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柿澤勇人&吉沢亮がWキャストで主演! トニー賞6部門受賞のミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』日本上陸が決定

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ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』仮チラシ

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2016年にニューヨーク・ブロードウェイで上演され、社会現象になるほどチケットが連日完売となったミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』の日本版演出の上演が決定。2026年3月27日(金) に東京・有明で開業する複合型エンタテインメント施設「TOKYO DREAM PARK(東京ドリームパーク)」内の新劇場「EX THEATER ARIAKE」のOPENING LINEUP第3弾として、7月から8月に上演される。

『ディア・エヴァン・ハンセン』は、第71回トニー賞でミュージカル作品賞・ミュージカル脚本賞・オリジナル楽曲賞など6部門を受賞し、第60回グラミー賞や第45回エミー賞なども受賞した話題作。作詞・作曲は『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』を手がけたベンジ・パセックとジャスティン・ポールが担当し、脚本は名作『RENT』に大きな影響を受けたスティーヴン・レヴェンソンが手がけた。

日本版の演出と翻訳を務めるのは、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し、数々の舞台・ミュージカルの演出で注目を集める小山ゆうな。残酷で混沌としたSNS時代に、自分の居場所を切実に求める青年の孤独感や葛藤、他人の悲嘆を自分の物語として共有したがる心理、大人たちの不器用な喪失との向き合い方などを描き出した本作を、豪華キャスト・スタッフと共に日本で新たに創り上げる。

主演のエヴァン・ハンセンを演じるのは、柿澤勇人と吉沢亮のWキャスト。両者ともにブロードウェイで本作を観劇し、日本版への出演を望んで今回の出演が決まったという。柿澤は「ブロードウェイでこの『ディア・エヴァン・ハンセン』が開幕した直後、すぐに音源や英字台本を取り寄せました。気付いたら貪るように今作品とエヴァンについて勉強をしていて、いつしか漠然と“この役やりたいなあ”と……。普段、滅多に我を主張する方ではないのですが、まさか自分にそのチャンスが巡ってくるとは思っていませんでした」と出演への思いを明かした。

一方の吉沢は「数年前、ブロードウェイで初めて観た時からずっと心の中に残り続けていた『ディア・エヴァン・ハンセン』。どうしようもない絶望の中で、誰かが手を差し伸べてくれるのを期待してしまう。SNSなどを通して世界と不確かな繋がりを持ちながら、常に孤独がまとわりつく現代を象徴する傑作だと思います」と本作の魅力についてコメントしている。

そのほか、エヴァンの母親であるハイディ役を安蘭けいと堀内敬子、エヴァンが心惹かれるゾーイ役を木下晴香と松岡茉優、コナー役を立石俊樹と廣瀬友祐、ジャレッド役を上口耕平と須賀健太、アラナ役を高野菜々と宮澤佐江、コナーの母シンシア役を瀬奈じゅんとマルシア、父ラリー役を石井一孝と新納慎也が、それぞれWキャストで務める。さらに登場人物の内面を表現する“影”をダンサーが演じる。

