森崎ウィン&向井康二がタイ語で挨拶! 映画『(LOVE SONG)』バンコク・プレミア開催
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映画『(LOVE SONG)』バンコク・プレミアより
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すべて見る森崎ウィンと向井康二(Snow Man)がダブル主演を務める映画『(LOVE SONG)』のバンコク・プレミアが、10月22日に開催。森崎、向井に加え、本作が日本映画デビューとなるチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督、タイでの撮影をともにしたミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、ファースト・チャローンラット・ノープサムローン、ミュージック・プレーワー・スタムポン、逢見亮太が登壇した。
日本国外では初のお披露目となる今回のプレミアは、タイ・バンコクの劇場メジャー・ラチャヨーティンで行われた。満席の観客で埋め尽くされた会場に、森崎が「サワディーカップ」とタイ語で挨拶。覚えてきたフレーズを思い出しながら見事な発音でやり切ると、共演陣から「発音が良い!」と称賛の声が上がった。向井も流暢なタイ語で「公開が近づいてきました。たくさん観てください!」と呼びかけ、配信視聴者へも笑顔で手を振った。
向井は、タイ人のキャスト挨拶では“いたずら”でムードを盛り上げた。ミーンには耳打ちで日本語の「日本の皆さん、愛してるよ」を伝授し、会場は一気に沸騰。さらにファーストには「トイレはどこですか?」と耳打ちし、ファーストがそのまま日本語で挨拶してしまうというオチを披露。向井がネタばらしをすると、ファーストは“やられた!”の表情でニヤリとした。また紅一点のミュージックが「大好きだよ」と日本語で挨拶すると、黄色い歓声が一段と大きくなった。
バンコクでの上映について森崎は「この瞬間を迎えられて本当にうれしい。1年ぶりのバンコクなのに、ホームに戻ってきたような気持ちです。……でも、まだソムタムを食べていないので、どうにか食べたい(笑)」とちゃめっ気たっぷりに語った。向井も「今年はタイと日本を何度も往復して、どっちにいるのか分からなくなるくらい(笑)。『(LOVE SONG)』チームがまたこうして集まれて、タイの皆さんに観ていただけるのが心からうれしい」と感慨深げに述べた。

向井は幼い頃からタイの作品に出るのが夢だったと明かし、「タイのドラマや映画を小さい頃から観ていて、(タイ人の)お母さんも喜んでくれています。初めてタイの俳優さんと仕事をしたとき、“夢が叶ってるな”と思いました。タイの方は本当に優しくて、現場の空気感も素晴らしい」と語る最中、向井の頬に付いたホコリを森崎がそっと払い、向井が「ウィンもやさしい」と微笑むと、客席から悲鳴が上がった。さらに向井は「映画で主演するのは初めて。僕の“代表作”になる作品です」と力強く断言した。

チャンプ監督は日本人キャストとの創作について「この企画にワクワクしました。初日から最終日まで、言葉が通じなくても、目を見れば何を考えているのかだんだん分かるようになってきてとても楽しかったです」と振り返った。

タイキャストたちも日本での撮影エピソードを語った。ミーンは「初日は文化の違いに緊張もありましたが、ミッチー(及川光博)さんのユーモアで一気に雰囲気が和み、“絶対に楽しい現場になる”と確信できました」と笑顔で話した。ファーストは「日本の友人からのアドバイスを実践したら、すぐに仲良くなれた。温かい現場でした」と続け、ミュージックは「日本の脚本がカラーカバーの“ノートブック仕様”で、とても可愛くて記念品みたい。現場文化の違いに感動しました」と語った。



タイで7年ほど活動する逢見は「日本とタイの架け橋になりたいとずっと思っていました。この作品でその一歩を実感できてうれしい」と充実の表情を見せた。向井がすかさず「その橋、渡りたいね」と言えば、逢見も「ぜひ一番に渡ってください!」と即答。絶妙な掛け合いに会場は笑いと拍手が広がった。

タイキャストとの共演で印象に残る出来事を問われた森崎は「皆さんがとにかく明るい。ミュージックさんのお母さんも現場にいらして、カメラが回っていない時間も現場が温かかった。……ただ、(逢見)亮太くんはずっと賑やかでした(笑)」と会場を和ませると、向井が「そこが良さ!」とフォロー。「褒めてる?」と戸惑う逢見に「褒めてる!」と即答し、チームの“家族感”が滲み出るやりとりに客席もほっこりとした様子だった。

クロージングでは、チャンプ監督が「愛にはいろいろな形があります。上映後、皆さんの心が温かくなる作品です。楽しんでください」とメッセージを送った。
向井は「ソウタとカイの物語だけでなく、周りのキャラクターも豊かなので、それにも注目してほしいです。僕、カイが歌う『LOVE SONG』が、(国境を超えて)どんどん広がって、タイの人、日本の人、多くの人の心に届いたらうれしいです。いろいろな人の背中をそっと押してくれるような映画になっていますので、何回も観ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。
森崎は「人生で初めて、タイで自分の出演作のプレミアを迎えられて、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。この映画のタイトルにも入っている“LOVE”“愛”をたくさんいただきました。これが終わったら、日本組はすぐに日本に帰りますが、この映画を通して、僕らはずっとつながっているんだよということを忘れないでほしいです。その“愛の力”を信じて、日本でも頑張ります。ありがとうございました」と感謝を伝え、向井の「皆さん、いっぱい観てください!」の呼びかけで、バンコク・プレミアは大盛況のうちに幕を閉じた。
<作品情報>
『(LOVE SONG)』
10月31日(金)公開
公式サイト:
https://movie-lovesong.jp/
(C)2025『(LOVE SONG)』製作委員会
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