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『福沢一郎の旅行カバン―画家とゆく世界の旅』高崎市美術館で 国内外を旅し描いた画家の足跡をたどる

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福沢一郎《陽なたの観衆》1978年 富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館寄託 夢遊人M.コレクション

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1930年代の日本にシュルレアリスムを紹介した人物として知られる画家・福沢一郎(1898-1992)の画業を「旅」をテーマに紹介する展覧会『福沢一郎の旅行カバン―画家とゆく世界の旅』が群馬県の高崎市美術館にて10月18日(土)より開催される。

1898年、群馬県北甘楽郡富岡町(現在の富岡市)に生まれた福沢一郎は、20歳のときに東京帝国大学(現・東京大学)に入学するも、大学にはほとんど通わず1924年に彫刻家を目指して渡仏。パリで本格的に絵画制作に取り組むようになり、帰国後は日本における前衛芸術運動の主導者として活躍した。

福沢一郎《群馬県民会館第一緞帳下絵》1971年 群馬県立近代美術館蔵

福沢は、その画業において旅によって制作のテーマを探求し、表現の幅を広げて行った。旅先では、作品にいかすために人間観察を記録し、カメラも愛用していたという。同展では、群馬県立近代美術館、富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館の収蔵・管理作品とともに、旅先での写真やスケッチなどの豊富な資料を展示。若き日を過ごしたパリのほか、スペイン、ギリシャ、オセアニア、ニューヨーク、中南米、国内では秩父や故郷の群馬など、国内外さまざまな場所を旅し、描いた福沢の足跡をたどっていく。

福沢一郎《踊る》1992年

旅先の風景や人々に鋭いまなざしを向け、その絵画表現を深めていった福沢一郎。その作品世界を、ともに旅するように楽しみたい。

福沢一郎《メキシコの女》1956年 高崎市美術館蔵
福沢一郎《鮫》1950年 富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館蔵


<開催概要>
『福沢一郎の旅行カバン―画家とゆく世界の旅』

会期:2025年10月18日(土)~12月21日(日)
会場:高崎市美術館
時間:10:00~18:00(金曜日は~20:00、入館は閉館の30分前まで)
※混雑状況により入室制限となる可能性あり
休館日:10月20日(月)・27日(月)、11月4日(火)・10日(月)・17日(月)・25日(火)、12月1日(月)・8日(月)・15日(月)
料金:一般600円、大学・高校生300円
公式サイト:
https://www.city.takasaki.gunma.jp/site/art-museum/72194.html

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