『トロン:アレス』日本版声優発表 諏訪部順一、内田真礼、磯部勉らの参加が決定
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『トロン:アレス』 (C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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10月10日(金)に公開される映画『トロン:アレス』の日本版声優陣として諏訪部順一、内田真礼、石川界人、田村睦心、磯部勉が参加していることが発表された。
本作は、世界で初めて長編映画としてCGを本格導入した映画『トロン』シリーズの最新作。1982年に公開された『トロン』やその続編の『トロン:レガシー』では、“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れる様子が描かれた。最新作『トロン:アレス』では、デジタル世界の“超高度AIプログラム”が現実世界へと襲来する。
主人公のアレス役を務めることになったのは、『僕のヒーローアカデミア』相澤消太役や『呪術廻戦』両面宿儺役などで知られる諏訪部順一。諏訪部演じるアレスと大きく関わっていくこととなるイヴ役には、『うる星やつら』三宅しのぶ役や『約束のネバーランド』ノーマン役などで知られる内田真礼。内田が演じるイヴを狙うディリンジャー社のCEOで、アレスの開発者でもあるジュリアン・ディリンジャーを務めるのは、『ハイキュー!!』影山飛雄役や『僕のヒーローアカデミア』飯田天哉役の石川界人。そして、主人公アレスと同じAI兵士として現実世界に送り込まれることとなるアテナ役には、『魔神創造伝ワタル』星部ワタル役や『DIGIMON BEATBREAK』プリスティモン役で知られる田村睦心が演じる。
さらに、前作『トロン:レガシー』に次ぎ、ケヴィン・フリン役として磯部勉の続投も決定。ケヴィン・フリンは、シリーズ1作目『トロン』の主人公だが、2作目『トロン:レガシー』で命を落としてしまったキャラクターなだけに、どう物語に関わってくるのか注目だ。
併せて、日本版声優のコメントと、デジタル世界が日本版声優を“侵食”する特別映像と吹替予告も公開された。
<コメント全文>
■諏訪部順一(アレス)
1982年公開の『トロン』は、小学生だった自分に衝撃を与えた作品でした。当時の最新技術を駆使した合成、CG映像に大興奮。続編である『トロン:レガシー』も当然劇場で鑑賞しましたが、さらにそこから地続きとなるシリーズ最新作に関われるとは……本当にうれしく思いました。
これまでのシリーズは、人間がコンピューター内部の世界に入り込んで展開する物語でしたが、今作ではプログラムが現実世界にやって来ます。本来であれば、与えられた命令を忠実に遂行するだけの存在であるアレスが、現実世界で触れる様々なものによってどう変化していくのか? その魅力は……観てのお楽しみです!
企画を考えたり、デザインをしたりするような仕事もしているので、AIは日常的に利用しています。しかし、安易に頼るべきではないという認識です。ファクトチェックや権利侵害をしないための配慮は必要ですし、任せきりは自身の思考力や創造力の低下に繋がると思いますので。
(『トロン:アレス』の)観どころを問われるなら、答えはもちろん「全部」! 本作の予告編を見るだけでワクワクしませんか? 私は大興奮です! 新時代に突入した『トロン』ワールドを、ぜひ劇場の大きな映像と良音響で体感してください。字幕版はもちろん最高ですが、個人的には日本版もオススメ! よろしくお願いいたします。
■内田真礼(イヴ・キム)
シリーズ化され、期待高まる最新作『トロン:アレス』に出演できること、とても嬉しかったです! 映画を観ることが楽しみだったので、収録で作品と触れ合えることにワクワクしており、収録の時間が待ち遠しかったです!
(今回演じるのは、)頭がよく、好奇心が旺盛で、家族思いのイヴ。彼女の頭の中を覗いてみたいと思わせる、魅力的なキャラクターでした。妹をまっすぐに思う気持ちは純粋な思いで溢れていて、心を掴まれましたね。
日常生活でAIに触れる機会がまだ少ないのですが、本当に進化していて触れるたびに驚きがあります。アレスのような存在と話してみたいです。わたしは簡単なやりとりだけで、興奮してしまいそうです笑
(『トロン:アレス』は)とにかく映像の世界がかっこよく、引き込まれます! イヴの目線で世界を楽しんで欲しいです。デジタルの世界と混ざり合う未来の世界を、是非目撃してください!
■石川界人(ジュリアン・ディリンジャ―)
幼い頃から知っていたトロンシリーズに参加させていただけると聞いた時は、マネージャーと共に飛び上がって大喜びしました。トロンに影響されて大型二輪免許を取ったので、取った甲斐があったと感慨深くなりました。
(今回演じるジュリアン・ディリンジャーは、)この作品を物語る上で重要なプログラムを開発するほど優秀で、さらにその先を目指す野心も持ち合わせている人物です。プレゼンで人々の心を掴む、カリスマ性も存分に発揮されていると思います。
(普段AIを使用して)夜ご飯のレシピなどの参考にしたりしています。冷蔵庫にある使ってしまいたい食材で何が作れるかを聞いたりしています。ただ結構な確率で普通の炒め物か、本格フレンチみたいな難度が高すぎるものを提案してくるので、こちらのレベルまで降りてきて欲しいです。
多くの方がご存知であろうトロンの最新作がついに公開となります。AIの進歩は目まぐるしく、今では誰もが片手ですぐに利用できる時代になりました。その少し先、もしかしたら遠くない未来のお話になるかもしれません。圧倒的な迫力で展開されるデジタル世界と現実世界の融合にぜひ没入してください。
■田村睦心(アテナ)
(今回演じるアテナは、)AIなので感情がない……ですがなにか芽生えていそうな雰囲気もあり、難しい役柄だなと思いました。全編を観たらどのような作品なのだろうとワクワクしていたので、アテナを演じる事ができて嬉しかったです。
感情はないのですが、息や台詞の勢いなどに、だんだんそれらしいものをはらんできます。アテナのその微妙な加減にアレスとの違いを感じ、面白いところだなと思いました。アテナは少し切なくもあります。ですがAIの可能性を感じるキャラクターでもあると思います。
(普段AIを)あまり使う事はありませんが、昔お酒を飲みつつSiriに話しかけたりしていた事はあります。当時はあまり会話にならなかったのですが、Chat GPTなら晩酌の相手をしてくれますかね?
(『トロン:アレス』は、)電脳空間のイメージのためか、ネオンが輝いていてとても画面が綺麗です。電気信号だからなのかスピード感もあります。他にはAIやプログラムが擬人化されているのも面白いですし、AIとどう向き合っていくのかというテーマで、ひとつの面白い答えを見せてもらえるような、観どころいっぱいの作品です! 大迫力なのでぜひ劇場に足を運んでもらえたらと思います! よろしくお願いいたします。
『トロン:アレス』新予告
<作品情報>
『トロン:アレス』
10月10日(金)日米同時公開
(C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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