上川隆也主演の『忠臣蔵』でキーパーソンを演じる立石俊樹と岐洲 匠が出演への意気込みを語る!
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インタビュー
(左から)立石俊樹、岐洲 匠 撮影/石阪大輔
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すべて見る堤幸彦演出、上川隆也主演で明治座にて上演される舞台『忠臣蔵』。近年、『魔界転生』『巌流島』などで映像を駆使したダイナミックな時代劇を舞台で表現してきた堤が、令和の時代にどんな「忠臣蔵」を見せてくれるのか? すべての事件のきっかけとなる江戸城の松の廊下における刃傷沙汰を起こす赤穂藩主・浅野内匠頭と敵方の吉良家の家老・小林平八郎の二役を演じる立石俊樹と赤穂浪士のひとりである片岡源五右衛門を演じる岐洲 匠が本作への思いを語った。

――上川さん主演、堤さん演出による令和版『忠臣蔵』という今回の企画について聞いた時の最初の印象をお聞かせください。
立石 僕は普段、主にミュージカルに出演させていただいているのですが、今回のようなストレート作品、しかも殺陣のある本格的な時代劇に出演するのは初めてです。これまで堤さん演出のもと、様々な時代劇がつくられてきたことは存じていましたので、出演の機会をいただけて嬉しく思っています。そして、ずっと作品を拝見してきた上川さんとご一緒できることも本当に光栄です。

――岐洲さんは、この取材の前に行われた製作発表会見で、本作への出演について「魂が震える」、「役者をやっていてよかった」と非常に熱い思いを口にされていました。
岐洲 気持ちが高ぶってしまいました(笑)。(2021年の『魔界転生』に続いて)再び、上川隆也さんとご一緒できるというのが嬉し過ぎました! 藤原紀香さんとも『魔界転生』で共演させていただきましたが、絶対的な安心感がありますし、堤さんとも映像作品を含め、何度か呼んでいただいて、ずっと気にかけてくださるのがすごく嬉しいです。『巌流島』などで演じた役は、架空の人物でしたけど、『忠臣蔵』で演じる片岡源五右衛門は実在の人物。これまで以上に緻密に演じたいという思いもありますが、素直にありのままに役と向き合えたらと思っています。

――そもそも以前、共演された上川さんに対して、そこまで強い憧れや尊敬の思いを抱くようになったのはなぜなんでしょうか?
岐洲 座長としての“背中”をしっかりと見させていただいたからです。僕がドラマなどで座長を務めさせていただくことになったとき、すぐに思い浮かんだ姿が上川さんでした。撮影中、心の中にずっと活力として上川さんが存在していました。今回も間近で上川さんを見られるのがすごく楽しみですし、上川さんのノイズにならないように(笑)、頑張りたいです!
――立石さんは、浅野内匠頭に加えて、吉良上野介に仕える家老・小林平八郎の二役を演じられます。
立石 正直、「なぜこの二役?」と思った部分もありましたが、敵対する両家の人間で性格も立場もまったく異なる役柄を演じるというのは、なかなかできない経験だと思っています。浅野内匠頭は家中でも慕われるお殿様であり、刃傷沙汰に至るまで、様々に自分の中に吞み込んできた思いがあった上で、誇りやけじめのためにあの松の廊下の事件を起こす。一方の小林平八郎は冷徹で陰湿な策士の一面を持つ人物で、しかも二刀流の使い手です。両極端な役を演じ分けることになりますが、それが今回の堤さんの演出による『忠臣蔵』の中で欠かせないピースになると思うので、どのように演じるのか、いまからワクワクしています。

――二役を演じることで、上川さんだけではなく、吉良上野介役の高橋克典さんともご共演されることになりますね。
立石 はい。深みのあるお芝居をされる大先輩の方たちと交わることができるのが嬉しいですし、貴重な機会だと思いますので、しっかり勉強させていただくつもりです。
――浅野内匠頭と片岡源五右衛門は主君と家臣という関係で、特に刃傷事件の後に切腹に向かう内匠頭を源五右衛門が見送る今生の別れのシーンは、これまでの『忠臣蔵』でも描かれてきた重要なシーンです。
岐洲 唯一、内匠頭に面会を許された男ということで、源五右衛門という役を演じる上で、すごく重要なシーンになると思います。演じる上で、心の底から人として、この人のことを尊敬し、大好きでいることがとても大切になると感じています。実は立石さんとは殺陣の稽古で少し顔を合わせただけで、きちんとお話しさせていただくのは今日がほぼ初めてなんですけど、内匠頭が立石さんで良かったなと思っています。
立石 いや、こちらこそです。匠くんはムードメーカーで、一緒にいて場がフワッと温かくなるのを感じました。今回の座組、そして浅野家にとって欠かせない、すごく貴重な存在だと思います。
岐洲 不思議なんですけど、僕はわりと人見知りなところがあるんですが、『巌流島』『魔界転生』、そして今回も、すごくリラックスして現場にいられるんです。
立石 僕もすごく緊張しいなところがあるんですけど、匠くんをはじめ、みなさん気さくで安心しています。
岐洲 上川さんも会見で「楽しむ」ということをおっしゃっていましたが、ぜひ楽しみながらみなさんと一緒に良い作品をつくっていきたいと思います!

取材・文/黒豆直樹
撮影/石阪大輔
<公演情報>
『忠臣蔵』
[演出] 堤幸彦
[脚本] 鈴木哲也
[出演]
上川隆也 藤原紀香 立石俊樹 藤岡真威人 崎山つばさ 岐洲 匠 石川凌雅 近藤頌利 藤林泰也 唐木俊輔 財木琢磨 松田賢二 徳重 聡 珠城りょう 高橋克典 ほか
〈東京公演〉
日程:2025年12月12日(金)〜28日(日)
会場:明治座
〈名古屋公演〉
日程:2026年1月3日(土)〜6日(火)
会場:御園座
〈高知公演〉
日程:2026年1月10日(土)
会場:高知県立県民文化ホール
〈富山公演〉
日程:2026年1月17日(土)
会場:富山県民会館
〈大阪公演〉
日程:2026年1月24日(土)〜27日(火)
会場:梅田芸術劇場メインホール
〈新潟(長岡)公演〉
日程:2026年1月31日(土)
会場:長岡市立劇場
チケットURL
https://w.pia.jp/t/chushingura/
公式サイト
https://chushingura-ntv.jp/
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