松村北斗主演『秒速5センチメートル』BUMP、レディオヘッド、ジュディマリの名曲が劇中歌に! 新ビジュアルも公開
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映画『秒速5センチメートル』新ビジュアル (C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会
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すべて見る松村北斗が主演を務める映画『秒速5センチメートル』が10月10日より公開中だが、この度、本作の劇中歌としてすでに発表されている、山崎まさよし「One more time, One more chance 〜劇場用実写映画『秒速5センチメートル』Remaster〜」に加えて、BUMP OF CHICKEN「銀河鉄道」、Radiohead「Thinking About You」、JUDY AND MARY「クラシック」が劇中歌として使用されていることが明らかとなった。
新海誠の劇場アニメーションを実写映画化した本作では、主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描く。公開から4日間で観客動員数38万人、興行収入5.4億円を突破し、ヒットを記録している。
今回劇中歌として明らかになったBUMP OF CHICKEN「銀河鉄道」は、2005年に発売されたシングル「プラネタリウム」のB面曲。劇中では2008年のヒロイン・篠原明里のシーンで登場し、レンタルビデオ店で「月とキャベツ」のDVDを手にしながら店内BGMとして耳にし、電車の窓から都会の街を眺めながら帰宅する明里の姿を彩る。A面曲「プラネタリウム」も本作では重要なモチーフとなっている。
Radioheadの「Thinking About You」は1993年にリリースされたデビュー・アルバム『Pablo Honey』の収録曲で、劇中では1997年、高校生時代の貴樹が聴いていた楽曲として登場する。貴樹に恋心を抱く澄田花苗も、貴樹から借りたCDでこの曲を聴いており、「ずっと君のことを考えてしまう」という甘酸っぱい恋の楽曲が、高校時代と大人の貴樹の切ない心情をつないでいる。
JUDY AND MARYの「クラシック」は1996年にリリースされた10枚目のシングル。劇中では1997年、高校生時代の花苗が勇気を振り絞って貴樹を誘ったカラオケボックスで歌うシーンで使用されている。「今アツイキセキがこの胸に吹いたら」という歌詞に込めた花苗の精いっぱいの恋心と、貴樹との恋が成就するように願うひたむきな想いが表現されている。
また、写真家・瀧本幹也が手がけた本作の新たなビジュアル2種も公開された。幼少期の貴樹と明里のビジュアルは、桜の花びらが舞う空に優しく差し伸べられた温かな手と、それに応えようとする手が描かれている。一方、大人になった貴樹と明里のビジュアルは、作中で“約束の場所”として重要な意味をもつ桜の木を隔てて背中合わせで振り向くふたりの姿を、多重露光という写真技術を用いて撮影したものとなっている。

<作品情報>
『秒速5センチメートル』
公開中
公式サイト:
https://5cm-movie.jp
(C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会
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