9/20(土)・多摩川クラシコに向けて、川崎F・際とFC東京・遠藤が意気込み

キックオフの3日前となる9月17日、『多摩川クラシコ』合同記者会見が実施された。DFファンウェルメスケルケン際(川崎フロンターレ)とMF遠藤渓太(FC東京)が今週末の対戦を盛り上げた。

際「クラシコと言うだけあって、毎回素晴らしい雰囲気の中で試合させていただいているので、チームとして4連勝という結果を得られるよう、この試合もチーム一丸となって勝ち切れればと思う」

遠藤「ここ最近『多摩川クラシコ』はボコボコに負けているので、今回は勝てるようにがんばりたい」

2023年10月、際が当時伊藤達哉が在籍していたドイツ2部1.FCマクデブルクの練習に参加し、トレーニングマッチでアイントラハト・ブラウンシュヴァイクの遠藤とマッチアップした縁がある両雄は互いの印象を次のように語った。
際「馬力があるという感じ。スピードがある選手はたくさんいるが、軽い感じのスピード感ではなく、パッと出るスピードかすごい。力強い。周りも使えるし、緩急も使ってくるので、一番嫌なWGのひとり」

遠藤「肉弾戦、海外で長くやられているので身体の厚み、球際の音が違う。際くんも球際が強い」

昨季から3試合連続3-0で川崎Fが3連勝中だと質問されると、ふたりはこのように返答した。
際「結果的に勝てているが、内容を見ればFC東京さんがチャンスを決めていれば違った結果になったかもしれない。3-0、3-0、3-0だという感じで試合に向かったら、足元をすくわれるので、しっかり対応しなければならない」

遠藤「笑っていられない。不甲斐ない。今度は3-0で負けないようにしたいし、サポーターに勝利を届けられるように全力を尽くしたい。悔しさと言うより喪失感が大きいと思うので、ちゃんと対等にやり合いたい」

3日後に迫った『多摩川クラシコ』ではどんなプレーをしたいかという問いには?
際「守備の人間なので、まずしっかり無失点で抑える。ゼロに抑えれば攻撃陣が決めてくれると思うので、しっかり気を引き締めてゼロで抑えて、チャンスがあれば攻撃に参加して、達哉を含めて攻撃陣のサポートをして勝ちたい」

遠藤「点が取れていないので、0-3、0-3、0-3ときて、ひとつ点を取ると変わると思うし、自分はアタッカーなので、先に点を取れるようにしたい」

ふたりは最後に勝利を誓った。
際「チームもいい形で4連勝がかかっているし、優勝争いのため落としていいゲームはない。特別な試合だけど、しっかり気を引き締めて勝ち切って優勝にまた一歩進めたら」

遠藤「サポーターの方々も0-3で負け続けて、フロンターレに勝つゲームを見に来てくれると思うので、期待に応えて、どんな形でも最後自分たちが勝って勝利を届けたい」

1999年のＪ2元年の戦いからカウントされた『多摩川クラシコ』の通算対戦成績は川崎Fが25勝9分11敗と大きく勝ち越し。直近10試合でも川崎Fが9勝1敗とさらに圧倒する。

『明治安田Ｊ１リーグ』第30節・川崎F×FC東京は9月20日(土)・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuにてキックオフ。当日は『多摩川クラシコ』と『川崎ものづくりフェア』を同時開催。際と遠藤もチャレンジしたねじ(ナット)速抜き対決に参加できる。ちなみにねじ速抜き対決の結果は遠藤が僅差の勝利。試合の模様はDAZNにてライブ配信。チケットはチケフロ(Ｊリーグチケット)で発売中。

チケフロ(Ｊリーグチケット)
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