坂元裕二の男女4人劇『またここか』、8年ぶりの再演 キービジュアル公開
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舞台『またここか』キービジュアル
映画『怪物』で、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の脚本賞を受賞し、今年は2本の映画『ファーストキス 1ST KISS』と『片思い世界』が相次いで公開されている脚本家、坂元裕二が2018年に書き下ろした戯曲『またここか』(リトルモア刊)が、2026年2月5日(木) から15日(日) に東京杉並区の座・高円寺1でリバイバル上演される。このたび、本作のキービジュアルが公開された。
本作では、兄と弟を中心とした物語が描かれる。坂元は「他ではあまり書いたことのない、わたし自身の物語のような側面があって、こっそりと愛着を持っています」とコメントを寄せている。演出は、海外戯曲の演出を多く手がけ、今年9月に上演された舞台『ヘヴンアイズ』(デイヴィッド・アーモンド作)の演出でも評価された荒井遼が担当。荒井と坂元の交流は、坂元裕二朗読劇の演出補佐を荒井が務めたことから始まったという。
8年ぶりの上演となる今回は、近杉祐太郎役に奥野壮、宝居鳴美役に馬場ふみか、示野香夜子役に永瀬莉子、そして根森真人役に浅利陽介と、全員が坂元作品初出演の個性豊かな俳優が集結した。チケットの先行受付は2025年11月9日(日) まで。
2026年2月11日(水・祝) の13時公演と17時公演には、坂元によるアフタートークが予定されており、本作の執筆秘話が語られる。また2月6日(金) 19時公演と2月12日(木) 19時公演は、出演者全員によるアフタートークも開催される。
■坂元裕二 コメント全文
『またここか』という戯曲は7年前に書いた兄と弟を中心とした物語です。他ではあまり書いたことのない、わたし自身の物語のような側面があって、こっそりと愛着を持っています。もう一度観たいと思っていたところ、今回荒井さんが再演を買って出てくれました。とても楽しみにしています。
<公演情報>
舞台『またここか』
作:坂元裕二
演出:荒井遼
出演:奥野壮 馬場ふみか 永瀬莉子/浅利陽介
2026年2月5日(木)~15日(日)
会場:東京・座・高円寺1
【アフタートーク】
坂元裕二:2026年2月11日(水・祝) 13:00/17:00
出演者全員:2026年2月6日(金) 19:00/2月12日(木) 19:00
チケット先行受付:2025年11月9日(日) 23:59まで
https://w.pia.jp/t/matakokoka/
公式サイト:
https://matakokoka.jp

