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藤井道人プロデュース『東京逃避行』綱啓永と高橋侃の出演が決定

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(C)2025 映画「東京逃避行」製作委員会

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秋葉恋監督の長編デビュー作となる『東京逃避行』が、BABEL LABEL製作、藤井道人プロデュースのもと2026年初春に公開される。この度、本作の新キャストとして綱啓永と高橋侃の出演が発表された。

「次世代の映画監督を育成する」ことをモットーとする第二回東京インディペンデント映画祭で、審査員長の藤井、特別審査員の綾野剛らに選出され、グランプリを受賞した秋葉監督の短編を長編化した本作。2023年12月以降に青少年健全育成条例に基づき、警視庁によって新宿・歌舞伎町の“トー横”が封鎖され、トー横に集っていた少年少女たちが、居場所を求めてもがき、さまよう姿を描く。家庭でも学校でも居場所を失い、憧れと逃避心を抱えて歌舞伎町に来た高校生・飛鳥役を寺本莉緒、田舎を飛び出してトー横で暮らし、界隈から人気を集めているネット小説『東京逃避行』の作者・日和役を池田朱那が演じる。

トー横に流れ着いた人々を保護し、彼らの心の拠り所となるエド役を演じる綱は、「この物語に共感し、命の尊さをリアルに感じていただき、皆様の人生に何か力を与えられるような作品ができたと思います。エドがこの居場所を作った意味、曲げられない信念、そしてエドがする最後の選択、覚悟を見逃さないでいただきたいです」と力強い想いを明かした。

エドとともに行動し、トー横の若者たちのリーダー格であるメリオを演じる高橋は、「居場所は場所だけじゃない。人にとって人は居場所にもなる。裏切られるのも人ですが、その傷を癒してくれるのも人なんだなと教えてくれた映画です」と本作への想いを寄せている。

併せて公開された場面写真では、飛鳥と日和がネオンの明かりに照らされながらUFOキャッチャーで無邪気に笑い合う姿と、エドとメリオが穏やかに談笑する姿が。一見、ささやかな日常のひとコマのようでありながら、“居場所”を求める彼らのかけがえのない時間を象徴するようなシーンとなっている。

■エド役:綱啓永 コメント全文
『東京逃避行』エド役を務めさせていただきました綱啓永です。
この作品に出てくる人物は皆つらい何かを抱えています。それは観てくださる皆様にも当てはまる部分があると思います。この物語に共感し、命の尊さをリアルに感じていただき、皆様の人生に何か力を与えられるような作品ができたと思います。
エドがこの居場所を作った意味、曲げられない信念、そしてエドがする最後の選択、覚悟を見逃さないでいただきたいです。
また、個人的には秋葉さんとの出逢いにとても感謝しています。凄く誠実に真っ直ぐに作品と向き合っていて、救われた瞬間が何度もありました。また作品でご一緒できたらうれしいです。
皆様、公開まで楽しみにお待ちください。

■メリオ役:高橋侃 コメント全文
暗い闇の中で手探りに光を探しているときにこの映画、そして秋葉恋に出会いました。
「居場所」がなかった自分に「居場所」をくれました。
メリオにとっての正義、守れていると思っていたはずだった物を見失ったとき、探したのは「居場所」ではなく「人」でした。居場所は場所だけじゃない。人にとって人は居場所にもなる。
裏切られるのも人ですが、その傷を癒してくれるのも人なんだなと教えてくれた映画です。僕の光です。

<作品情報>
『東京逃避行』

2026年初春公開

公式サイト:
https://tokyotohiko.babel-pro.com/

(C)2025 映画「東京逃避行」製作委員会

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