『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』苦悩するアーティストの姿を切り取った場面写真7点公開

11月14日(金)に公開される映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』の新たな場面写真が公開された。

本作は、2023年に発表されたウォーレン・ゼインズの小説『Deliver Me From Nowhere』を基に、第82回アカデミー賞で主演男優賞・歌曲賞に輝いた『クレイジー・ハート』(2009年)のスコット・クーパー監督が、原作者のゼインズと脚本を共同執筆した作品。ブルース・スプリングスティーン最大のヒットアルバム『Born In The U.S.A.』の前夜、1980年代のニュージャージーを舞台に、スプリングスティーンに何があったのかを描く。

今回公開されたのは、主演のジェレミー・アレン・ホワイトが演じるブルース・スプリングスティーンの姿を中心にした7点。レコーディングスタジオのコンソールルームにひとり残ったスプリングスティーンが、自分が求める音が再現できないことに途方に暮れている姿や、ダイナーの片隅でマネージャーのジョン・ランダウと意見を交わしているひとコマ。名盤『ネブラスカ』の創作に取り組むスプリングスティーンが、このアルバムがどんな意味を持つのかを語り、その言葉にランダウがじっと耳を傾けているシーンが写し出されている。

また、スプリングスティーン本人の「作曲や創作活動に没頭したために彼女たちに感情を注ぐことができなかった」という述懐を頼りに、クーパー監督が創作した複合的なキャラクター、恋人フェイ（オデッサ・ヤング）とのひとときをとらえたカットや、Eストリート・バンドとのレコーディングを終えたスプリングスティーンが、自分が求める音が再現できないことに葛藤する場面も。

そして、『ネブラスカ』の創作に向けて、ニュージャージーの自宅でメモを取るスプリングスティーンの姿。テーブルには歌詞を綴ったメモとハーモニカ、歌を仕上げるために一心不乱にペンを走らせ、自分の中にあるイメージを歌に結実させようとする姿などが切り取られている。

＜作品情報＞
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』

11月14日(金)公開

公式サイト：
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/springsteen

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