ミュージカル『レイディ・ベス』乃木坂46奥田いろは、小南満佑子、有澤樟太郎、手島章斗ら全キャスト発表

2026年2月9日(月) から3月27日(金) まで東京・日生劇場で上演されるミュージカル『レイディ・ベス』の全キャストと公演詳細が発表された。

本作は、約45年の長きにわたり英国に繁栄をもたらした女王・エリザベス1世の半生を、大胆な解釈で描き出す歴史ロマン大作ミュージカル。『エリザベート』『モーツァルト！』などの名作を生んだ巨匠、ミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞、シルヴェスター・リーヴァイが音楽・編曲を、また演出・訳詞・修辞を日本ミュージカル界のヒットメーカー小池修一郎（宝塚歌劇団）が手がけた。2014年に東京・帝国劇場で世界初演を迎え、2017年に再演、2020年にはスイスでの上演も実現したが、今回は8年ぶりの上演となり、装いも新たにブラッシュアップされる。

後にエリザベス1世となるレイディ・ベス役を、『1789 -バスティーユの恋人たち-』でヒロインのオランプ役を務めた奥田いろは（乃木坂46）と、『レ・ミゼラブル』のコゼット役や『ラブ・ネバー・ダイ』のメグ・ジリー役などを演じてきた小南満佑子がWキャストで演じる。ベスと想いを通わせる吟遊詩人のロビン・ブレイク役は、『HERO』で東京・シアタークリエでの初主演を果たした有澤樟太郎、『1789 -バスティーユの恋人たち-』で主役のロナンを演じた手島章斗が務める。

ベスの異母姉であるイングランド女王・メアリー・チューダー役は、ミュージカル初挑戦となる丸山礼と宝塚歌劇団出身の有沙瞳がWキャストで出演。スペイン王太子フェリペ役には内海啓貴と松島勇之介のWキャスト、スペイン大使シモン・ルナール役には高橋健介、イギリスの司教ガーディナー役には津田英佑が決定した。さらに、ベスの教育係キャット・アシュリー役で吉沢梨絵、ベスの母親アン・ブーリン役で宝塚歌劇団出身の凪七瑠海、ベスの家庭教師ロジャー・アスカム役で山口祐一郎と石川禅がWキャストで名を連ねた。

東京公演の後は、2026年4月4日(土) から13日(月) まで福岡・博多座、5月3日(日･祝) から10日(日) まで愛知・御園座で上演される。

【ストーリー】
16世紀イギリス。ベスは国王ヘンリー8世の娘にもかかわらず、母が反逆罪の汚名を着せられ処刑されたため、片田舎で家庭教師たちと共に勉学に勤しみながらひっそりと暮らしていた。王女らしい理知と少女らしい好奇心に満ちたベスは、ある日、吟遊詩人ロビンと出会い、自身と真逆で自由に生きるロビンに反発しながらも、淡い恋心を抱き始める。しかし、つつましくも平穏だった日常は、彼女が現国王である姉のメアリーに対して反逆を企てているとの疑いを掛けられ一変する。忠義心をメアリーに信じてもらえず、彼女の側近ガーディナー司教やルナールから陥れられ、ついにはロビンとも引き離されロンドン塔に投獄されてしまう。だがメアリーの圧政に不満が溜まった民衆からは、「ベスを女王に」という声が次第に高まっていく。ベスが選ぶ道は、国のための人生か、ひとりの女性としての幸せか、果たして──。

＜公演情報＞
ミュージカル『レイディ・ベス』

脚本／歌詞：ミヒャエル・クンツェ
音楽／編曲：シルヴェスター・リーヴァイ
演出／訳詞／修辞：小池修一郎（宝塚歌劇団）

【主な出演者】
後のエリザベス1世 レイディ・ベス（Wキャスト）：奥田いろは（乃木坂46）／小南満佑子
吟遊詩人 ロビン・ブレイク（Wキャスト）：有澤樟太郎／手島章斗
イングランド女王・ベスの異母姉 メアリー・チューダー（Wキャスト）：丸山礼／有沙瞳
スペイン王太子 フェリペ（Wキャスト）：内海啓貴／松島勇之介
スペイン大使 シモン・ルナール：高橋健介
イギリスの司教 ガーディナー：津田英佑
ベスの教育係 キャット・アシュリー：吉沢梨絵
ベスの母親 アン・ブーリン：凪七瑠海
ベスの家庭教師 ロジャー・アスカム（Wキャスト）：山口祐一郎／石川禅

【東京公演】
2026年2月9日(月)～3月27日(金)
会場：日生劇場

【福岡公演】
2026年4月4日(土)～13日(月)
会場：博多座

【愛知公演】
2026年5月3日(日･祝)～10日(日)
会場：御園座

公式サイト：
https://www.tohostage.com/ladybess/