主演のマーゴット・ロビーがプロデュースも『嵐が丘』特報&ティザービジュアル公開
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『嵐が丘』 (C) 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
マーゴット・ロビーが主演とプロデューサーを務める映画『嵐が丘』が、2026年に公開されることが決定。併せて、特報とティザービジュアルが公開された。
原作はエミリー・ブロンテ生涯唯一の作品となったベストセラー小説『嵐が丘(Wuthering Heights)』(1847年刊)。世界で最も知られた作品のひとつとして多くの国で翻訳出版され、舞台化もされた。映画では、1939年に監督ウィリアム・ワイラー、主演にローレンス・オリビエを迎え制作され、アカデミー賞8部門にノミネート。1992年にも監督ピーター・コズミンスキー、ジュリエット・ビノシュ、レイフ・ファインズ共演で映画化されている。また、日本では監督・吉田喜重、出演・松田優作で1988年に公開された。
マーゴット・ロビーが監督・脚本を託したのはエメラルド・フェネル。監督デビュー作『プロミシング・ヤング・ウーマン』で、性被害というテーマをスタイリッシュかつブラックユーモアを交えて描き、イギリス人女性監督として史上初となるアカデミー賞脚本賞を受賞。軽快なストーリー展開の裏に、人間の醜さや社会の闇をえぐり出すフェネル監督が、『嵐が丘』をどのように映像化するのか期待が高まる。
物語の舞台はイギリス北部ヨークシャー。荒涼とした嵐が丘にある屋敷アーンショウ家の美しい令嬢キャサリン(マーゴット・ロビー)と、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフ(ジェイコブ・エロルディ)の身分の違うふたりは、互いを求め激しく惹かれ愛し合う。だが永遠を誓った愛は、すべてを破壊する狂気の復讐へと変貌し、多くの悲劇を巻き起こす。
特報では、運命の出会いから燃え上がるふたりの愛を、極彩色に彩られた映像美と世界的ポップアイコン・チャーリーXCXの艶やかな音楽で描き出す。ブーケを手にレースを翻す花嫁姿のキャサリン、荒れた大地を駆け抜けるヒースクリフ、嵐に揺れる屋敷やふたりを取り巻く人々の不穏なカットが連続し、ふたりの結末がどこに向かうのか、気になる映像となっている。
『嵐が丘』特報
<作品情報>
『嵐が丘』
2026年公開
(C)2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.