今牧輝琉「最高に素敵な締めくくりへ向かえたら」 ミュージカル『新テニスの王子様』The Fifth Stageが開幕
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(C)許斐 剛/集英社・新テニミュ製作委員会
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すべて見るミュージカル『新テニスの王子様』The Fifth Stageが、10月3日にKanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)で開幕。この度、公演に先駆けて行われたゲネプロの舞台写真と、初日会見に登壇した今牧輝琉(越前リョーマ役)、高橋怜也(跡部景吾役)、Sion(ロミオ・フェルナンデス役)、中河内雅貴(越前南次郎)のコメントが到着した。
本作では、「U-17 WORLD CUP」で決勝に進出した越前リョーマら中学生を擁する日本代表とスペイン代表の激闘を描く。スペイン代表の決勝メンバーも揃い、より国際色豊かになったキャラクターたちとさらに迫力を増した試合が見どころとなっている。
また、跡部瑛子役で藤原紀香、屋久杉麗華役でKIMERUが特別映像出演することが明らかに。ふたりからもコメントが寄せられた。
キャストコメント

■越前リョーマ役:今牧輝琉
Q. The First Stageで国内合宿での高校生との試合から始まり、The Fifth Stageではいよいよ世界との決勝戦が始まりますが、ここまで進んできたお気持ちは?
僕と(高橋)怜也くんが新テニミュに出演することが発表されたのが5年前の10月2日だったので、5年経ったいま、ついに決勝戦まで来たか……という気持ちになっています。この5年間、テニミュと新テニミュに出演させていただいて、本当に濃い時間を過ごしてきましたが、思ったよりも一瞬だったと感じています。ここまで来られたことが何よりうれしいですし、原作もとうとうクライマックスなので、最高に素敵な締めくくりへ向かえたらいいなと思います。
Q. 座長としてご観劇の皆様へメッセージ
ついに新テニミュも決勝戦が始まるんですけれども、今回は試合が熱いだけでなく、ひとりひとりの人間ドラマや過去も描かれていて、よりキャラクターに対する深みが増す公演になっていると思いますので、キャラクターのこともたくさん愛していただければと思います。今回は、撮影タイムなどのいろいろな企画もあって、新テニミュがどんどん盛り上がっていくのが楽しみです。
新テニミュThe Fifth Stageはまもなく開幕です。ぜひたくさんの方に楽しんでいただきたいなと思います。よろしくお願いいたします!
■跡部景吾役:高橋怜也
Q. 初演から5公演すべてに出演してきて、今作での決勝戦進出をどう感じているか?
率直に喜びがすごいです。The First Stageからここまで皆勤賞で出演しているのは僕と(今牧)輝琉だけなのですが、僕としてはThe First Stageが初めての舞台だったので、初舞台からThe Fifth Stageまで来たのかという驚きもあります。一歩一歩進んできた新テニミュシリーズがとうとう決勝戦までたどり着いたことは率直に喜びが強くて、決勝まで跡部景吾を演じられることが幸せです。
Q. 今回はロミフェルとの試合があるが、特に注目してほしいポイントはどこか?
いつものごとく、兼松(衆)さんの楽曲は素敵ですし、年々アップグレードしていくところも魅力です。自分としては、常に新テニミュでは挑戦をしているのですが、ここまで続けさせてもらって、たぶん今回の試合が一番運動量が多いんじゃないかな?と思うくらい、跡部はロミフェルに振り回されています。でも、その大変さも熱量に変えて試合を魅せていきたいと思うので、ぜひ試合に注目してほしいです。
■ロミオ・フェルナンデス役:Sion
Q. The Fourth Stageではスペイン代表は3名での登場でしたが、今回メンバーが増えた印象は?
スペイン代表は今回7人に増えたことでよりスペインのチームらしさが色濃くなったように感じます。情熱的で、家族愛・絆の強いチームでありながら、ひとりひとりが個性的で謎めいた存在になっています。情熱的でエネルギッシュなチームになっていますので、7人の化学反応を楽しみにしていてください。
Q. ロミフェルは初の試合となりますが、試合に向けて準備してきたことや、意気込みは?
今回は初めての試合で、かつ決勝戦の相手ということで、テニスだけでなくスポーツにおいて決勝に進むことはすごく大変なことだと思うので、そのなかで彼の強さや存在感をしっかりお見せできるように、心と身体の両面で準備してきました。
スペイン代表の誇りを胸に、仲間と共に全力でパフォーマンスをお見せできるよう頑張るのでぜひ楽しみにしていてください。
■越前南次郎役:中河内雅貴
Q. 初登場となる新テニミュでは、サムライ南次郎にも扮しますが、同じ役でも心境は変わりますか?
お父さんの南次郎を演じているときと、若かりし頃のサムライ南次郎を演じるというのでは、自分の中でもスイッチが切り替わる瞬間があるのですが、登場した瞬間にみなさんを魅了しなければならないし、伝説のプレイヤーだと確固たる位置づけをしなければならないので、それを歌だったり、お芝居だったり、ダンスだったり、居方で表現したいという思いがあります。その扮装になると変わりますし、扮装しなくても自分の中ではみんなを見守りつつ、自分のやるべきことをしっかりとやっているという感じです。
