Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 「三國志」初心者にも絶対おすすめ! 壮大な物語はシリーズ第二弾へ! 荒牧慶彦×福澤 侑インタビュー

「三國志」初心者にも絶対おすすめ! 壮大な物語はシリーズ第二弾へ! 荒牧慶彦×福澤 侑インタビュー

ステージ

インタビュー

チケットぴあ

(左から)福澤 侑、荒牧慶彦 撮影/石阪大輔

続きを読む

フォトギャラリー(5件)

すべて見る

演劇界きっての「三國志」オタクを自認する荒牧慶彦が企画・出演を務める「三國志演技」第2弾、剣劇「三國志演技~曹魏」が11月28日より明治座で上演される。英雄・曹操を主人公に据えた本作で、主演を務めるのはこれまで幾多の作品を荒牧と共につくり上げてきた福澤 侑。いったいどのようなドラマが展開するのか? 荒牧と福澤に話を聞いた。

――昨年4月に上演された剣劇「三國志演技~孫呉」に続くシリーズ第2弾です!

荒牧 僕自身、「三國志」が大好きで、いつか「三國志」を題材にした作品に出演したいという思いがありました。でも、なかなか縁がなく(苦笑)、それなら自分で作っちゃえ! と。
前回の「三國志演技~孫呉」で主人公の孫策を演じてもらった梅ちゃん(梅津瑞樹)もそうですが、「三國志」に挑むなら信頼できる俳優、一緒にこの世界で戦っていくのに欠かせない仲間とやりたいということで今回は、(福澤)侑にお願いしました。侑とは多くの作品をともにしてきましたが、信頼しているのはもちろん、曹操という役を通して侑の新たな一面を引き出せるのでは? と思い、出演を相談しました。

福澤 光栄です! 荒牧くんが「三國志」を大好きなのは知っていましたから、「僕でいいんですか?」という思いもありましたが、嬉しかったです。

――福澤さん演じる曹操は、「三国志演義」では劉備(蜀)の前に立ちはだかる“敵”として悪役然としたキャラクターで描かれることが多いですが、今回はどのような曹操に?

荒牧 そこは従来のイメージ通り、荒々しい存在にしたいなと思っています。曹操だけでなく彼が率いる曹操軍自体を“荒くれ者集団”として描き、それに対して僕が演じる袁紹を中心とした袁紹軍は、生まれの良い貴族集団として、その対比を描ければと思っています。

福澤 正直にお話しさせていただくと、僕自身は「三國志」のことはまったく詳しくありません(苦笑)! 今回、お話をいただいた時点で名前を聞いたことがあったのは呂布くらい。これまでの人生で「三國志」が僕の手元に来ることはありませんでしたが、そういう意味でも今回、この世界に触れられるのが楽しみです。

荒牧 実は脚本・演出の末原拓馬さんも、「三國志」についてはあまり詳しくないんです。そんな末原さんにあえてお願いしているんですけど、末原さんはシェイクスピアが好きで。せっかく演劇として「三國志」を表現するなら、とことん演劇的に描きたい――裏テーマを“三國志×シェイクスピア”にしたいという思いもあって、末原さんにお願いしましたが、その要素はしっかり感じていただけると思います。

――“剣劇”を謳っていますが、この作品ならではの殺陣の魅力についても教えてください。

荒牧 剣劇パートは芝居とはまた少し違って、ドリームマッチみたいな感じで、本来は戦うはずのない人物同士を戦わせたりもするので、そこは物語とはまた別で楽しんでいただけるのではないかと思います。僕はお客様参加型が好きで、“戦張扇(いくさハリセン)”というのをお客様にお配りしますので、それを使って応援しながら観ていただきたいです。

福澤 とにかく(殺陣の)説得力のあるキャストの方々が多いです。僕は今回のようなタイプの殺陣の経験が少ないので、これから稽古をしていくことになりますがすごく楽しみです。

――共演陣の印象についてもお聞かせください。

福澤 曹操軍はほぼ全員おなじみの面々ですので(笑)、自然にある仲間感は大事にしつつ、単なる仲良しこよしだけではない曹操軍の“色”を出していきたいです。

――荒牧さんはそもそも「三國志」のどんなところに惹かれたのでしょうか? 中国の歴史物語が日本でこれだけ愛される理由はどんなところにあると思いますか?

