篠井英介主演舞台『欲望という名の電車』田中哲司、松岡依都美、坂本慶介ら出演キャスト発表
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舞台『欲望という名の電車』出演者 上段左から)篠井英介、田中哲司、松岡依都美、坂本慶介 下段左から)宍戸美和公、森下創、ぎたろー、平井珠生、松雪大知、吉田能
2026年3月から4月に上演される舞台『欲望という名の電車』の出演キャストと大阪公演の日程・会場が発表された。
劇作家テネシー・ウィリアムズの最高傑作として知られる『欲望という名の電車』は、1947年にブロードウェイで初演後、世界中で繰り返し上演され、1951年にはヴィヴィアン・リー、キム・ハンター、マーロン・ブランド、カール・マルデンらの出演で映画化、その後、歌劇、バレエ、TVドラマ化されるなど、今もなお世界中で愛されている。1953年の日本初演では、ブランチ役を杉村春子が演じ、以降34年にわたり約600回演じ続ける偉業を成し遂げた。以降、さまざまな女優がブランチを演じ、日本でも幾度となく上演されてきたが、今回の上演では、演出を手がけるG2が“現代に生きている日本語”を目指して自ら翻訳する新訳版を上演する。
このたび発表されたのは、高校生のころから約50年にわたってこの作品に魅了され、今回19年ぶり4度目のブランチを演じる篠井英介と共に物語を彩るキャストたち。ブランチの妹の夫スタンリー・コワルスキー役には、2001年版と2003年版でハロルド・ミッチェル役を演じた田中哲司、ブランチの妹ステラ・コワルスキー役には、Netflixシリーズ『地面師たち』で注目を集めた文学座所属の松岡依都美、スタンリーの同僚ハロルド・ミッチェル(ミッチ)役には、名だたる演出家の作品に引く手あまたの坂本慶介が決定した。
さらに、スタンリーとステラが住むアパートの大家ユーニス・ハベル役で宍戸美和公、ユーニスの夫スティーヴ・ハベル役で森下創、スタンリーの友人パブロ・ゴンザレス役でぎたろー、看護婦・メキシコ女役で平井珠生、集金人の若者役で松雪大知、そして医師役で音楽・生演奏も兼ねる吉田能が出演する。
舞台『欲望という名の電車』は、2026年3月12日(木) から22日(日) に東京・東京芸術劇場 シアターイースト、4月4日(土)・5日(日) に大阪・近鉄アート館で上演される。チケット情報などは後日発表となる。
■田中哲司 コメント
2001年、2003年と、もう20年以上前に英介さんとご一緒させていただいた『欲望という名の電車』にまた参加できるのは、とてもとても感慨深いです。
英介さんにとって特別な作品を、G2さん、英介さん、そして初めましての共演者の皆さんと一緒に模索できるのを楽しみにしてます!
数々の俳優がやってきたスタンリー役を、自分にしかできない、何か、を探しながら稽古に取り組みたいと思います。
■松岡依都美 コメント
このタイミングでこの作品、しかもステラという役をいただけるなんて夢にも思っていなかったので、お話しをいただいたときはとてもうれしかったのと同時に、踏み出すには正直勇気が要りました。文学座の財産演目であるこの作品を、劇団ではない場所で“演る”ということは私にとって大きな挑戦となるからです。でもブランチが英介さんということで、このような素晴らしいチャンスは後にも先にも今しかない!と思い腹を括りました(笑)。演出家のG2さん、英介さんをはじめ、素晴らしいキャスト、スタッフの皆様と共に、まだ見ぬ『欲望という名の電車』に乗ってどんな世界へ旅立てるのか。全力で挑んでまいります!
■坂本慶介 コメント
活字なのに、身体にくる。
初めてこの作品に触れたとき、この感覚に驚いた記憶があります。
私が演じるミッチは揺れています。
シチュエーションは違えど、今の自分に大きく重なり、それはつまり多くの方の今に重なるのだと思います。
ミッチに限らず、この作品の時世を飛び越える圧倒的な何かを、劇場にいらしてくださった方々と共に探していきたい。
そのために精一杯努めます。
劇場でお待ちしております。
<公演情報>
吉住モータース presents『欲望という名の電車』
作:テネシー・ウィリアムズ
翻訳・演出:G2
出演:
篠井英介 田中哲司 松岡依都美 坂本慶介
宍戸美和公 森下創 ぎたろー 平井珠生 松雪大知 吉田能
【東京公演】
2026年3月12日(木)~22日(日)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
【大阪公演】
2026年4月4日(土)・5日(日)
会場:近鉄アート館
公式サイト:
https://yokubou2026.com