東京公演の後は、2026年8月から9月にかけて愛知、大阪でのツアー公演が予定されている。

【あらすじ】
エヴァン・ハンセン(柿澤勇人/吉沢亮)は学校に友だちがおらず、唯一の家族である母親ハイディ(安蘭けい/堀内敬子)にも心を開けずにいる。社交不安障がいの治療のため毎日自分宛ての手紙を書いており、ある日「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」から始まる手紙を、学校で同級生のコナー(立石俊樹/廣瀬友祐)に持ち去られてしまう。それは誰にも見られたくないエヴァンの心の声が書かれた手紙だった。
後日、校長室に呼び出されたエヴァンは、コナーの父ラリー(石井一孝/新納慎也)と母シンシア(瀬奈じゅん/マルシア)からコナーが自ら命を絶ったことを知らされる。悲しみに暮れるコナーの両親は息子が持っていた手紙を見つけ、コナーとエヴァンが親友だったと思い込み、ふたりの友情を詳しく知るためにエヴァンを夕食に招待する。夕食の席で妹のゾーイ(木下晴香/松岡茉優)から疑いの目を向けられるものの、エヴァンはとっさの思いやりで嘘をついてしまう。
さらにエヴァンは、友人のジャレッド(上口耕平/須賀健太)の力を借りて、友情の証拠であるメールのやり取りをでっち上げる。コナーの両親にメールのやり取りを見せ、“コナーとの楽しかった思い出”を語り、嘘を塗り重ねてしまう。
エヴァンとジャレッド、同級生のアラナ(高野菜々/宮澤佐江)は、コナーの存在を忘れないためにコナー・プロジェクトを学校で立ち上げる。エヴァンの感動的な作り話のスピーチがSNSで急速に拡散され、彼と周囲の人々の人生を大きく動かす。
やがて〈思いやりでついた嘘〉の真実が少しずつ明らかになり、事態は思いもよらぬ方向に進んでいく──。

■翻訳・演出:小山ゆうな コメント全文
『ディア・エヴァン・ハンセン』初演時から10年、コロナ禍を経て、SNSと人間の関係・他者とどう繋がるかといった価値観も大きく変わってきました。
今上演するには、作品にどのように光をあてれば良いか、クリエイティブメンバーと打ち合わせを重ねています。
私自身ブロードウェイ初演時には、斬新な発想、素晴らしい楽曲・演者たち、全てに衝撃を受け、日本での上演を楽しみにしていたので、お話をいただいた時は驚きすぎて言葉を失いました。
今台本に向き合い、作品の素晴らしさを改めて感じています。
日本のお客様の期待に応えられるようスタッフ・キャストともに、作品に最大の敬意を払いクリエイトしていきますので応援していただければ幸いです。

■エヴァン・ハンセン役:柿澤勇人 コメント全文
ブロードウェイでこの『ディア・エヴァン・ハンセン』が開幕した直後、すぐに音源や英字台本を取り寄せました。
気付いたら貪るように今作品とエヴァンについて勉強をしていて、いつしか漠然と「この役やりたいなあ」と……。
普段、滅多に我を主張する方ではないのですが、まさか自分にそのチャンスが巡ってくるとは思っていませんでした。
そして一方的に大好きで且つファンである素敵なキャストの方々が集いました。
カンパニーと共に最高の作品になるよう、そして自身も少しでも作品に貢献できるよう、実は今年の初めからトレーニングを始めています。
先日誕生日を迎え38歳になったばかりですが(笑)、まだまだ悪あがきする所存でございます。

■エヴァン・ハンセン役:吉沢亮 コメント全文
数年前、ブロードウェイで初めて観た時からずっと心の中に残り続けていた『ディア・エヴァン・ハンセン』。
どうしようもない絶望の中で、誰かが手を差し伸べてくれるのを期待してしまう。
SNSなどを通して世界と不確かな繋がりを持ちながら、常に孤独がまとわりつく現代を象徴する傑作だと思います。
精一杯やらせていただきます。
よろしくお願いします。

<公演情報>
ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』

翻訳・演出:小山ゆうな
訳詞:高橋知伽江
音楽監督・歌唱指導:清水恵介
振付:松田尚子

【キャスト】※各役五十音順
エヴァン・ハンセン:柿澤勇人/吉沢亮
ハイディ・ハンセン:安蘭けい/堀内敬子
ゾーイ・マーフィー:木下晴香/松岡茉優
コナー・マーフィー:立石俊樹/廣瀬友祐
ジャレッド:上口耕平/須賀健太
アラナ:高野菜々/宮澤佐江
シンシア・マーフィー:瀬奈じゅん/マルシア
ラリー・マーフィー:石井一孝/新納慎也

尾関晃輔、澤村亮、瀬崎宙乃、十川大希、福島玖宇也、藤田実里、渡邉南

2026年7月~8月
会場:東京・EX THEATER ARIAKE
※2026年8月~9月にツアー公演(愛知、大阪)あり

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