東京2025世界陸上開幕まであと2日! 初日に登場する男子3000m障害・三浦、女子1500m・田中、女子10000m・廣中が意気込み!!

開幕を2日後に控えた9月11日、日本代表選手の取材対応が実施された。男子3000m障害物・三浦龍司(SUBARU)、女子1500m・5000m・田中希実(New Balance)、女子5000m・10000m・廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)の3選手が『東京2025世界陸上技選手権大会』に向けての意気込みを口にした。

田中「私は2種目に出るが、1500mからはじまる。1500mの苦手意識が今年は怖いなという感じが大きいので、それが5000mの流れを決めると思うので、まずは1500mに全力で向かっていきたい。2種目で決勝に残りたいという目標があるが、まず全力で臨むということを大切にしたい」

三浦「初日だが、これまでも初日が多く経験できているので、まず予選が一番の難所、鬼門となると思う。まず決勝に残ることを確実に決めていきたいので、今年タイムを残しているのでいけると思うので、メダル獲得を目標にしていきたい」

廣中「5000mと10000mの内定いただいてうれしい気持ちと、まず1種目の10000mで自分の持ち味のスタミナからの後半のスピードに対応できるような走りをして、そうすることで5000mは距離に対する不安がなく、決勝に進むんだという強い気持ちで予選から一発本番のつもりで臨みたい」

目標を達成するために必要なことを問われると、3選手はこのように返答した。
田中「1500mで流れを作っていくことが大事だと思う。私の場合、取り組みや技術的なところだけではなく、頭のネジを外して全力でいくことが一番大事。いろんな経験をしてそうすることが難しくなっているので、また初心に戻れる瞬間が1500mで訪れればいいなと思うし、それが5000mにつながると思うので、その2種目で自分なりの答えを見つけたいと思う」

三浦「今年は入ってから自己新更新とメダル獲得というふたつの大きなテーマを持ってやってきたので、記録の面では『ダイヤモンドリーグ』モナコ大会で大きな手応えを得ているので、世界のトップと勝負する、メダルを狙っていくというのが残された最後のテーマなので、それを達成したい」

廣中「5000mも出場できることになったのもギリギリだが、準備はしてきた。この1か月高地で練習し、最初はスタミナの部分を強化し、後半はスピードをまじえていくという目標を持ってトレーニングしてきたので、日本に戻ってタイムをどれだけ出せるのかワクワクがある。ラストの勝負ができる準備ができたので、自信を持って取り組みたい」

『東京2025世界陸上』がどんな大会になってほしいかという質問に対する3人の答えはこうだ。
田中「見に来てくれたみなさんには日本人選手が世界の選手の中でも輝くところを見てほしいし、まだ世界との差も多々あると感じているので、『なんだ日本人弱いじゃん』とシラけるのではなく、全力で挑んでいく日本人の姿勢や逆に世界のすごさを一緒の空間で楽しんでもらえればと思う。もっと日本の陸上も世界の陸上も盛り上がりにつながればいいと感じている」

三浦「僕は『東京五輪』で初めて世界大会にチャレンジしたが、4年経ってオリンピック1回分の期間を経て、また東京に『世界陸上』が来たというのは幸運な巡り合わせだと思うし、このチャンスを結果、走りで成長を自分で感じられるような大会にしたい」

廣中「『東京五輪』で味わえなかった歓声を浴びて走れるのを楽しみにしているし、自分たちもジャパンをアピールできるような試合にしたい」

『東京2025世界陸上競技選手権大会』は9月13日(土)～21日(日)・国立競技場にて開催。男子3000m障害物予選は9月13日(土)、決勝は15日(月・祝)、女子1500m予選は13日(土)、決勝は16日(火)、女子5000m予選は18日(木)、決勝は20(土)、女子10000m決勝は13日(土)のいずれもイブニングセッションにラインナップ。チケット発売中。

東京2025世界陸上競技選手権大会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453080&utm_source=pia&utm_medium=media1&utm_campaign=20250911

公式チケットインフォメーションサイト
https://tokyo25-lp.pia.jp/?utm_source=pia&utm_medium=media1&utm_campaign=20250911