松村北斗、高畑充希、奥山由之監督、新海誠のコメント入り! 『秒速5センチメートル』メイキングムービー公開
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映画『秒速5センチメートル』メインカット (C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会
実写映画『秒速5センチメートル』のメイキングムービーが公開された。
2007年に公開された新海誠の劇場アニメーションを実写化した本作では、1991年に東京の小学校で出会った遠野貴樹と篠原明里の18年にわたる人生を描く。今年9月に開催された釜山国際映画祭ではオープンシネマ部門に出品され、約3,800人の観客から拍手と歓声が寄せられた。また、韓国・ベトナム・タイ・インドネシアでの海外配給が決定しており、今後もさらに多くの国・地域での公開が予定されている。
公開されたメイキングムービーは、主演の松村北斗、ヒロインの高畑充希、奥山由之監督、そして新海によるコメントに加え、原作アニメーションの世界観と実写映像が交互に映し出される。山崎まさよしの劇中歌「One more time, One more chance 〜劇場用実写映画『秒速5センチメートル』Remaster〜」をバックに流れる前半部分では、岩舟駅で再会する幼少期の貴樹(上田悠斗)と明里(白山乃愛)のシーンや、種子島での貴樹(青木柚)と花苗(森七菜)の撮影風景が収められている。新海は「まさか、自分の原作で泣くなんて思わなかったんですよね。本当にこの人たちに形にしてもらえて、幸せな映画になったなと思いました」と、実写版への想いを述べた。
後半は米津玄師の主題歌「1991」に乗せて、社会人になった貴樹(松村北斗)のオフィスでのシーンや、明里(高畑充希)の電車での場面、さらに美鳥(宮﨑あおい)と貴樹、美鳥と明里などの実写版オリジナルシーンのメイキングを見ることができる。
本作について奥山監督は「幼少期の純真さとか、青春の高潔さとか、大人になることの惑いとか、そういうものがひとつになっている作品」と表現。高畑は「ファンの方も『秒速』の存在を知らなかった方も、いろいろ自分に重ね合わせて感じられる作品になっている」とコメントしている。松村は「大きな画面で観てよかったなと思うようなシーンや、ハッとするような風景、聞いてほしい音、曲、声がたくさん詰まっているような作品になっています。ぜひお時間を見つけて劇場で観ていただきたい作品です」と観客に向けてメッセージを送った。
『秒速5センチメートル』メイキングムービー
<作品情報>
『秒速5センチメートル』
10月10日(金)公開
公式サイト:
https://5cm-movie.jp
(C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会