“ロックの英雄”スプリングスティーン、映画公開を前に1985年版「ぴあ」表紙が再公開
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雑誌「ぴあ」1985年4月19日号の表紙として及川正道氏により描かれたブルース・スプリングスティーン
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すべて見るブルース・スプリングスティーンの若き日を描く映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が11月14日(金)から公開になる前に、いまから40年前の1985年夏に発売された雑誌「ぴあ」の表紙画像が再び公開になった。
ブルース・スプリングスティーンは、“ザ・ボス”の愛称で知られるシンガーソングライター。1975年のアルバム『明日なき暴走 (Born to Run)』で大きな注目を集め、1984年にアルバム『ボーン・イン・ザ・U.S.A. (Born in the U.S.A.)』を発表。全世界で驚異的なヒットを記録した。
彼の主戦場はライブで、1984年から翌年にかけて全世界で行われた「Born in the U.S.A.ツアー」は約390万人が会場に集まり、当時、世界で最も成功をおさめたツアーとして紹介された。その後もライブの動員は衰えることはなく、2023年から始まり現在開催中の最新ツアーの動員数はすでに500万人を突破している。
このほど公開になったのは、彼の初来日公演を控えた1985年4月19日号の表紙だ。スプリングスティーンは「Born in the U.S.A.ツアー」の一環で初めて日本のステージに立ち、4月10日と11日、13日、15日、16日に国立代々木競技場第一体育館、19日に京都府立体育館、22日と23日に大阪城ホールで公演を実施。
8公演の総動員数は75000人でチケットは完売で、いずれの公演も3時間超えの圧巻のパフォーマンスを繰り広げた。まさにロック界のトップランナー、“ボス”の名にふさわしいステージで、表紙からも当時の日本のスプリングスティーンへの期待と熱量が伝わってくる。
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』で描かれるのは、そんな彼が世界中で快進撃を繰り広げる“少し前”の物語。まだ若いブルースは、悩み、苦しみながら自身の過去、自分の音楽と向き合う。暗いトンネルを抜けた先に何があるのか? 彼は何を掴み、自身の歌声に注ぎ込んだのか? ファンならずとも心震わせる作品になっている。
<作品情報>
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
11月14日(金)公開

公式サイト:
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/springsteen
(C)2025 20th Century Studios
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