『トイ・ストーリー5』に新たな“ライバル”登場! ウッディとバズがおびえる最新映像公開
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『トイ・ストーリー5』ポスター (C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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すべて見るシリーズ最新作『トイ・ストーリー5』の最新映像とポスターが公開された。
おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃのかけがえのない絆をドラマティックに描いてきた『トイ・ストーリー』シリーズ。公開された映像では、子ども部屋に届けられた箱を前に恐怖するおもちゃたちの姿が描かれている。レックスとスリンキー・ドッグはブルブル震え、フォーキーとカレン・ビバリーは目を覆いながら指の隙間から覗き込み、ミスター・ポテトヘッドはミセス・ポテトヘッドの目を剥ぎ取る。そしてジェシーとブルズアイも怯えきった表情を浮かべている。このシーンは、30年前の『トイ・ストーリー』冒頭で描かれた、アンディの誕生日に最新式のおもちゃ「バズ・ライトイヤー」が届いた際におもちゃたちが恐怖する場面を彷彿とさせる。

おもちゃたちのライバルになるであろう届けられた箱の中身は、子どもたちも夢中になっているタブレット。「やったー! うれしい! ありがとう!」と大興奮するボニーにタブレットは「こんにちは! わたしはリリーパッド。一緒にあそぼう!」と明るく話しかける。ラストには、ウッディとバズ・ライトイヤーが登場し、この最新テクノロジーに怯え、震えながら抱き合うコミカルなシーンで幕を閉じる。


監督・脚本を務めるのは、本シリーズのすべてを手がけてきたアンドリュー・スタントン。ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであり、1作目からシリーズに関わり続けるピート・ドクターは「彼はトイ・ストーリーのすべての映画で脚本を書いている天才です」とスタントンを評している。
彼がシリーズを通して語ってきたテーマは「おもちゃは子どもたちのためにあるものだ」というもので、ウッディとバズは対立することも多いが「おもちゃにとって一番大切なことは、“子どものそばにいること”」だと信じている姿が描かれてきた。しかし、テクノロジーがあふれ、子どもたちが電子機器に夢中になっている現代において、“おもちゃ”の本当の役割とは何なのか、という問いが本作では描かれるようだ。
スタントンは「『トイ・ストーリー5』で、おもちゃたちはとても大変な状況に直面することになります。今の子どもたちは電子機器に夢中。おもちゃはかないません。テクノロジーがどこにでもある今の時代、おもちゃには、携帯、タブレットなど、強力なライバルがいるのです」とコメント。ドクターは本作のテーマのひとつを「トイ・ミーツ・テクノロジー(Toy Meets Tech)」と表現し、「いまウッディはボーと一緒に迷子のおもちゃたちを助けるために働いているし、バズとジェシーはボニーの部屋のリーダーで彼らは別々の所にいる。でもリリーパッドの登場で“本当に子どもに必要なこと”について、おもちゃたちは対立するんだ。ウッディは助けを求められて戻ってくるんだけど、ウッディとバズは意見がいつも合うわけじゃない」と最新作の概要を明かしている。
『トイ・ストーリー5』最新映像(日本語字幕入り)
<作品情報>
『トイ・ストーリー5』
2026年夏公開
(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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