伝説の女スパイを再び──柚希礼音&愛希れいかが挑むミュージカル『マタ・ハリ』、本日開幕
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すべて見る作曲家フランク・ワイルドホーン(『ジキル&ハイド』『スカーレット・ピンパーネル』『四月は君の嘘』)の新作として2016年に韓国で世界初演され、石丸さち子の訳詞・翻訳・演出により2018年に日本初演された『マタ・ハリ』。2021年には再演もされた人気ミュージカルが、本日10月1日(水)に東京建物 Brillia HALL にて3度目の上演を迎える。前回公演がコロナ禍の影響で大千穐楽を迎えられなかったこともあり、引き続き主演を務める柚希礼音と愛希れいかが「もう一度挑戦できて嬉しい」と声を揃える再々演だ。
柚希と愛希が演じるのは、第一次世界大戦下のパリで人々を魅了するカリスマ・ダンサーのマタ・ハリ。その人気はヨーロッパ中に及び、戦時下にあっても国境を越えて活動する自由を手にしていた。そこに目をつけたフランス諜報局のラドゥー大佐(加藤和樹/廣瀬友祐)は、断れば人生の秘密を暴くとほのめかし、フランスのスパイとして働くよう彼女に要求。同じ頃、戦闘機パイロットのアルマン(加藤/甲斐翔真)と恋に落ちたマタは、自分の人生を生きるため、一度だけスパイを務めることを決心する。だがマタの想像を超えた国家同士の謀略は、愛を知った彼女の命運を大きく変えていくのだった――。
加藤は初演でもラドゥーとアルマンの二役を務めて大きな話題を呼び、ラドゥー役で臨んだ再演を経て、今回再び二役に挑戦。Wキャストの廣瀬と甲斐は、今回が初役となる。出演はほかに、マタ・ハリのパトロンでドイツ高等将校ヴォン・ビッシング役の神尾佑、マタの親友で相棒でもある衣装係アンナ役の春風ひとみら。

柚希は初演以来3度目の主演にあたり、「出演できて本当に嬉しいです。本当にマタ・ハリ役が大好きで、魂を込めてこの度も挑んでまいりたいと思っております」と声を弾ませ、2度目の愛希は「(前回は)公演が止まってしまったこともそうですが、役に対してももっと頑張りたかったという悔しい思いがあったので、今回パワーアップして皆様にお届けしたい」とさらなる進化を約束。それぞれが想いを込めて描き出す、伝説の舞姫にして稀代の女スパイ、マタ・ハリの真実の物語に期待が高まる。
ミュージカル『マタ・ハリ』(2025)スポット映像
★ミュージカル『マタ・ハリ』製作発表会見レポートはこちら
<公演情報>
ミュージカル『マタ・ハリ』
脚本:アイヴァン・メンチェル
作曲:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ジャック・マーフィー
オリジナル編曲・オーケストレーション:ジェイソン・ホーランド
訳詞・翻訳・演出:石丸さち子
出演:
マタ・ハリ:柚希礼音 愛希れいか(Wキャスト)
ラドゥー/アルマン:加藤和樹(Wキャスト)
ラドゥー:廣瀬友祐 (Wキャスト)
アルマン:甲斐翔真 (Wキャスト)
ヴォン・ビッシング:神尾佑
アンナ:春風ひとみ
パンルヴェ:中山昇
ピエール:長江崚行
キャサリン:青山郁代
コリフェ(ファーストダンサー):三井聡
井口大地 / 石井雅登 / 尾川詩帆 / 尾関晃輔 / 伽藍琳 / 木暮真一郎 / 坂口杏奈 / 佐々木淳平 / 高倉理子 / 花陽みく / 晴音アキ / 福本鴻介 / 森山大輔 / 山田美貴
【東京公演】
2025年10月1日(水)〜10月14日(火)
会場:東京建物 Brillia HALL
【大阪公演】
2025年10月20日(月)〜10月26日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール
【福岡公演】
2025年11月1日(土)〜11月3日(月・祝)
会場:博多座
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/matahari2025/
公式サイト:
https://www.umegei.com/matahari2025/
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