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尾上右近も登場! 現在開催中の「特別展 This is KABUKI 体験!『義経千本桜』が誘う歌舞伎の世界」内覧会レポートが到着

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内覧会に登場した尾上右近と会場内の様子

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体験型企画展「特別展 This is KABUKI 体験!『義経千本桜』が誘う歌舞伎の世界」が、2025年10月1日から11月16日(日) まで東京・東銀座の歌舞伎座ギャラリー・歌舞伎座ホールで開催中。このたび、初日に先立って開催された内覧会の様子を紹介するレポートが到着した。

本展は、東京・歌舞伎座の「錦秋十月大歌舞伎」で上演されている三大名作のひとつ『義経千本桜』を通して、歌舞伎の多彩な魅力を紹介している。心を揺さぶる俳優の熱演、職人の手仕事が光る美しい舞台美術、豪華絢爛な衣裳、さまざまな仕掛けや工夫がつまった小道具、そして時代を超えて人々の心を捉え続ける物語の奥深さと、知れば知るほどに好奇心をかき立てられる歌舞伎の世界を、体験型の展示を通して楽しむことができる。

会場となる歌舞伎座ギャラリーの前には、『義経千本桜』「鳥居前」でおなじみの京都・伏見稲荷が再現されており、赤い大鳥居をくぐると『義経千本桜』の世界に誘われる。さらに進むと、桜の花びらが舞い、桜吹雪に導かれて『義経千本桜』の登場人物たちが「川連法眼館」で出迎えてくれる。佐藤忠信(狐忠信)の隣では記念撮影を行うことが可能だ。

歌舞伎座ギャラリー入口前の「鳥居前」
吉田枝里子による『義経千本桜』の人物画

会場内では『義経千本桜』の各場面を描いた芝居絵のデジタル展示を堪能できるほか、歌舞伎全般の学びを深めることができるエリアも。「歌舞伎の歴史」「歌舞伎の分類」「歌舞伎の美」に加えて、新たに「歌舞伎と推し活」のコーナーが追加され、江戸時代から変わることのない「推し」に対するファンの熱量に触れることができる。さらに、松竹や歌舞伎座のはじまりが収められた資料の展示もあり、江戸時代より積み重ねられてきた歌舞伎の奥深さを体感できる内容となっている。

『義経千本桜』の芝居絵をデジタルで堪能
歌舞伎のイロハを学ぶエリア

メインとなる歌舞伎座ホール内には、「本物」の舞台美術や小道具、衣裳が展示されている。舞台には十月歌舞伎座の第三部で上演される「吉野山」が再現され、その前には「すし屋」のいがみの権太、「吉野山」の忠信と静御前、そして「川連法眼館(四の切)」の源九郎狐の扮装が華やかに並ぶ。満開の桜が咲き誇る舞台上や「渡海屋」の番傘・「大物浦」の大碇とともに写真撮影ができるほか、実際に過去の舞台で使われていた『義経千本桜』の小道具に触れることもできる。

歌舞伎座ホール内の展示の様子
「吉野山」の舞台とともに1枚!
「渡海屋」で番傘とともに1枚!

内覧会当日は、十月歌舞伎座公演のBプロで佐藤忠信実は源九郎狐を勤める歌舞伎俳優の尾上右近が登場。会場内を見学した右近は「衣裳や小道具、そして美術セットの要素もあり、僕が子どものときにこんな展示があったら、楽しくて仕方なかったはず。僕は劇場や空間そのものを楽しんでもらうことが歌舞伎の魅力だと思っていまして、この特別展はまさに理想的ですね」とコメントした。なお、WEB限定の「道具帳」ポストカード付チケットも販売されており、特設サイトから購入することが可能だ。

展示を見学する尾上右近
人物画とともに写真を撮る尾上右近

<イベント情報>
「特別展 This is KABUKI 体験!『義経千本桜』が誘う歌舞伎の世界」

2025年10月1日(水)〜11月16日(日)
会場:東京・歌舞伎座タワー5階 歌舞伎座ギャラリー・歌舞伎座ホール
※11月20日(木) まで歌舞伎座ギャラリーの無料公開を中止

特設サイト:
https://plan.shochiku.co.jp/thisiskabuki/

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