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下北沢が再び熱狂に包まれる。阿佐ヶ谷スパイダース2年ぶりの新作『さらば黄昏』

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阿佐ヶ谷スパイダース『さらば黄昏』メインビジュアル

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阿佐ヶ谷スパイダースが11月8日(土)〜30日(日)、東京・下北沢の小劇場 楽園にて本公演『さらば黄昏』を上演する。

2017年、福田転球、大堀こういち、山内圭哉と結成した「新ロイヤル大衆舎」として同劇場で『王将〜三部作〜』を上演した長塚圭史。その際、楽園の舞台に彼は何十人ものキャストを出演させた。小さなステージに入りきらない人々は路上にまではみ出し、舞台の熱もまた、街に広がっていくような、事件とも言える公演だった。

再び楽園で自身の劇団の新作公演を行うにあたり、彼はこうコメントしている。「とにかく俳優も衣裳もはみ出るほどに狭いわけですから、そんな舞台上だからこそ人で埋め尽くしてみたい。それですっかり大所帯の劇団のポテンシャルを活かすという意味でも、普段舞台に上がらぬ者も含めて劇団員はみんな舞台に上がるという極めて真面目な(ふざけてないんです)場面を作ってみようと企んでいるのです」。

阿佐ヶ谷スパイダース『さらば黄昏』チラシ

ちょうど『王将』初演と同じ2017年、それまで20年にわたって「ユニット」として活動してきた阿佐ヶ谷スパイダースは「劇団」に変わった。それからというもの、定期的に本公演を打ち、オーディションで新たな劇団員を迎え入れ、今やスタッフも含めて40人を越える大所帯となっている。歴史を重ね、改めて劇団という形と向き合い、作品を上演し続ける。その営み自体が、演劇の可能性を広げているようにも感じられる。

2年ぶりの新作書き下ろしとなる今作。中村まこと演じる、村の駐在。還暦を過ぎて故郷に帰ろうとする直前、「あいつ」が帰ってくるという報せが届く――。 長塚は「正しさの話。つまりは間違っていることの話なのでしょうか。これはひとりの正義の話ではなく、一人ひとり、個々の心に灯る正義のこと」と表現する。

劇団・阿佐ヶ谷スパイダースが新作で、『王将』の時のような熱狂を再び楽園に巻き起こす。

<公演情報>
阿佐ヶ谷スパイダース『さらば黄昏』

作・演出:長塚圭史

出演:
中村まこと
李千鶴
大久保祥太郎
西山斗真(Wキャスト)
すやまあきら(Wキャスト)
中山祐一朗(東京公演)
松本庵路(松本公演)
志甫まゆ子
宮崎柊太(Wキャスト)
板崎泰帆(Wキャスト)
内藤ゆき(Wキャスト)
木村美月(Wキャスト)
長塚圭史
村岡希美

【東京公演】
2025年11月8日(土)~30日(日)
会場:小劇場 楽園

【松本公演】
2025年12月6日(土)
会場:まつもと市民芸術館 小ホール

チケット情報

公式サイト
https://www.asagayaspiders.com/pg5901187.html

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