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世界屈指のコレクションを日本初公開『インド更紗 世界をめぐる物語』東京ステーションギャラリーで

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《白地立木形花樹文様更紗掛布(パランポア)》1740-50年頃 Karun Thakar Collection, London. Photo by Desmond Brambley

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東京ステーションギャラリーでは、2025年9月13日(土)より、『カルン・タカール・コレクション インド更紗 世界をめぐる物語』を開催する。アジアとアフリカの民芸品や染織品の収集において世界屈指といわれるインド出身で英国在住のコレクター、カルン・タカール氏。彼のインド更紗のコレクションを、日本で初めて紹介する展覧会だ。

今から数千年も昔にインドで生まれた「更紗」とは、天然素材の茜と藍を巧みに使い、染織の難しい木綿布を色鮮やかに染め上げた布製品のことをいう。その濃密な文様や色落ちのしにくさから主要な交易品となったインド更紗は、遅くとも1世紀には東南アジアやアフリカへと渡り、17世紀の大航海時代には、東インド会社を通じて世界各国へと輸出された。

《白地人物草花文様更紗儀礼用布》17-18世紀 Karun Thakar Collection, London. Photo by Desmond Brambley

たとえば日本には、インド更紗は1600年代初頭にもたらされ、茶道具の仕覆をはじめ、風呂敷や煙草入れ、さらには掛け軸の表装や畳縁などにも用いられている。異国情緒あふれるその鮮やかな布地は、ごく小さな端切れでも見本帖に貼られて珍重された。

同展では、インド国内向けにつくられた最長約8メートルの、完全な形で残る更紗の優品を筆頭に、ヨーロッパ市場用の壁またはベッドの掛け布、小さな端切れをつなぎ合わせて作られた子供用の帽子、世界各地で発見されている儀礼用の布など、様々な作品を紹介する。

《白地チューリップ虫文様更紗裂》1700-30年頃 Karun Thakar Collection, London. Photo by Desmond Brambley

なかには、聖母子をデザインしたカトリック教会用の布や、チューリップと虫のモチーフだけで構成されたオランダ向けの布などもあり(こちらは日本で発見されたと伝えられる)、インド更紗が様々な国の需要に合わせてデザインされた、グローバル・プロダクトであったことがよくわかる展示となっている。

カルン・カタール氏の開幕記念トークイベントや、開館前に学芸員が展覧会のみどころを解説する「朝の鑑賞会」など、関連イベントも予定されている。

<開催概要>
『カルン・タカール・コレクション インド更紗 世界をめぐる物語』

会期:2025年9月13日(土)〜11月9日(日)
会場:東京ステーションギャラリー
時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(9月15日、10月13日、11月3日は開館)、9月16日(火)、10月14日(火)
料金:一般1,500円、大高1,300円
公式サイト:https://www.ejrcf.or.jp/gallery/

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