荒牧 登場人物たちが熱いんです。そこにみんなが大好きな要素――友情、裏切り、部下や上司との人間関係の悩み、「国を興すとは?」という思いなどがふんだんに詰まっています。そういうところが人を惹きつけてやまないのでないかと思います。
一方で僕が個人的に好きになった理由は、初めて触れた“バッドエンド”の物語だったということです。小さい頃、横山光輝さんが手がけられた「三国志」の漫画に触れ、どんどんのめりこんでいきました。最終的に(主人公の劉備が興した)蜀が滅んで物語は終わりますが、「え? 蜀が滅んじゃったよ……」という驚きもありましたし、あれだけ活躍していた武将たちが次々と死んでいく喪失感によってどんどん前のめりにさせられていきました。

福澤 今回、初めて「三國志」に触れて、自分なりに研究を続けていますが、主要人物だけでもすごい数(笑)。武将だけでなく、その周りの人たちも含めて、それぞれにストーリーがあります! これは生半可な気持ちではできないぞと思いつつ、その世界観の深さを大事にしていきたいです

――最後に作品を楽しみにされている方、特に「三國志」は詳しくないけど……という方に向けてメッセージをお願いします。

荒牧 自分で言うのもなんですが、僕はたぶん、業界一の「三國志」オタクだと思います。良いところはもちろん、「三國志」の欠点(「話が長すぎる」、「人物が多すぎる」、「オジサンばっかり」……)もわかっているオタクがつくった「三國志」への“入口”なので、間違いないです! 「三國志」を知らなくても楽しめます!

福澤 (荒牧を指して)「三國志」と関係ないお仕事の現場でも、ずっとゲームで「三國志」やっているんです(笑)。「え? また?」って。僕もゲームは好きだし、普段はあんまりそういうこと言わないんですけど、(ゲーム好きの)僕でも飽きますよ! ひとつのゲームをずっとって(苦笑)。その荒牧くんの熱さを僕らの芝居を通して一緒に舞台でお伝えできればと思います!

取材・文/黒豆直樹
撮影/石阪大輔
ヘアメイク/akenoko▲(荒牧) 礒野亜加梨(福澤)
スタイリスト/ヨシダミホ(荒牧) 伊里瑞稀(福澤)
衣裳(福澤)/ジャケット、パンツ(vivastudio®)シャツ(LUENNA)

<公演情報>
剣劇「三國志演技〜曹魏」(けんげき「さんごくしえんぎ~そうぎ」)

日程:2025年11月28日(金)~12月7日(日)
会場:明治座

【アフタートークイベント】
・11月30日(日)12:00公演 終演後:三國志講座~曹操軍編~
登壇:荒牧慶彦、福澤 侑、廣野凌大、田村 心、小坂涼太郎、持田悠生
・12月3日(水)13:00公演 終演後:三國志講座~補講~
登壇:荒牧慶彦、福澤 侑、持田悠生、富田 翔、武子直輝、東山義久
・12月4日(木)13:00公演 終演後:三國志講座~袁紹軍編~
登壇:荒牧慶彦、松島勇之介、砂川脩弥、益川和久、唐橋 充、富田 翔

[脚本・演出] 末原拓馬(おぼんろ)
[企画] 荒牧慶彦

[出演]
曹操(そうそう):福澤侑

〈曹操軍〉
夏侯惇(かこうとん):廣野凌大
荀彧(じゅんいく):田村心
夏侯淵(かこうえん):小坂涼太郎
郭嘉(かくか):持田悠生

〈袁紹軍〉
顔良(がんりょう):松島勇之介
文醜(ぶんしゅう):砂川脩弥
張郃(ちょうこう):益川和久
田豊(でんほう):唐橋充
許攸(きょゆう):富田翔

貂蝉(ちょうせん):???
呂布(りょふ):武子直輝

関羽(かんう):早乙女友貴
董卓(とうたく):東山義久

袁紹(えんしょう):荒牧慶彦

チケットURL
https://w.pia.jp/t/kengekisangokushi/
公式サイト
https://kengekisangokushi.com

フォトギャラリー(5件)

すべて見る