映画『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』本予告映像＆本ポスター公開　ジェームズ・キャメロン監督「3作の中で最も感情的で最高の出来」

映画『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』の本予告映像と本ポスターが公開された。

ジェームズ・キャメロン監督が手がける『アバター』シリーズの第3作となる本作。公開された予告編は、本作で初登場となるナヴィの部族“アッシュ族”のリーダー・ヴァラン（ウーナ・チャップリン）が「救いを求めたのに、エイワに見放された」と怒りを表現するシーンから始まる。ヴァランは「炎は山からやってきて、森を焼き尽くした」と語り、パンドラの調和を保つ神的存在「エイワ」から受けた裏切りへの怒りを示している。

また、前作で敵対したクオリッチ大佐（スティーヴン・ラング）が「その炎で世界を焼き尽くすには俺が必要だ」と語り、ヴァランと手を組む様子も。ナヴィとなったジェイク・サリー（サム・ワーシントン）の家族とクオリッチ大佐、そして新たな敵ヴァランを中心とした複雑な対立構図が示唆されている。

さらに、パンドラに住むサリー一家の養子である人間のスパイダー（ジャック・チャンピオン）がフェイスマスクなしでパンドラの大気中で呼吸しているシーンが映し出され、「人間がマスクなしで生きられたら―ナヴィは滅ぼされてしまう」とネイティリ（ゾーイ・サルダナ）に語りかけるジェイクの姿も。スパイダーの存在が今後のストーリーに大きな影響を与えることが予感される。

映像では、前作から続くパンドラの美しい自然の風景も描かれている。空には翼竜・イクランや新種のクリーチャー、海にはクジラのようなトゥルクンたちの姿が確認できる。ジェイクが「お前が思う以上に、この星は未知の世界だ」と語るように、まだ見ぬパンドラの秘密が明かされる展開も期待される。

アクションシーンも充実しており、ジェイク率いる“オマティカヤ族”がイクランと共に敵陣に突入する空中戦や、“アッシュ族”が使う炎との戦い、人類が最新戦闘機で攻め込んでくるシーンなど、スケールの大きな戦闘シーンが予告編に収められている。

本作についてキャメロン監督は、「サリーの家族の物語は続きますが、新たなキャラクターたちも登場し、パンドラの世界がさらに広がります。皆さんの予想を裏切る形で」とコメント。また、「何人かの限られた人たちに見てもらったのですが、感想としては、間違いなく3作の中で最も感情的で、おそらく最高の出来だと言われています。心を打たれる作品になっていると思います」と自信を見せている。

映画『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』本予告映像

＜作品情報＞
『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』

12月19日(金)日米同時公開

公式サイト：
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar3

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