ミラノ・コルティナ2026オリンピックまで100日! TEAM JAPANオフィシャルスポーツウェアを発表!!
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(写真左より)森重航、浮田留衣、細山田茜、森宏明、鈴木猛史 (C)JOC/JPC/ASICS
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すべて見る10月29日『ミラノ・コルティナ2026 オリンピック・パラリンピック冬季競技大会 TEAM JAPANオフィシャルスポーツウェア発表会』が実施された。ミラノ・コルティナ2026 冬季オリンピックTEAM JAPAN団長とパラリンピック日本代表選手団副団長、オフィシャルスポーツウェア、シューズ、バッグなどを作製したアシックス常務執行役員は次のようにあいさつした。
TEAM JAPAN団長・伊東秀仁「『パリ2024オリンピック』においてTEAM JAPANは『一歩、踏み出す勇気を。』をコンセプトに大会に臨んだ。そして夏冬一体で臨む『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』ではその思いをさらに発展させて『ともに一歩、踏み出す勇気を。』をテーマに臨む。見るだけではなく、それぞれが自分のフィールドでともに参戦するオリンピックの場でありたいと思っている。挑むアスリートたち一人ひとりにTEAM JAPANの誇りを感じさせ、その姿を見守る方々にも自分の可能性を信じる力を与えられる、そんなTEAM JAPANの一体感を感じさせてくれると確信している」
日本代表選手団副団長・荒井秀樹「IPC(国際パラリンピック委員会)は4つの価値を重視している。『勇気』『強い意志』『インスピレーション』『公平』というパラリンピアンたちが秘めている力こそがパラリンピックの象徴と言われている。パラリンピアンの価値と言われてる『公平』がアシックスさまのデザインとまさしく通じると思う。さまざまな障がいの違いのあるアスリートたちへの工夫がされ、パラリンピックチームが安心して着用して競技に向かって行けると感心している。活力ある共生社会を目指し、パラリンピアンたちががんばる姿を多くの方に見てほしいと思う」
アシックス常務執行役員・甲田知子「ミラノへ向けて、オリンピック開幕100日前にこの発表をできることを非常にうれしく思う。昨年のパリの興奮は心に鮮やかに残っている。今回の冬季大会に向けて、TEAM JAPANを支える一員として、その情熱と絆を受け継いでいきたいと考えている。この後発表されるウェアにはパフォーマンスとサステナビリティの両立というテーマがあるが、夏から冬へつなげる思いが込められている。また地球環境とD&Iの取り組みもアシックスの使命だと思っている。オリンピック・パラリンピックという夢の舞台の盛り上がりに貢献できればと思っている」
アシックスアパレル・エクィップメント統括部開発部マネージャー・大堀亮はオフィシャルスポーツウェアの説明を担った。
「オリンピック・パラリンピックの感動や熱狂を夏季大会から冬季大会へつなげることを意図して開発を進め、パフォーマンスとサステナビリティの両立を継続している。パフォーマンスとサステナビリティの両立を追求するために掲げた3つのテーマを説明したい。『Conditioning(コンディショニング)』『Sustainability(サステナビリティ)』『Diversity(ダイバーシティ)』を柱に開発した。TEAM JAPANを表現するグラフィックには日本の伝統的な流水に着想してデザインした。パリ大会で採用したTEAM JAPANのキーカラーのTEAM JAPANレッドとサンライズレッドのグラデーションを組み合わせることで一体性と連動性を表現している。私たちは流水グラフィックをオフィシャルライセンス商品に採用することでTEAM JAPANとサポーターがつながったワンチームでこの大会に臨んでほしいという願いを込めた」
フェンシング・江村美咲とゴールボール・宮食行次のふたりのメダリストがスペシャルゲストとして登場、冬季のオフィシャルウェアの感想を語った。
江村「このサンライズレッドを見ると去年の『パリオリンピック』を思い出すが、夏から冬へということで、同じカラーのウェアを着用できて、ひとつのチームだと感じた。JOCのコンセプトが『ともに、踏み出す一歩を。』ということで、夏冬一体となってワンチームで私も一緒に戦っている気持ちで全力で応援したいと思う」
宮食「冬季の選手たちと同じ色を着れて、一体感を感じられている。このサンライズレッドを見ると、パリを思い出して、アドレナリンがすごい湧いてくる色だと思う。メラメラと闘志のように燃えてくるので、みなさんもアドレナリン全開で戦ってもらえると思う」
TEAM JAPANオフィシャルスポーツウェアに身を包んだ選手たちは次のようにコメントした。
アイスホッケー・浮田留衣「このサンライズレッドの色合いやグラデーションが袖を通してテンションが上がるのはもちろん、見るだけで胸が高鳴る思いになる。アイスホッケーは氷上の格闘技と言われているので、より一層気合いが入る」
アイスホッケー・細山田茜「インドア用のウェアを着ているが、とても軽くて着心地がいい。なので選手村ではチームメイトと楽しんで過ごしながら、リラックスして試合に臨みたい」
パラクロスカントリー・森宏明「しっかり温かいし、着心地が良くてこのまま着て帰りたいくらい着心地がいい。しっかり軽いので、レース前のアップでも着られると思う。バッグが必要ないくらいポケットがたくさんあるので、機能性があると感じた」
パラアルペンスキー・鈴木猛史「車いすユーザーは袖をすごく気にしながら移動している。お気に入りの洋服や公式ウェアは汚していけないと思い慎重に動くが、このアームカバーがあれば気にせずに移動ができると思った。これで急いで選手村の食堂に行ける」
スピードスケート・森重航は『北京オリンピック』で感じた応援の力について回顧した。
「前回の『北京オリンピック』はコロナ禍で地元の人たちになかなか会えなかったが、レース前日にボードにたくさんのメッセージを記入した写真を送ってもらって、それがすごいパワーになって本番で力が出た。どうしても緊張してしまうが、そのメッセージを見ると緊張がほぐれてすごいパワーに変わる」
最後にミラノ・コルティナ2026 冬季オリンピックTEAM JAPAN副団長・原田雅彦が閉会の言葉を述べた。
「本日スポーツウェアに込めたアシックスのみなさまの熱い思いを伺い、副団長として改めて身が引き締まる思い。開幕まで100日を切った今、多くの選手たちが出場権をかけてトレーニングを重ね予選会に挑んでいる。TEAM JAPANはみなさまの思いが込もったこのウェアをまとって精いっぱい戦い抜いていきたい」
TEAM JAPANが『ミラノ・コルティナ2026オリンピック・パラリンピック冬季競技大会』で着用するオフィシャルスポーツウェアのオーセンティックモデルをアシックスオンラインストアおよびアシックスフラッグシップ原宿にて、10月30日(木)~11月12日(水)の期間限定で先行発売。通常販売は2026年1月上旬を予定。
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