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中学生以下無料!『小さな王子さま』と『夏の夜の夢』を楽しむ「劇場へいこう!」2025

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「劇場へいこう!」2025チラシ

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東京・高円寺の座・高円寺1で毎年恒例の「劇場へいこう!」2025が開催。8月30日(土)から9月18日(木)まで『小さな王子さま』が、9月23日(火・祝)から10月11日(土)まで『夏の夜の夢』が上演される。

公共劇場を中心に、子ども向けの上演企画がたくさんあるが、座・高円寺の「劇場へいこう!」はなんと中学生以下の子どもを無料で招待するという太っ腹企画。毎年、クリエイティビティあふれる演目が上演されている。

『小さな王子さま』過去公演より(撮影:梁丞佑)

『小さな王子さま』は世界中で愛され続けているサン=テグジュペリの『LE PETIT PRINCE』に着想を得た作品。イタリアの演出家、テレーサ・ルドヴィコが脚本と演出を手がけ、2022年の初演以来毎年好評を博しており、今回が4度目の上演となる。

『小さな王子さま』過去公演より(撮影:梁丞佑)

小さな王子は旅をする中でさまざまな人と出会う。王子の出会いを通じて、観客は自分を取り巻くさまざまな問題に思いを馳せることとなる。王子を演じるのはダンサーの浅川奏瑛。しなやかな動きで舞台上を駆け回る。ルカ・ルッツァによるファンタジックな美術も見どころだ。

『夏の夜の夢』は昨年の「劇場へいこう!」で初演を果たした演目で、劇団かもめんたるの岩崎う大が脚本を、座・高円寺の芸術監督でもあるシライケイタが演出を務めている。

『夏の夜の夢』過去公演より(撮影:梁丞佑)

シェイクスピアの名作喜劇を65分間にギュッと縮めた今作。7人の役者が早替えで複数の登場人物を演じ分ける。カラフルな登場人物と美術によって目にも楽しく、シライが歌詞を、鈴木光介が曲を手がけた音楽も心を浮き立たせる。芸人である岩崎が手がけただけあり、笑いどころはたっぷり。ろう者である西脇将伍がキャストとして参加し、手話でセリフを伝える場面があることも、今作の魅力をより深めている。

『夏の夜の夢』過去公演より(撮影:梁丞佑)

まさに大人も子どもも楽しめる作品が揃う「劇場へいこう!」。今年は劇場初の試みとして、舞台手話通訳を両作品に導入する。短い時間にギュッと面白さが凝縮された名作を、存分に味わいたい。


<公演情報>
「劇場へいこう!」2025

『小さな王子さま』
脚本・演出:テレーサ・ルドヴィコ
翻訳・通訳:石川若枝
美術:ルカ・ルッツァ

出演:髙田恵篤、髙橋優太、曽田明宏、酒井直之、山崎眞結、藤村港平、浅川奏瑛

2025年8月30日(土)~9月18日(木)
会場:東京 座・高円寺1

『夏の夜の夢』
原作:ウィリアム・シェイクスピア(小田島雄志訳による)
上演台本:岩崎う大
演出・作詞:シライケイタ

出演:山﨑 薫、木ノ下藤吉、武田知久、滝本 圭、西脇将伍、坂本夏帆、ぎたろー/峰一作(Wキャスト)

2025年9月23日(火・祝)~10月11日(土)
会場:東京 座・高円寺1

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2522211

公式サイト:
https://za-koenji.jp/detail/index.php?id=3453

【宮崎公演】
『夏の夜の夢』
2025年9月13日(土)
会場:メディキット県民文化センター

【埼玉公演】
『小さな王子さま』
2025年9月23日(火・祝)
会場:富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

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