた短編集『人情列車』出版に併せて作ったネタです。ややこしいのですが、短編集とはまた別に拵えた、純粋舞台ネタです。双方とも“どこが賢治?”と言いたくなると思います。私もそう思います」とコメントしている。
年末の風物詩となっている東京・有楽町朝日ホール公演に向けては「僕にとって賢治は何だろうと考える一年でした。その悪戦苦闘の軌跡がそのまま舞台になってます。おそらく考え過ぎということは無いでしょう。『銀河鉄道の夜』から引用するなら、確かに“どこまでも行ける切符”です。これをずっと握りしめてます。もうヨレヨレになってると思いますがまだ手放しません。何かがみなさんに届くといいなあ」と述べている。
また、会場ロビーではイッセー尾形がこれまでに生み出してきたお面や人形などが勢揃いする『イッセー尾形作品展』と、写真家・浅田政志による公演写真の展示も行われる。
■イッセー尾形コメント全文
・神戸朝日ホール公演に向けて
みなさんおひさしぶりです。大阪で生まれた新作、少しは発展してるといいんですが。
宮沢賢治作品から思いついて書いた短編集『人情列車』出版に併せて作ったネタです。
ややこしいのですが、短編集とはまた別に拵えた、純粋舞台ネタです。
双方とも「どこが賢治?」と言いたくなると思います。私もそう思います。
・有楽町朝日ホール公演に向けて
一年ぶりです。
今年は宮沢賢治カバーの『人情列車』を刊行いたしまして、それを記念に一人芝居もやります。
僕にとって賢治は何だろうと考える一年でした。その悪戦苦闘の軌跡がそのまま舞台になってます。おそらく考え過ぎということは無いでしょう。『銀河鉄道の夜』から引用するなら、確かに「どこまでも行ける切符」です。これをずっと握りしめてます。
もうヨレヨレになってると思いますがまだ手放しません。何かがみなさんに届くといいなあ。
<公演情報>
『イッセー尾形の右往沙翁劇場 番外編 銀河鉄道に乗って in 神戸』
出演:イッセー尾形
2025年11月14日(金)~16日(日)
会場:兵庫・神戸朝日ホール
『イッセー尾形の右往沙翁劇場《番外編》 銀河鉄道に乗って・すぺしゃる in 有楽町』
出演:イッセー尾形
2025年12月5日(金)~7日(日)
会場:東京・有楽町朝日ホール
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/issey-ogata/
公式サイト:
https://www.asahi-hall.jp/yurakucho/concert/#08
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