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日本代表、アサヒスーパードライPNC初戦で完勝! ペースを変えたディアンズ主将とSH福田!!

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ワーナー・ディアンズ (C)JRFU

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上々のスタートを切った。8月30日『アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ(PNC)2025』初戦でラグビー日本代表はカナダ代表と対峙。時間は38分、スコアは10-10、反則の繰り返しから数的不利となり膠着状態だったチームを引っ張ったのが新キャプテンだった。

相手陣内深くでペナルティを受けるとSH藤原忍が早いリスタート、PR竹内柊平がゲインし、次のフェーズでHO江良颯のサポートを受けたLOワーナー・ディアンズがトライゾーンにボールを叩き込んだのだった。

ボールを持ったら常に前進、背中でチームをリードしたディアンズは前半終了間際のトライをこのように振り返った。
「前半ですごいディフェンスの場面が多くて、自分たちでペナルティを受けた。最後の5分くらいいいエリアを取って、(SO李)承信と話して近いところでFWでアタックしてトライまで一体となってアタックができたから、最後スペースが空いて自分がトライできた」

ハーフタイムに落ち着きを取り戻したチームを加速させたのが、2キャップ目の中堅SH福田健太だった。47分にピッチに立つと、54分には50:22を成功し、流れを掴んだ。李と適度な距離を保ち、的確なパスで前のめりだった日本のアタックにリズムを吹き込んだ。

出色のパフォーマンスを披露した福田は流れを変えた50:22をこう振り返った。
「エディーさんからは『ボールを速くさばいてFWに預けるよう』に言われ、僕も同じ意見だったのでうまく遂行できた。(50:22)キックは今後、自分の強みにしていきたい部分。グラウンドを立体的に見て、その中でスペースを目掛けて直感的にキックが蹴られた。ターンオーバー後にスペースが空くという分析があり、承信の声もあり、自分のプレーを遂行できた」

後半に入ってスピードとパワーを取り戻した日本は足が止まり失速したカナダに後半だけで6トライを量産、終わってみれば57-15の完勝。試合後、ジョーンズHCは若いチームを称えた。
「前半思うように進まず、選手たちが個人プレーに走ってしまい、数多くのペナルティを与えてしまった。しかし、ハーフタイムにワーナーのもと、選手たちは再び結束を取り戻しました。後半はチームとしてのまとまりが見られた。40分で40点を奪うのはどの相手に対しても立派な結果。若い選手たちが見せた困難な状況での対応力に満足している」

さらに指揮官は若い主将を「我々はワーナーに最高のプレーを期待している。そして今夜彼は示した模範は本当に素晴らしかった。彼はリーチ マイケルという素晴らしいロールモデルを持っている。そして今夜ワーナーが見せたプレーは、まさにリーチが何度も見せてきたようなパフォーマンスだった。ワーナーがリーチのようなリーダーになれる可能性を示したし、リーチ以上のリーダーになれる可能性も秘めていると言える」と絶賛すれば、ディアンズは主将としての初勝利を「うれしい。『PNC』で大事な一戦で勝って、いいスタートを切るためにすごい大事な試合だったので」と噛みしめた。

『アサヒスーパードライ PNC 2025』日本代表アメリカ遠征およびファイナルラウンド大会登録メンバー(30名)は以下の通り。
【FW】祝原涼介(横浜キヤノンイーグルス)0
木村星南(東芝ブレイブルーパス東京)2
小林賢太(東京サントリーサンゴリアス)1
竹内柊平(東京サントリーサンゴリアス)16
為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)12
江良颯(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)2
佐藤健次(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1
原田衛(―)12
平生翔大(東京サントリーサンゴリアス)0
ワイサケ・ララトゥブア(コベルコ神戸スティーラーズ)3
ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)24
奥井章仁(トヨタヴェルブリッツ)0
ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)12
ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)22
下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)15
ティエナン・コストリー(コベルコ神戸スティーラーズ)7
ファカタヴァ アマト(リコーブラックラムズ東京)15
マキシ ファウルア(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)17
【BK】福田健太(東京サントリーサンゴリアス)2
藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)13
中楠一期(リコーブラックラムズ東京)2
李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)21
廣瀬雄也(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1
ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)31
チャーリー・ローレンス(三菱重工相模原ダイナボアーズ)1
石田吉平(横浜キヤノンイーグルス)3
長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)18
木田晴斗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)0
竹之下仁吾(明治大学)0
サム・グリーン(静岡ブルーレヴズ)2
※所属クラブの後の数字は日本代表キャップ数。

『アサヒスーパードライ PNC 2025』プールB・日本代表×アメリカ代表は9月6日(土)・アメリカサクラメント、ファイナルラウンド準決勝・5位決定戦は14日(日)・デンバーでの、決勝・3位決定戦は20日(土)・ソルトレイクシティにてキックオフ。試合の模様は J SPORTS 1もしくは2にて生中継、J SPORTSオンデマンドにてLIVE配信。

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