三谷幸喜の書き下ろし新作舞台『いのこりぐみ』上演決定　小栗旬、菊地凛子、平岩紙、相島一之によるディスカッション劇

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ぴあ

25/10/8(水) 8:00

舞台『いのこりぐみ』メインビジュアル (C)渞忠之

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三谷幸喜の書き下ろし新作舞台『いのこりぐみ』が、2026年1月30日(金) から2月23日(月･祝) に東京・IMM THEATERで上演される。

本作は、モンスターペアレントをテーマにしたワンシチュエーションのディスカッション劇。登場人物は4人のみで、ときに笑いにあふれ、ときにスリリングな丁々発止のやりとりが交わされる作品になるという。

舞台は放課後の小学校の教室。面談のために残っていたふたりの教師のもとへ、ある児童の母親が訪れる。学校にたびたびクレームを入れる、いわゆるモンスターペアレントである彼女は、「息子が担任に嫌われているから、担任を変えてほしい」と主張。そこへ当の担任教師も現れ、教師たちは母親と担任の双方から話を聞き、解決の糸口を探ろうとするのだが……。

主演の若手教師役を演じるのは小栗旬。小栗は三谷が手がけたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で1年にわたり主役・北条義時を演じていたが、三谷作・演出の舞台に出演するのは今回が初となる。また、モンスターな母親役で舞台初挑戦となる菊地凛子が出演する。さらに、担任教師役で平岩紙、ベテランの教頭役で三谷作品の常連である相島一之が名を連ねた。

小栗は「僕は舞台で日本人の役、それも等身大の現代人をやったことがないので、それだけで楽しみ。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです」とコメント。初舞台に挑む菊地は、「舞台をやりたいと思ったのは、小栗さんの舞台を観劇したことがきっかけです。役者の皆さんがエネルギッシュにいきいきと生きていて、そこに映像とは違う私の知らない世界があることに気づき、新たな自分を発見できるのではないかと考えました」と出演の決め手を明かした。

平岩は「今回、三谷さんの会話劇に素晴らしいキャストの皆さんとじっくり向き合えることが楽しみですし、初めて当て書きしていただいたことも光栄でとてもうれしいです」と喜びをコメント。相島は「ワンシチュエーションで4人芝居。シンプルなだけに、俳優の力が問われる舞台、しびれますね。今、さまざまな問題のある教育にスポットを当てつつ、どんでん返しやミステリーの要素が加わり、めちゃくちゃ面白い！」と期待を込めている。

東京公演の後は、2026年3月6日(金) から8日(日) に新潟・りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場、3月12日(木) から15日(日) に兵庫・兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール、3月20日(金･祝) から22日(日) に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、3月27日(金) から29日(日) に大阪・ＳｋｙシアターＭＢＳで上演される。

■小栗旬コメント全文