bloodthirsty butchers、最後のフルアルバム『NO ALBUM 無題』『youth（青春）』アナログ盤の発売決定

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25/9/26(金) 17:00

bloodthirsty butchers

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bloodthirsty butchersが、キャリア最後のフル・アルバム『NO ALBUM 無題』(2010年作)、『youth（青春）』(2013年作)のアナログレコードを11月14日(金)に発売することを発表した。

1986年札幌で結成、海外でも国内においてもけっして出会うことのできない音像と空気を纏い、常に最新作が最高傑作であることを更新、未来の創造のみを追い続けた唯一無二のロックバンド、bloodthirsty butchers（ブラッドサースティ・ブッチャーズ）。

『NO ALBUM 無題』は、金字塔的名盤とされる『kocorono』（1996年）以来、約14年ぶりのキングレコード復帰作となった12作目のフル・アルバム。吉村秀樹(vo/g）が当時抱えていた葛藤と孤独を究極まで突き詰めた末に辿り着いた新境地であり、荒々しさと繊細さの同居するいつものブッチャーズ・サウンドながら、その視点はあくまでも慈愛に満ち溢れ、歪むギターとは対照的に静謐な印象を聴く者に与える。

『youth（青春）』は、『NO ALBUM 無題』に続く13作目にして、吉村が生前自ら＜最高傑作な音像＞を掲げていたバンド最後のアルバム。当初は『狂い咲きサンダーロード』(1980)や『爆裂都市 BURST CITY』(1982)の石井岳龍監督による“アルバムの映画化”で音源と映画の同時発表が予定されていた作品だが、2013年5月27日の吉村の急逝によりそれが実現することはなかった（急遽別企画としてブッチャーズからインスパイアされた『ソレダケ/that’s it』(2015)として映画は結実）。

4人での最後のライブ演奏曲となった「デストロイヤー」（2013年5月11日/shimokitazawa ERAにて）や晩年のライヴ定番「サイダー」のほか、アルバムのオープニングを衝撃的な歌詞で飾る「レクイエム」など全10曲収録。轟音の中に優しさと懐かしさが溢れ、“青春の残滓”を歌いあげる言葉が、聴く者の魂に深く突き刺さる。

両作品ともに見開きダブルジャケット、帯付き2LP仕様。キングレコードのECサイト、KING e-SHOPとbloodthirsty butchersのECサイトの限定発売。

＜リリース情報＞
アナログ盤
『NO ALBUM 無題』

2025年11月14日(金) 発売
6,050円(税込)
仕様：2LP、33 1/3rpm、見開きダブルジャケット帯付