加藤シゲアキ×葵わかなが夫婦役に 英国発の新作スリラー『2時22分 ゴーストストーリー』日本オリジナルの演出で上演
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『2時22分 ゴーストストーリー』ティザービジュアル
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すべて見る英国発の新作スリラー『2時22分 ゴーストストーリー』の日本初演が決定。2026年2月6日(金) から3月1日(日) に東京・シアタークリエで上演される。
本作は、2021年8月にロンドンで初演されて以来、その斬新なストーリーが話題を呼び、世界各地で上演されている。引っ越したばかりの家で毎晩2時22分に不可解な現象に悩まされるジェニーと、それを信じない夫サム。果たして幽霊なのか、はたまた科学的に説明できることなのか……緊張感をはらむ24時間をめぐる、伏線だらけのスリリングなホラーサスペンスだ。
脚本を手がけるのは、BBCでホラーのポッドキャスト作品をヒットさせ、テレビ・ラジオ・舞台など同ジャンルで受賞歴のある若手作家ダニー・ロビンズ。日本版の演出は、読売演劇大賞・最優秀演出家賞、菊田一夫演劇賞など数々の演劇賞に輝く森新太郎が担い、日本オリジナルの演出で初上演される。
主人公サム役を俳優で作家としても活躍し、今年再演された舞台『エドモン~「シラノ・ド・ベルジュラック」を書いた男~』での劇作家の演技が絶賛された加藤シゲアキ、その妻ジェニー役を連続テレビ小説『わろてんか』のヒロイン、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『アナスタシア』では主演を務め、確かな歌唱力と表現力を披露する葵わかなが演じる。そのほか、もう1組のカップル役としてローレン役で南沢奈央、ベン役で松尾諭が出演する。
加藤は「2026年の2月、劇場は日本でもっとも寒々しくなるでしょう。この公演を観れば、この先2時22分が怖くて仕方なくなる……かもしれません」とコメント。さらに「ぜひ本公演に関しましては全く予習をせずに、また観劇後も他の人に内容を教えないよう、どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけている。
なお東京・シアタークリエでの上演後、2026年3月に愛知・大阪公演が予定されている。
【STORY】
サムとジェニーの夫婦は、最近ロンドン郊外に古い家を購入し、リノベーションしながら住み始めたばかり。赤ん坊のフィービーとともに、幸せな毎日を送るはずだった。
ある晩、友人のローレンとそのボーイフレンドであるベンをディナーに招待したジェニーは、毎日夜中の2時22分に2階の子ども部屋のベビーベッドの周りを歩き回る音がすると打ち明ける。ジェニーはその音は幽霊だと信じているが、サムはそんなジェニーの考えを信じない。ジェニーはローレンたちに2時22分までこの家に留まり、何が起こるか一緒に見届けてほしいと頼む。
やがて4人が迎える2時22分──果たして彼らを待ち受けるものとは……?
■加藤シゲアキ コメント全文
2026年の2月、劇場は日本でもっとも寒々しくなるでしょう。この公演を観れば、この先2時22分が怖くてしかたなくなる……かもしれません。
その感覚を観客の皆様にひとしく体験していただきたく、ぜひ本公演に関しましては全く予習をせずに、また観劇後も他の人に内容を教えないよう、どうぞよろしくお願いいたします。
■葵わかな コメント全文
脚本の本編の前に書かれていた、ダニー・ロビンスさんのホラーに対する想いを読んで、とても興味深いと思いました。ホラーの舞台は経験がないのですが、想像するだけでとてもワクワクしています。演出の森さんとまたご一緒できることも、緊張もありますが、楽しみです。ぜひ劇場で一緒に体験してください!
お待ちしています。
■南沢奈央 コメント全文
同じ場所にいて会話しているけど、見ているものって違うんだなぁと、戯曲を読みながらホラーミステリ的怖さと会話の面白さにゾクゾクしていましたが、ラスト……!その衝撃に鳥肌が立って、つい声が漏れました。
この濃密な会話劇。森新太郎さん演出で、魅力的なキャストのみなさんと共に作っていけるのを想像して、またゾクゾクしています!
■松尾諭 コメント全文
今回ようやく念願叶って森新太郎さんとご一緒できる事が今からとても楽しみです。ただ欲を言うと森さんの演出によるこの芝居を、そしてラストの▲☓@※□を僕も客席で味わいたかった。
<公演情報>
『2時22分 ゴーストストーリー』
作:ダニー・ロビンズ
翻訳:徐賀世子
演出:森新太郎
【キャスト】
サム:加藤シゲアキ
ジェニー:葵わかな
ローレン:南沢奈央
ベン:松尾諭
ミラー巡査:岡崎さつき
スターリング巡査:駒井健介
2026年2月6日(金)~3月1日(日)
会場:東京・シアタークリエ
※2026年3月に愛知・大阪公演を予定
公式サイト:
https://www.tohostage.com/ghost-story/
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