Q. 決勝戦に挑む選手たちを見守っている中で、中河内さんが思う見どころは?
見どころは全部です! 原作漫画の『新テニスの王子様』はひとりひとりが主人公で、しかもひとつひとつの試合が真剣勝負ということがこの作品の魅力でもあります。それをこの3次元の人間たちが生身を使って表現するので、そこは勝っても負けても全部が魅力的で。そのなかで、ミュージカルですから、歌があってダンスがあって。今のみんなは、(ミュージカル『テニスの王子様』1stシーズンに出演していた)僕らの20年前よりもすごく上手です(笑)。ぜひお客様も僕らと一緒に戦ってほしいなと思います。



■跡部瑛子役:藤原紀香
もとより、ミュージカル『テニスの王子様』シリーズは、“不可能を可能にした舞台”という言葉がぴったりの作品だと感じてきました。
「テニミュからデビューしました!」というactor陣も多く、このシリーズが築いてきた歴史の大きさ、素晴らしさを改めて実感しています。
今回、主要キャラクターである跡部景吾の伝説の母・跡部瑛子というお役をいただいた時は、驚きとともにとてもうれしく思いました。なにせ「元スパイ」「ペットは虎」……規格外な女性ですから(笑)。
舞台を観てくださるお客様には、そんな“非現実的な跡部ママ”を楽しんでいただきつつ、跡部家の誇りと品格、そして母として息子を信じ抜く揺るぎない愛を兼ね備えた跡部瑛子として、皆さまの心に残れば幸いです。
また、演出の上島先生と【ミュージカル『南太平洋』】以来にご一緒でき、大船に乗った気持ちで臨むことができました。
映像化が難しいと当初は言われていたこのシリーズがここまでの歴史を重ねてきたことに、心からリスペクトを抱きながら、
初登場となるこのお役を「この母にしてこの息子あり」と感じていただけるようにと、心を込めて務めました。
最後になりますが……
「今後とも息子・跡部景吾をよろしくお願いします。そして、新テニミュの仲間たちも最高よ♡ by跡部瑛子」
■屋久杉麗華役:KIMERU
ミュージカル『テニスの王子様』シリーズに帰ってきました。
卒業したメンバーが続々と新しい役を新テニミュで演じていて、うらやましいなと陰から応援してきましたが、今回やっと自分も関わることができてすごくうれしく思っています。不二周助役、越前リョーマ役に続き、3役目です。まさかの役どころで皆さんだけじゃなく僕もビックリですが、レジェンド役を演じさせていただきますので、劇場で楽しんでいただけたら幸いです。これからもテニミュ・新テニミュの応援をよろしくお願いします。
<公演情報>
ミュージカル『新テニスの王子様』The Fifth Stage
原作:許斐剛『新テニスの王子様』(集英社「ジャンプSQ.」連載)
脚本/演出:上島雪夫
作詞:三ツ矢雄二
音楽:兼松衆
振付:上島雪夫/井餘田修
【出演】
■日本代表
越前リョーマ役:今牧輝琉
跡部景吾役:高橋怜也
幸村精市役:藤田浩太朗
真田弦一郎役:吉田共朗
遠山金太郎役:粟野准斗
種ヶ島修二役:秋沢健太朗
徳川カズヤ役:小野健斗
大曲竜次役:畠山遼
越知月光役:楚南慧
毛利寿三郎役:丸山龍星
■スペイン代表
アントニオ・ダ・メダノレ役:當間ローズ
フリオ・ロマン役:古谷大和
マルス・デ・コロン役:Toki
シルバ・セラ・バンビエーリ役:Alec
ロミオ・フェルナンデス 役:Sion
セダ役:湊丈瑠
越前リョーガ役:井澤勇貴
越前南次郎役:中河内雅貴
【公演替わり出演】
■東京公演
入江奏多役:泰江和明
君島育斗役:星野勇太
遠野篤京役:輝馬
■大阪公演
手塚国光役:手島章斗
■岐阜公演
手塚国光役:手島章斗
デューク渡邊役:大久保圭介
■東京凱旋公演
デューク渡邊役:大久保圭介
鬼十次郎役:岡本悠紀
■テニミュキッズ(※日替わり出演)
レナト役ほか:トレヴァー ハルバーソン
ラウル役ほか:ローフトハンス芳雄
レナト役ほか:デュバル逢鈴
ラウル役ほか:ライアンマックス
■テニミュボーイズ
明石侑成、石川蓮恩、耀、三橋優樹
■スウィング
當間ラン
■特別映像出演
屋久杉麗華役:KIMERU
跡部瑛子役:藤原紀香
【東京公演】
2025年10月3日(金)~10月13日(月・祝)
会場:Kanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)
【大阪公演】
2025年10月18日(土)~10月26日(日)
会場:SkyシアターMBS
【岐阜公演】
2025年10月31日(金)~11月2日(日)
会場:土岐市文化プラザ サンホール
【東京凱旋公演】
2025年11月7日(金)~11月16日(日)
会場:Kanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2560163
公式サイト:
https://www.tennimu.com/
(C)許斐 剛/集英社・新テニミュ製作委員会
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