サム・ライミ待望の新作は無人島でパワハラ上司とサバイバルバトル!『HELP/復讐島』1月公開決定
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『HELP/復讐島』 (C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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奇才サム・ライミ監督の最新作『HELP/復讐島』が、2026年1月30日(金)より公開されることが決定。併せて、特報が公開された。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)、そして『スパイダーマン』シリーズを生み出すなど、ヒーロー映画の名手として知られるサム・ライミ。だが原点は、限られた空間、少人数、そして極限状況というシンプルな構造を革新的な映像演出で昇華させ、ホラーの常識を覆した『死霊のはらわた』(1981)だ。最新作では、“逃げ場のない無人島”で人間の狂気と復讐心を炙り出す。
会社員のリンダ(レイチェル・マクアダムス)は、日々パワハラを繰り返す上司ブラッドリー(ディラン・オブライエン)の下で鬱屈とした日々を送っていた。ある日、出張のために乗り込んだ飛行機が墜落し、目を覚ますとそこは見渡す限りの孤島。生き残ったのは、よりによって大嫌いな上司と自分のふたりだけだった。

怪我で動けないブラッドリー。リンダは持ち前のサバイバルスキルで食料を確保し、火を起こし、状況の立て直しを図るが、次第にふたりの“力関係”が逆転し始める。「忘れるなボスは私だ、私のために働け」と無人島でもいばり散らすブラッドリーに対して「もうオフィスはないのよ」とバッサリ切り捨てるリンダ。やがて彼女の中に抑え込まれていた怒りと復讐心が、静かに、確実に膨れ上がっていく。

先日、アメリカで行われたテストスクリーニングでは「サム・ライミにしか許されないラスト」「ジャンルを裏切る快感」と絶賛され、ただのサバイバルスリラーに留まらない“新感覚の復讐エンターテインメント”として早くも話題を呼んでいる。
会社員のリンダを演じるのは、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』や『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレイチェル・マクアダムス。一方、リンダを追い詰めるパワハラ上司ブラッドリーを、『メイズ・ランナー』シリーズで知られるディラン・オブライエンが、これまでにない憎たらしい演技で見せる。音楽は、サム・ライミ作品の常連であり、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』など数々の名作を彩ってきた巨匠ダニー・エルフマン。
サム・ライミは本作について、「キャラクターたちが極限状態に追い込まれる物語をいつも愛してきました。そして、この物語では力関係の変化が次々と状況をエスカレートさせ、予想外の展開とスリルに満ちたドラマを生み出しているんだ」と語る。
『HELP/復讐島』特報
<作品情報>
『HELP/復讐島』
2026年1月30日(金)公開
(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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