シャロン・ストーン「悪役を演じるのは快感!」『Mr.ノーバディ2』容赦ない女帝にフォーカスした特別映像公開
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                            『Mr.ノーバディ2』 (C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved.
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すべて見る公開中の映画『Mr.ノーバディ2』より、特別映像が公開された。
本作は、平凡でさえない父親が、実は超一流の殺し屋という“裏の顔”を持つ男として、壮絶な闘いを繰り広げる姿をユーモアを交えて描き、スマッシュヒットを記録した『Mr.ノーバディ』の続編。一度キレたら止められない男が、今度は最狂の女率いる巨悪組織と死闘を繰り広げる。
公開されたのは、本編を含むメイキング映像と組織のボスを演じたシャロン・ストーンのコメント。映像では、レンディーナ(シャロン・ストーン)の狂気、そして底知れぬ恐怖を撒き散らす冷酷な姿が映し出される。演じるストーンが「サイコーにホット」と語るとおり、不気味な笑みを浮かべながら華麗にダンスを披露する様子、身に着けているアクセサリーを瞬時に凶器へと変貌させ、制裁を加える強烈な姿が切り取られている。
ストーンは今回の役について「大物の悪役よ。クセ強めのね」と回顧。自身と対立することになる、主人公ハッチを演じたボブ・オデンカークについては「本当にすごい役者。そんな彼から“出演してほしい”と頼まれたら答えはもちろん“喜んで!”よ。彼は誠実で、その知性が演技ににじみ出ているわ」と、熱烈に称賛しつつ、彼から直々の指名をもらい、役に抜擢されたことに喜びを露わにした。

ストーンといえば、『氷の微笑』(1992)、『カジノ』(1995)など、数々の映画史に名を刻む映画に出演。前作以上にハッチと家族の危機レベルを跳ね上げる必要があったため、製作陣にとって“レンディーナ”という役に命を吹き込むのにストーンのようなカリスマ性と深みを持つスターが必要だった。
プロデューサーも務めたオデンカークは、「ボンド映画のヴィランにぴったりの俳優って誰だと思う? そう、シャロン・ストーンだ」と抜擢の決め手を明かし、続けて「彼女は圧倒的な存在感を持つ俳優で、しかもこの役を演じることに完全に夢中だった」とその演技を絶賛した。
一方、ストーンは3人の息子たちが何度もリピートして観るほど『Mr.ノーバディ』の大ファンだということを明かし、「この役を演じているのがとっても楽しかった。ずっと3人の男の子のママとして頑張ってきたから。母親業って、どうしても“自分の感情をコントロールしないといけない”じゃない? でもこの役では、“パラシュートの紐を引くように”完全に解き放たれるチャンスをもらえた。狂気の塊みたいな女を演じるのは、本当に自由で、そして楽しかったの。ちょっと“非凡な”キャラクターをね」と、レンディーナを演じることに純粋な喜びがあったことを語った。
さらに特別映像には、レンディーナの怒りの矛先であるハッチとの決戦の様子も映し出される。激戦で爆炎の嵐が吹き荒れる中、ハッチの妻ベッカ(コニー・ニールセン)や父デヴィッド(クリストファー・ロイド)も参戦し、マンセル一家総出で女帝レンディーナに立ち向かう決戦の行方に期待が膨らむ映像に仕上がっている。
『Mr.ノーバディ2』特別映像(容赦しない女 レンディーナ)
<作品情報>
『Mr.ノーバディ2』
公開中
(C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved.
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